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セリーン バンコク

โรงแรมสิรีณบางกอก

バンコク > ウィークエンドマーケット・チャトゥチャック

室内はアート満載! バンコクの異色ホテルをご紹介!

サワディカップ、バンコクナビです。普段、皆さんがバンコクに滞在する際、タイのビジネスの中心地であるシーロムや高級住宅街のスクンビットなどを滞在先の候補として真っ先にあげていませんか?確かに高架鉄道のBTSや地下鉄MRTなどに程近ければ移動にはとても便利で、どこに行くにも簡単でしょう。ですが結構広いバンコクには旅行者はもちろん、在住者でもあまり行かない地域が沢山あって、今回はそのうちの一つ、ラチャダーピセークエリアから全8室、お部屋タイプは2タイプのみ、プチホテルの代表で室内はアートそのものの「Serene Bangkok(セリーン バンコク)」をご紹介しましょう。きっと1泊だけでも泊まってみたくなりますよ。

場所はどこですか?

「セリーン バンコク」があるのはバンコク市内北東寄りの方向、簡単に立地を説明すればバンコクの中心からみて旧国際空港のドンムアン方向向きにあたります。最寄り駅はBTSならチャトチャック市場に近いモーチット駅、又は地下鉄ならばパホンヨーティン駅となります。ただしいずれも徒歩では無理な距離ですのでタクシー利用になります。通りの名前でいくと「ラチャダーピセーク ソイ46/1」となります。
シェルのスタンドが目印です

シェルのスタンドが目印です

この看板をお見逃しなく

この看板をお見逃しなく

3階建てでエレベーター無し


建物の外観は淡いベージュで日本のアパートか社員寮のようです。1階にはフロント兼朝食会場兼ビジネスセンターとして使用される部屋や厨房などがあり、2階、3階が客室階となります。エレベーターはありませんので階段での昇り降りになりますが、お部屋の魅力を考えれば苦にならないのではないでしょうか。
バルコニー付きのお部屋もあります

バルコニー付きのお部屋もあります

パームツリーが南国気分をもりあげています

パームツリーが南国気分をもりあげています

お部屋番号はありません

小さいけどプール付き

小さいけどプール付き


お部屋のカテゴリーとしてはデラックスとスタンダードの2種類に分かれていて、2階にそれぞれ2部屋ずつ、3階にも2部屋ずつという構成です。しかし面白いのは普通のホテルのように○○号室といったお部屋の番号はありません。それぞれのお部屋にはタイトルが付いていて名前で管理されています。全てのお部屋の名前ですが
 - バラの部屋(デラックス)
 - 蓮の部屋(デラックス)
 - 鯉の部屋(デラックス)
 - リラウディーの部屋(デラックス)
 - ひまわりの部屋(スタンダード)
 - ブルーアンダマンの部屋(スタンダード)
 - 黄金色の農村の部屋(スタンダード)
 - 森の部屋(スタンダード)
となっています。
無料のPCもあります

無料のPCもあります

絵柄でお部屋がわかります

絵柄でお部屋がわかります

バラの部屋(デラックスルーム2階)

それではまずデラックスルーム、バラの部屋から見てみましょう。壁はピンクに塗られ、真っ赤な大輪の薔薇が描かれています。デラックスとスタンダードの違いは

1.ベッドがデラックスはダブルベッド、スタンダードはツイン
2.部屋の広さがスタンダードの方が若干広い。
3.デラックスにはDVDあり。
4.デラックスにはミニバーと冷蔵庫があり。
5.デラックスには電気ポットとお茶セットがあり。

というところです。残念ながらバスタブはデラックス、スタンダード共にありません。
2階の角部屋にあたります

2階の角部屋にあたります

室内はピンクで統一

室内はピンクで統一

大輪のバラ

大輪のバラ

デラックスの室内備品
DVDプレーヤー

DVDプレーヤー

冷蔵庫内ミニバー

冷蔵庫内ミニバー

日本のプラグ対応可(240V)

日本のプラグ対応可(240V)

浴室内は極めてシンプル

シャワーと洗面台、トイレのシンプルなトイレです。さすがに浴室内は水気がるためか、 『絵』は描かれていませんね。

ひまわりの部屋(スタンダード 2階)

ひまわり畑の中にいるよう

ひまわり畑の中にいるよう


こちらはツインベッドのスタンダード、ひまわりの部屋です。室内色は薄いブルーで、まるでひまわり畑にいるかのようにいくつものひまわりが描かれています。ベッドのサイズは普通のシングルサイズで、寝心地の良さそうなベッドです。壁に額縁があってそこにもひまわりの絵が描かれているのかと思いきや、この額縁も『絵』でした。
蝶も舞っています

蝶も舞っています

この額縁も『絵』です

この額縁も『絵』です

ブルーアンダマンの部屋(スタンダード 2階)

