黄色いトラムに乗って王宮周辺を約30分で回るショートトリップ
サワディーカー! バンコクナビです。
王宮周辺は観光ポイントがいっぱいあります。その一帯を一巡するトラムが王宮前広場から出ています。トラムとは言うものの路面電車ではなく車ですので、一般道を走ります。観光の下準備によさそうです。レトロな街の雰囲気も味わえるということで乗車してみました。気に行った所で途中下車もできます。
トラムの旅はサナームルアンから
スタート地点はサナームルアン(王宮前広場)で、ワットプラケオ(エメラルド寺院)の向かい側です。黄色いトラムが停車しています。基本的には朝8:00から17:00まで30分間隔で発車しますが、乗客数により流動的なようです。途中下車可ですが途中からの乗車はできません。料金は30バーツで約30分の走行。トラムのそばにオレンジ色のシャツを着た女性がいます。彼女が運転手。ここで料金を支払います。このトラムはもう10年も走っているそうです。観光ポイントを巡りますが駐車はしません。
こんな所を通って行きます
サナームルアン(王宮前広場)+ワットプラケオ(エメラルド寺院)→国防省→防衛局→サイアムミュージアムへと行きます。それからチャオプラヤ川沿いのマハラート通り、プラアーティット通りと行き、カオサン通りを左に見てサナームルアン(王宮前広場)に戻ってきます。
走っているトラムからの写真です(!)どうぞご一緒に。
 ワットプラケオ 8:00-15:30 |
 国防省 |
 防衛局 |
 ワットポー 無休 |
 サイアムミュージアム10:00-18:00月休 |
 ターラチャウォラディット(王室の桟橋) |
 にぎわい |
 ワットマハタート(ユワラートランスリット) |
 タマサート大学 |
 国立劇場8:30-16:30 |
 ユニセフ |
 色彩が楽しい |
 プラスメン砦 |
 カオサン通りを左手に見て |
 終点間近です |
 国立博物館 9:00-16:00月火祝休 |
渋滞もなくスイスイ車は走りました。30分もかからず。やや渋滞気味の方がゆっくり見られてよかったかな…。ともあれ、トラムは動くガイドブックといったところです。
そぞろ歩き
サナームルアンに戻ったあと、来た道をプラアーティット通りまでぶらりと歩いて行ってみました。トラムのルートは、有名な寺院や政府関係の建物などそうそうたる建造物の中を行き、さらに大学やバックパッカーやタイの若者も集うカオサン通り付近を通る…。古き良き街並みを走って観光客や学生や地元民の賑わいの中を行きます。あたりに活気あるお店がたくさん並んでいます。外人観光客向けだけではないのが味わいあるところ。途中下車すればターティアン、ターチャーン、タープラジャンといった船着場にも行くことができます。
クイジアップユアン
プラスメン砦のあるサンティチャイプラカン公園までやってきました。この砦の奥が公園になっています。チャオプラヤ川に面しています。道路をはさんでこの公園の向かい側に大賑わいのクイッティアオ屋さんが2件並んでいました。その一軒に入ってみました。間口は狭いが外にもテーブルも出て賑わっています。店の名はクイジャッププユアン。

普通のクイッティアオだと思って食べたらスープが違う。スープがとろりとしています。麺もセンレックかと思ったらクイジャップユアンという麺だそうです。店名もそのものズバリのクイジャップユアン。タイのクイジャップは太マカロニのようですが、これはそうではありません。ベトナムのクイジャップということらしい。実はここまで歩いてくる途中、食事時ということもあっていいにおいが漂っていたのです。なつかしいにおい…うどんのよう。まさかねと思いながら腹ペコのナビは歩いていました。もしかしたらこのスープの香りだったのかも。ほっとする味です。30Bと40Bの2種類あり。
お店の人がイサーン(タイ東北部)料理だと言うくらい、イサーン方面では良く食べられているようなのです。また入っているソーセージがハーブの香りがしてとてもおいしい。ウボンラーチャターニー産のムーヨー(ソーセージ)だそうで、この店の目玉商品だったのです。おいしかったなぁ。オープン2年目ということでしたが大人気の店でした。メニューは、この麺と、ムーヨーのヤム、デザートのジャオクワイ(仙草ゼリー)のみ。営業は11:00-22:00日曜日休みです。
 手前がムーヨー |
 ジャオクワイ15バーツ |
観光気分と地元の暮らしの活気とが両方味わえる一帯。トラムの上からそんな様子を再発見した小旅行となりました。
以上、バンコクナビのレポートでした。