バンコクの代表的な観光スポットをめぐります! 王宮、エメラルド寺院、涅槃仏寺院盛りだくさんのツアーです。(現在、王宮周辺の車両乗入が禁止されているため、王宮観光には20分ほど徒歩で移動になります。)

サワディカップ バンコクナビです。ここタイは日本と違い王制の国。すなわち王様がいる国ということになります。また同時にタイは日本と同じく仏教の国、従って沢山のお寺があり、国にとってとても重要なものとなっています。バンコク観光の最大のスポット、王様の住む王宮、そして国を代表する超有名なお寺を半日で見て回る観光ツアーがこのバンコク市内観光(午前コース)【B1A】となります。
ツアースケジュール
6時50分頃:ホテル出発 車で移動
8時30分~9時:ワットアルン(暁の寺)見学
9時~9時15分:ボートで対岸へ移動
9時30分~9時45分:ワットポー見学
10時~11時:王宮、エメラルド寺院見学
11時30分:サイアム@サイアムデザインホテル前で解散
1名様から参加可能です。
朝の集合は大変早いので早めに起きてホテルの朝食を頂くか、前の日にブレイクファーストボックスを注文しておきましょう。
ワットアルン(暁の寺)

タイ語でワット=お寺、アルン=朝焼けを意味します。つまりワットアルンはバンコクで一番最初に朝日が刺すお寺ということでワットアルンと名付けられました。お寺のゆかりはワットアルンのコンテンツを見てください。
ここでの見所は何と言っても『仏塔』。石造りの5基の仏塔は色もそれぞれ異なっており、さらに注目すべきは下の部分、仏塔を支える小さな石像が無数に並んで仏塔を持ち上げています。細かく砕かれた色つきの陶器がはめ込まれているので、色が異なっていることが分かります。このような細かい細工は昔からタイ人の得意とするところだったようです。
渡し舟で移動
次の見学地、ワットポーにはワットアルンから渡し舟で移動します。距離にして約150メートルほどしかありませんので、乗船時間はごくわずか、あっという間に対岸のTha Tien(ターティアン)に到着、川のムコウに見えるワットアルンの方が、近くで見るよりキレイに見えるかもしれません。
ワットポー

木造の船着場Tha Tienの中を抜け、通りを100メートルも進めば右手にワットポーが見えてきます。ワットポーの見所は何と言っても全長46メートル、高さ15メートルの『寝釈迦』、そしてその足の裏にある、細かく砕いて磨いた貝殻を使用して作られた螺鈿細工により表現される宇宙の108の真理、これはもう写真で見るより実物を見て頂くのが一番です。
ワットポー境内はどこも写真撮影が許されていますので、寝釈迦の近辺は絶好の撮影ポイントになります。
煩悩も捨てていきましょう
折角聖なる場所に来た以上、日本から持ってきた『煩悩』もついでに捨てていきましょう。
煩悩と同じ数だけ叩かれる除夜の鐘と同じく、ここワットポーにも108の煩悩を捨てるための鉢が用意されています。回廊沿いに並んだ108個の鉢に一つずつコインに似た硬貨を入れて歩くのですが、これは無料ではありません。料金設定などはありませんが、大体一人20バーツが相場とされてるようですので、ドネイションボックスへ好きな金額を入れ108回硬貨の入る音を聞き常日頃の煩悩をワットポーに置いていってください。
再び移動 王宮へ向かいます

地図で見ると王宮とワットポーは隣り合わせに建てられているのが分かります。とは言え、ワットポーは王宮の正面入り口から見ると真裏に当たるため結構な距離があります。再び車に乗車し、ツアー最大のハイライトである王宮=エメラルド寺院に向かいます。
王宮、エメラルド寺院

たまに王宮、ワットプラケーオ、エメラルド寺院の3つを別々のものに勘違いされている方がいるようですが、場所は1箇所、同じ場所にあります。王宮とは勿論王様の家を意味しますが、現代の王様であるプミポン国王はここには住んでいません。ドゥシットエリアにあるチットラダー宮殿にお住まいで、更に最近は体調があまり優れないこともあり、死体博物館のあるシリラート病院にご入院されているそうです。そしてエメラルド寺院の別名がワットプラケーオ、つまり王宮内には王宮とエメラルド寺院=ワットプラケーオの二つがあるということになります。当時のお寺は政治にも力を及ぼし、また政治を司る王様もお寺を大事にしたということをあらわします。ここで一つ注意事項があります。このように王宮はタイ王国の中で最も気高い場所であるため、服装にも規制があります。
1. 男性、女性を問わず七分丈のズボンは不可。
2. 同じく男性、女性を問わずくるぶしが隠れないサンダル、ミュールなどは不可。
3. 女性の服でミニスカート、短パン、タンクトップなど露出の高い服は不可。
ツアー予約完了のメールにもこのような注意点が細かく記載されていますので、しっかりと読んで下さいね。
ワットプラケーオ=エメラルド寺院
広い王宮の敷地内、ガイドさんの案内に沿って進むといかにも「お寺」という一角に出ます。ここがエメラルド寺院=ワットプラケーオになります。金色の仏塔や、手すりが竜の建物など日本の方には珍しいものばかりでしょう。それぞれ意味のある建物ですので、ガイドさんの説明をしっかりと聞いていて下さい。また詳しくはナビのコンテンツにもありますのでツアーに行かれる前にご一読下さい。
いよいよ王宮へ
王宮=グランドパレスの敷地内に入るとそれまでのお寺さんの風景から一転、西洋の雰囲気も感じられるエリアへ入ります。いくつもの宮殿があり、それぞれ違う利用のされ方をしますのでガイドさんの説明に注目してください。ただし残念ながら内部はどこも撮影禁止のため、気に入った建物の前での記念撮影となります。
どれも広い観光名所をわずか3時間ほどで見て回るこのツアー、最後はバンコクの中心地
Siam@Siamホテル前での解散となります。BTSにもすぐに乗車できる便利な場所ですので、お食事、ショッピングなどその後の予定を決めておくと良いでしょう。