深海にいる気分

深海にいる気分

まるで海の中で眠るような、そんな感覚になれるのではないでしょうか。鳥に喰らいつこうとしているピラニアや鯨も一緒でメルヘンの世界に来たような気がするお部屋です。
室内はブルーで統一

室内はブルーで統一

大蛸もいます

大蛸もいます

階段や踊り場、建物の壁にもアート

お部屋の中だけでなく、建物全体にアートが溢れています。階段の窓のムコウ、建物の壁面に描かれた絵がガラス戸を通して見えるようになっていたり、通路の壁にはマングースのような小動物が花瓶を見上げる絵が描かれていたりと、いろいろな絵をホテル内のあちこちで楽しむことができます。ほんのりというか気が和らぐのを感じますね。
通路の壁

通路の壁

絵は建物の壁に描かれています

絵は建物の壁に描かれています

鯉の部屋(デラックス 3階)


微妙に色の濃さが違うブルーの地色に円を描いて泳ぐ鯉が描かれたお部屋です。「お魚になったワ・タ・シ」というフレーズが浮かんできました。水中で人魚のように魚と遊ぶ夢が見れたら嬉しいですよね。

黄金色の農村の部屋(スタンダード 3階)

ベッドのムコウには緑の野山と黄色い稲穂が風に揺れる光景が描かれています。意外と日本の故郷にもありそうな光景で懐かしく思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。山に抱かれて眠る・・・安眠間違いなさそうです。

森の部屋(スタンダード 3階)


木の陰からウサギが2匹顔を出しました。色彩といい構図といいメルヘンそのものです。お菓子の家を見つける・・そんな夢を見れそうなお部屋ですね。

別棟はスパになっています

敷地内、プールを挟んで別棟が建てられています。フットマッサージ用のチェアとタイ古式マッサージ用のベッドが並んでおり、その奥にはアロママッサージ用の個室が2室。この個室内にも「木」の『絵』が描かれていました。さらに驚いたことに、この建物の中には『木』が天井を抜けて生えています。オーナーさん曰く、「最初から木が生えていたので、切るのはかわいそうだからそのままにしてあります」とのこと。そう言えば客室に描かれていたのも全て「自然」をモチーフに描かれた絵ばかり、きっとナチュラリストの画家が描いたんでしょうね。
個室にも木の絵

個室にも木の絵

本物の木が天井を突き抜けています

本物の木が天井を突き抜けています


スパメニューとプロダクツ
スパのメニューは5種類。
 - タイマッサージ 2時間 400バーツ
 - フットマッサージ 70分 300バーツ
 - アロマセラピー  90分 800バーツ
 - リラクゼーションマッサージ 1時間 300バーツ
 - フットスクラブ  15分 100バーツ
となっていて、店内にはアロマ用品が販売用に並べられています。きっとお手頃価格だと思いますよ。
各種アロマグッズ

各種アロマグッズ

ハーバル歯磨き

ハーバル歯磨き

隣は幼稚園


車で来る場合、ラチャダーピセーク通り沿い、シェル石油のガソリンスタンドが目印です。ソイ46/1の札を左折すると正面が幼稚園になっていて、その脇道がセリーナバンコクに入る小道になっています。うっかりそのまま入って行くとゴルフの練習場の脇に出ますので、そうしたらスパの方からお入りください。実はナビもそこまで行ってしまいました。
左が幼稚園

左が幼稚園

ここまで行ったら行き過ぎです

ここまで行ったら行き過ぎです

スパ側の入り口

スパ側の入り口

如何でしたか?「セリーン バンコク」。正直なところ好き嫌いの分かれるホテルだと思います。企業経営というより民宿を営んでいるようなオーナーさんの人柄がとても優しく、ナビも気分転換に一晩泊まりたくなりました。アートに囲まれ、癒されて眠ればイヤなことを忘れて帰国できそうな気がします。以上、バンコクナビでした。

基本情報

  • 住所159/5 Soi Ratchadapisek 46/1Ratchadapisek Road, Jatuchak
  • 住所(タイ語)159/5 ซอย.รัชดาภิเษก 46/1 ถนน.รัชดาภิเษก จตุจักร กรุงเทพมหานคร 10900
  • 電話番号02-930-2009
  • ファックス02-930-2219
  • チェックイン14:00
  • チェックアウト12:00
  • クレジットカードVisa / Master / JCB
  • 駐車場15台
  • 日本語全室ワイヤレスLAN無料
  • INTERNET全室室内禁煙
  • 行き方【BTS・MRT】
    BTSモーチット駅又は、MRTラートプラオ駅からタクシーが一番無難です。距離で近いのはMRTパホンヨーティン駅ですが、タクシーに乗るには不便ですのでオススメしません。地図

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-06-10