完全にローカルな雰囲気
「バミー ジャップガン」はチャイナタウンらしい街並みに完全に溶け込み、ローカル度抜群の店構えをしています。今回訪れた際は外国人の姿は全く見かけず、お店の周辺に住んでいる常連さんや噂を聞きつけてやってきたタイ人ばかりです。ソイ(路地)に佇むお店ですが、知っている人は知っている人気店であり、いつもお客さんの足が絶えないというお店です。実はこのあと違うお店にも取材にいったのですが、そこの店員さんに「中華街でおすすめのバミーのお店」として勧められたほどです。チャイナタウンに住む人々には馴染みのお店であり、誰もが知っているお店として有名なようです。![]() 小さなお店のはずが従業員はたくさんいます!それほど人気のお店ということですね。 |
![]() 調理台の横にある座席には一人で 食べに来たタイ人男性が多くいました。 |
![]() 何度みてもこの量はすごいです。バンコクではまず見ることのない麺の量に圧巻です!! |
大盛りの麺を一気に茹で上げます
店先と店内に座席がありますが、何よりも目に入るのが店先でバミーを手際よく調理している姿です!調理台にはすでに出来上がったバミーが器に盛り付けられ、その横ではさらなるバミーを準備する豪快な調理を目にすることができます。店内の座席に着く前に必ず調理台の前を通るので、鍋にかけられた強い火の熱気が肌まで伝わってきます。調理台の横にある鍋でも違う作業が行われています
バミーに使用する麺を茹でているの一人ですが、調理台の左右ではテイクアウト用のバミーを準備する人や、もう一つの釜の上で作業をする人がいて手が休まることはないようです。メインの調理台では大きな湯気が上がる鍋の中に大量の麺を投入し、素早く茹で上げでいます。こんなに器を準備したら美味しくなくなるのでは??と思ったのですが、心配は無用でした!代わる代わるお客さんが入って来るので、準備をしていてもすぐにその山は無くなってしまいました。スープあり?スープなし?どちらか一つを選択!
タイ語も英語も中国語?も分からなくても大丈夫!何故なら「バミー ジャップガン」のメニューはとってもシンプルに『二つ』しかないからです。一つは『バミー・ナーム 』ことスープ有りの汁そばで、やっぱり麺料理にはスープが大事!という方はこちらがおすすめです。もう一つは『バミー・ヘーン』ことスープ無しの油そばです。スープがあるとお腹がいっぱいになる、という方にはこちらがおすすめです。どちらも味はシンプルで薄味となっているので、テーブルにある調味料でお好みの味に整えてお召し上がりください。スープありのバミーはとってもいい出汁がでています
○バミー・ナーム 30Bath(大盛り40Bath)スープなしのバミーは歯ごたえの良い麺でペロッと食べることができます
○バミー・ヘーン 30Bath(大盛り40Bath)山積みになったテイクアウト用バミー
「バミー ジャップガン」のもう一つの魅力といえば、手軽に食べれる「テイクアウト」です!常時山積みになっているテイクアウト用のバミーは、店で食べるのと同じ量が入っているのでかなりの大きさになっています。常連さんの大半はテイクアウトして持ち帰ることが多いようで、時間に関係なく人が訪れます。また、店内で一度食べてみて美味しいことが分かると家に持ち帰ろうと大量に購入していく人もいます。![]() 出来上がったバミーは手際よく一つずつ紙に包まれていきます |
![]() 普通より量が多いので包むのも難しそうですが、器用に包んでいきます。 |
![]() テイクアウトも絶え間なくお客さんがやってきるため山盛りに準備しておく必要があります。 |
ここで降ろしてもらってください!
ヤワラート(チャイナタウン)にある「バミー ジャップガン」の最寄り駅はMRTフアランポーン駅です。徒歩でも行けない距離ではありませんが少し時間がかかるので、出来ればタクシーかトゥクトゥク(三輪自動車)で向かうといいでしょう。タクシーで「チャルンクルン通り(Charoen Krung)23、ソイ・チャルンチャイ(Soi Charoen Chai)1」で降ります。ソイ(路地)に入って約3m進むと右側にお店があります。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2007-09-06