線路を越えるとスクンビット通り
サワディカップ バンコクナビです。バンコクには日本と同じく主要な幹線道路が何本もあります。ところが少し日本と異なるのが、同じ一本の道であっても開発された時期が違うと場所によって呼び名が変わること。例を挙げればシーロム通り、ラマ4世通りの北側はシーロムではなく、ラーチャダムリ通りに名を変えます。勿論スクンビット通りも例外ではなく、線路を挟んで西はプルンチット通り、さらに西はラマ1世通りなどと名前が変わっていきます。ところが東はパタヤを越え、なんとカンボジア国境まで「スクンビット通り」の名前が残ります。ではこの「スクンビット通り」、どんな通りなのでしょう?プルンチット~プロンポン間が所謂スクンビットエリア
一般的に「スクンビット」と言うと、通りの名称であると同時にエリアの名称でもあります。今回は通りの名称として通り沿いをご紹介していきますが、あくまで「一般的なスクンビット通り」に重点を当てていきます。アラブの女性
この区間、スクンビット通りのソイ1から15、ソイ2から10が該当します。特に賑やかなのは奇数側、「ナナ」と呼ばれるスクンビットソイ3を中心にホテル、レストラン、バーなどが軒を連ねる歓楽街です。特に最近ソイ3(ナナ)の近辺はアラブ系の人が多く、あちこちでマ真っ黒い服を着たアラブ人を見かけます。またビヤバー(バービヤとも言う)と呼ばれるカウンター式のバーが多く、深夜まで人の途切れることが無い、殿方の夜遊びエリアとしても有名です。エンポリウムデパート
バンコクで最も日本人が多く住むエリアであるプロンポン、ソイのナンバーでいくと奇数側が31から49、偶数側が22から30と言ったあたりでしょうか。とにかく大型の高層高級コンドミニアムが立ち並び、駅前にはエンポリウムデパートがあります。ソイ33/1には日本人ご用達スーパーマーケットもあるため、日本人の非常に多いエリアと言えるでしょう。旅行者の方からすれば困ったことがあった時に日本語で質問のできる安心エリアです。またソイ22には1000以上の客室数を誇る超大型ホテルインペリアルクイーンズパークがあります。トンローの交差点
プロンポンまでと書きましたが、次いでに少しトンローも紹介します。トンローはソイのナンバーで言えば55、ソイトンローとも、スクンビットソイ55とも言われます。ここ数年で急速に開発が進み、高級コンドミアニアムやお洒落なレストランなどが立ち並ぶ一方、まだ古き良き時代の商店街の面影を残した場所も沢山あります。旧と新が交錯する街、それがトンロー=スクンビットソイ55です。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2010-07-29