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戦場にかける橋を徒歩で、船で、鉄道で、盛りだくさん!バンコクから一歩足を伸ばし、映画の舞台を満喫しましょう

サワッディーカー、のぞみです。今回はバンコクから170Km西に位置する、カンチャナブリーに行ってきました。カンチャナブリーはタイ国内では3番目に大きな州になるのですがその割に人口は少なく、山川があり自然に恵まれ、農耕も盛んです。

☆ こんな方におススメ!☆
・ルンピニナイトバザールなどのナイトライフをメインに考えている方。
⇒17時解散だから、夜の時間もまだたっぷりあります。
・ 遠くに行ってみたいけど、時間的に日帰りが希望の方
⇒小旅行気分を味わうにはベストな場所です!
・ 山中を走る列車に憧れる方。
⇒憧れているけどローカル列車は勇気がない、という方は是非。

☆ 持ち物 ☆

遠足気分でGO! あったらいいな、と思うものをピックアップしました。

・長袖シャツ(★★★)
これは必携です! バスの中はクーラーが利いていて、蒸し暑い室外から戻ってきた時には天国のように感じるのですが、身体を冷やしすぎないように。

・水(★★★)
ガイドさんも水分補給には気を使ってくれているし、コンビニにも寄るのでそんなにたくさんは要りませんが自分でも用意しておいた方がベターです。

・ハンカチ・タオル(★★☆)
5分外に居れば汗ばむ、南国・タイではもはや常識!? ほとんどの参加者が持っていたようですよ。

・ティッシュペーパー(★☆☆)
場所によってはティッシュのないトイレがあったので、あると心強いです。

・お菓子(★☆☆)
移動時間が長めなので、私にとっては必携です。バスで「腹減ったなぁ」とぼやいているおじさまも発見。

・帽子・日傘(★☆☆)

外を歩いて散策する時間は少ないので、なくても熱射病の心配はありませんが、日に焼けたくない人、強い日差しは苦手な人は持って行くと良いかもしれません。

・酔い止め(★☆☆)
バスは安全運転だし列車の乗り心地も決して悪くはないのですが、長距離移動が心配な方はあると安心かもしれません。

☆ 今回の参加者 ☆
独断と偏見まじりの調査・・・20代カップル、50代夫婦、30~40代男性3人グループ、50代男性3人グループ、40代男性1名、20代女性1名(私) の12名でした。

☆ 一日の流れ ☆

6:50~7:20
バスがホテルまでお迎え
ホテルまでバスが迎えに来てくれます。順番に回るので時間には誤差がありますが、ホテルの場所を伝えると大体の時間を教えてくれます。
私はパンダバスの予約オフィスがある、マンダリンホテルへ直接向かいました(ホテルがピックアップ可能場所外だったためパンダバスよりマンダリンホテルで集合の指示)。胸にパンダの刺繍の入ったシャツを着たスタッフが黄色いプラカードを持って、入り口を入ってすぐのところで待機しています。参加するツアーと自分の名前を伝えるとパンダシールを渡され、乗るバスを指定されます。ガイドさんだけでなく、このスタッフのお姉さんたちもみんな日本語が話せるので、手続きはスムーズ!

7:30
トイレを済ませて・・・バスが出発!
少人数の時はミニバス、人数が多い時はこちらのデラックスバスになります。何とトイレまで付いている豪華バス。ガイドさんは心地よい声のトーンのタイ人・ビヤさんです。
この大きなバスに乗る人数はガイドさんも含めて13名だったので、広々としていてとても快適♪バスはクーラーが利いていて、すでに蒸し暑くなり始めた外から入ると・・・うぅん、極楽。大都会バンコクが遠のいてゆく景色を楽しみましょう。

9:30
本当なら、少し前にトイレ休憩。
でも今日は渋滞していて時間が大幅に遅れているということで、寄ることができませんでした。バスのトイレで我慢しましょう。
車内に二時間・・・。夜はどこに行く? と盛り上がっていたおじさんグループもしばらく前から会話がなくなり、「長いなぁ、腹が減ってきたよ」とぼやき始めています。こらこら、もうちょっとも辛抱ですよ。

9:55
カンチャナブリー市内に到着
大きな道路はキレイに整備されているし、大きなガソリンスタンドやコンビにもあって意外に? 栄えているカンチャナブリー市内。少し小道に入って、お寺の横を通って、まずはJEATH戦争博物館へ。

捕虜になった人たちの生活の様子や当時の橋の写真などが展示された写真館と、実際に使われていた兵隊さんの銃やヘルメットが展示されています。他では手に入りにくい、」関連書物も販売していました。ガイドのビヤさんは歴史についても詳しく、他の参加者の質問に答えたり説明を加えたりしながら一緒に回ってくれました。ここのトイレは有料で、3B。

10:20
ボートに乗って、クウェー橋まで
・・・は川沿いにあり、ボート乗り場がすぐ目の前。ここからボートに乗り、川からクウェー橋を見て、端のすぐ下まで移動することができます。水しぶきに注意!
ボートには椅子がなく、水面に座っているかのような不思議な感覚です。なかなかのスピードがあり、水しぶきが少しかかるのでカメラに注意してくださいね。10分も走ると、クウェー橋が見えてきました!

