水曜と木曜のみ開かれる植木市。ウィークエンドマーケットにて朝6時から。

サワディーカー バンコクナビです。通称JJ(ジェイジェイ)ことウィークエンドマーケットは、その名の通り店の多くが土日のみのオープンですが、そこの通路上に水・木の二日間だけ植木市が開かれます。草花から球根、樹木、庭のアクセサリーまで何でも揃います。早朝のお出かけが涼しくてお勧めです。
花や球根・小さな観葉植物など
地下鉄ガンペーンペット駅利用(2番出口)が最も便利です。BTSモーチット駅からも歩いて数分。豊富な蘭の数々や南国の花々を眺めながらのそぞろ歩きも楽しい。上手に日陰を歩きましょう。
 庭一面に植えたい |
 観葉植物は色とりどり |
 ハイビスカスは垣根にも |
 池か壺に浮かばせて |
 公園の池で見かけます |
 球根は花の写真を参考に |
 ナガバビカクシダでしょうか |
 うつぼかずら。水やりすぎ注意 |
 水やり1日2回。やがてシダが… |
ブルーハワイ
もともとはオーストラリアからきた花だそうです。花の色が青いからブルーハワイと呼ぶのだとか。茎を折って土に挿すと増えていきます。陽射しが好きな花。丈は20~30センチ。苗数本で20バーツ。
リラーワディ(プルメリア)
何と花の色は昔は500種類はあったとか。今では100くらいになったということです。せっかくの機会なので花に鼻を近づけ香りをかいでみました。花の色によって香りが違います!350~500バーツほど。色だけでなく、花びらの重なり具合や肉厚かげんが似ているようで違います。
庭のアクセサリー(流木・置物・籠・サーラーなど)
「どこの山から来た木?」「山じゃないよー海だよー」と言われてハッと気がついたナビです。流木です!右の写真の流木1,200バーツ。「この穴に花を飾るときれいよ」と店の人。こんなのが置ける庭が欲しい……。
庭を彩る鳥の飾りやランプもあります。鳥はナコンラチャシーマー(コラート)産。人形や動物の置物なども売っています。
鉢の色合いが土になじみますね。このサーラー(東屋)も売物で95,000バーツ。いかがですか!
楽しそうに品定めをしている女性がいました。これらの手作り木製品はチャイヤプームのOTOP製品なのだそうです。この女性が選んだのは10バーツのこれらの鉢カバーでした。
大型観葉植物や樹木
このあたりになると、トラックに樹木を運びこむ姿が目につきます。
実のなる木:果物の木も売っています。ぶどう、ソムオー、オレンジなどなど。
この木、店の人はルークトゥーと呼んでいました。実は食べられるそうです。折よく剥きかけの実があり、ごちそうになりました。皮を剥いたところはドリアンのような雰囲気。味はくせがなく、ふかしイモのような食感。ふたつ実をつけたこの木は120バーツです。
配送もあり:この木はジャムピーといってその花はとても良い香りがします。丈は1メートルを超えるくらいで500バーツ。この店で配送サービスについて尋ねてみました。配達する地域によって料金は異なるそうです。スクムビットの場合800バーツほど。各店によって対応は異なるかもしれません。まずは相談してみてください。
 姿の美しい樹木は数千バーツ |
 100バーツと意外な手頃価格 |
 マッファイとサトー豆の木 |
 園芸用具を売る人 |
 お買い上げ品を運ぶ人 |
 おやつを売る人 |
 赤いネギ坊主アリウム |
 先っぽが可愛らしい |
 これも蘭?” |
この小路には車両もひっきりなしにやってきます。トゥクトゥク、自家用車、運搬車両など。スピードは出していませんが、歩く際には注意を払ってください。ひとつひとつじっくり見ていくとあっという間に時間が過ぎます。店の人も、とても詳しく教えてくれる人もいれば、「キチンとした名前知らないのよー」という人もいるのがおもしろいところです。日本でよく見かける松葉ボタン、ニチニチソウ、くちなしなどを見ると、一瞬日本の夏に記憶が飛んで行きます…。観光で来られた方も、ガーデニングに興味があれば庭に置くアクセサリーなど興味をひくものに出会うかもしれません。
南国の香りいっぱいのチャトチャック植木市、いかがでしたか。日焼け対策を万全にしてお出かけください。
以上バンコクナビがお伝えしました。