タイの伝統様式の邸宅を改装した一軒家レストラン。本格的なタイ料理ながら辛さ控えめなので、辛いものが苦手な方にもおすすめ。

サワディーカップ、バンコクナビです。
せっかくタイに来てタイ料理を食べるのなら雰囲気もタイっぽいところがいい。今回ご紹介する「マンゴツリー」はそんな方におすすめのレストラン。タイの伝統様式の一軒家レストランで、タイの邸宅に招かれて食事をしているような気分に浸ることができます。提供するのは本格的なタイ料理でありながら辛さ控えめなので、辛いのは苦手という方にもおすすめできます。
<アクセス>
マンゴツリーは最寄り駅のBTSサラデーン駅から徒歩5分。駅の1番出口からシーロム通りに下り、そのまま少し直進します。やがて右手に現れるソイ6に入り、突き当たりを左折、そしてすぐに右折。ちょっと歩くと左手にマンゴツリーの建物が見えてきます。コカ本店の横にあります。
 BTSサラデーン駅1番出口からシーロム通りに下ります |
 そのままシーロム通りを直進。ソイ6はバンコククリスチャン病院のちょっと先です |
 ソイ6に入ったら突き当たりを左折してすぐに右折します |
タイ様式の邸宅を改装した一軒家レストラン

マンゴツリーの建物は、タイスキの有名店「コカレストラン」のオーナーであるピタヤ氏が見つけたタイの伝統様式の邸宅をレストランに改装したもの。屋内席とテラス席があり、テラス席は喫煙が可能です。

建物の入り口にはアンティークカメラのコレクションが並べられています。ナビはカメラに詳しくないのでわからないのですが、きっとものすごく貴重なものなんでしょうね。

そしてこれまでに受賞したた数々の賞状とトロフィー。「Thailand’s Best Restaurants」というのに何度も選ばれているようですね。料理の味だけでなく、店の雰囲気やサービスなども含めての受賞となったようです。
優しい味付けのマンゴツリーのメニュー
○マンゴ・タンゴ 110バーツ【Mango Tango】
甘さ控えめですが、マンゴーの味をかなり濃厚に味わえるドリンク。上に乗せられたミントの葉が清涼感も与えてくれます。
○ガイ・ホー・バイトーイ 200バーツ
【Gai Hor Bai Toey】
鶏肉をバイトーイに包んで揚げたもの。バイトーイというのは甘い香りのする不思議なハーブで、料理の香り付けによく使われます。この料理もバイトーイの甘い香りが鶏肉にしっかりと移っていて、お肉もすごくジューシー。甘酸っぱいタレが付いてきますが、ナビ個人的にはこのタレはあまり付けないほうが鶏肉本来の旨みとバイトーイの香りを楽しめていいかなと思いました。
○トム・カー・ガイ 190バーツ【Tom Kha Gai】
タイのスープでトムヤムクンと並んで人気なのがこのトムカーガイ。鶏肉とココナッツミルクのスープです。ココナッツミルクのクリーミーな味わいの中にキリッとした酸味があり、生姜やレモングラスなどが味に深みを与えてくれます。マンゴーツリーのトムカーガイは具もたっぷりなのでかなり食べ応えがあります。
○パッタイ 250バーツ【Phad Thai】
タイ風焼きそば。屋台なんかでも気軽に味わえる庶民料理の代表格ともいえますが、マンゴツリーのパッタイは屋台のものとは一線を画す気品のある味に仕上がっています。麺の上に網目状になった卵が乗せられていて、それが味付けの濃いパッタイを優しく包み込んでマイルドにしてくれている感じ。麺の中にはプリップリの大きな海老が何匹か隠れています。
○カラ・トン・トーン 150バーツ
【Kra Thong Thong】
ネーミングもかわいければ盛り付けもかわいいこの料理。食べられるカップに2種類の具を小さいスプーンで盛り付けて食べます。オレンジ色のものはココナッツの実を着色したものらしく、かなり甘め。パリパリとスナック感覚でいただけます。日本の駄菓子でもこんな感じのものがあったような……。

いかがでしたか? マンゴツリーは東京にも数多くの支店がありますが、タイらしい雰囲気の中で料理をいただけるのはバンコク店だけ。夜にはキャンドルが灯されてロマンティックな雰囲気になるのでカップルにもおすすめです。以上、バンコクナビでした。