10:30
ボートを降り鉄橋見学
川に架かる大きな鉄橋を写したここからの写真はあまりに有名! この橋をバックに記念撮影をお忘れなく!
今は観光シーズンではないはずなのですが・・・? 本日のカンチャナブリーは人・ヒト・ひと。絶え間なく観光客が行き来しているので、残念ながらポストカードのような写真は撮ることができませんでした。付近にはお土産やさんが並んでいて、翡翠のジュエリーを売るお店がたくさんあります。

10:50
クウェー鉄道を列車で走ろう!
ちょっとだけ離れたことろにあるプラットホームから列車に乗ります。この長距離列車は一日一本、10:40の発車なのですが、今日は少し遅れたみたい。
みんなぞろぞろぞろ・・・とプラットホームに向かって線路沿いを歩いてゆきます。列車を待っている5分間で、すでに汗がじっとり・・・。自分の席番号を探して乗り込み、席に着くととすぐに冷たいお絞りとお水のサービス! 嬉しい! 気が利きますね~。楽しい列車の旅の始まりです。

~車内から~

RIVER KWAI BRIDGEから終点の3つ前の駅、Tham Krasae駅まで、約1時間の乗車です。進行方向に向かって川が見えるのは右側の窓! 席は一応指定席ですが、私の隣のシートは誰も座っていなかったのでこっそり景色の良い方に移りました。キャッサバの畑や牛の放牧など、のどかな景色を楽しむことができます。参加者の中には、こちらに出張で来ている方が多かったようです。今日はゴルフは一休み、といったところでしょうか?「あぁ~。観光気分だなぁ」というつぶやきが微笑ましかったです。

乗ってから約一時間、ハプニング勃発!
なんと、子供が車両と車両の間から落ちてしまったようです!! 列車は来た道を戻り、車内は騒然・・・! 怪我はあったものの、大きな事故にはならずに済んだようです。日本と違って、自分がしっかりしていないと大きな事故につながるようなこともありえるので、みなさん十分に注意しましょう。

到着寸前のここ、ここが見所のひとつです! 捕虜に一日で山を削らせ、線路を開拓したとう有名な場所。みんな席を立って窓から顔を出していますが・・・頭をぶつけないように、くれぐれも注意して下さい! こんなにすれすれの所を通るんです!

12:30
予定よりも少し遅れてTham Krasae駅に到着、昼食
駅の目の前にあるレストランで昼食です。川から涼しい風の入るレストランでビュッフェスタイルの昼食。コーヒー・紅茶・お茶以外のドリンクは有料です。
野菜の豊富なうれしいビュッフェでした♪ チキンカレー、牛肉と野菜の炒め物などのメインディッシュは温かいものをサーブしてくれます。お皿や料理の残量にしっかり気を配ってくれるスタッフの働きがすばらしく、大満足の昼食でした。

食後は近くにある洞窟を散策してみましょう。奥の広い洞窟の中には大きな金色の仏像があります。線路沿いを少し歩くのですが、行き来する列車には要注意! 汽笛が聞こえたらすばやくレールの上からよけましょう。

13:45
バスに乗って出発、14:30 連合軍共同墓地に到着
さて、また涼しいバスに乗って出発です。冷た~いお絞りのサービスがありました。紙じゃないお絞りが嬉しい♪ 途中にある連合軍共同墓地に少しだけ寄りました。ここは戦争でなくなったキリスト教徒のお墓で、今残っているのはほとんどオーストラリア人の方のお墓だそうです。(今日は渋滞のために少しスケジュールを変更していたようで、いつもは行く途中に寄ります)

16:00
トイレ休憩
ガソリンスタンド、スーパー、公衆トイレがひとつになった場所で休憩です。コンビ二というよりは大きなスーパーで、軽食や簡単なリゾート用品まで置いてあります。必要なものをここで買い足しましょう。

17:30
渋滞の末にGEMS GALLERY INTERNATIONAL MANUFACTURERに到着
ここはジュエリーやお土産ものを置いているところ。冷たいソフトドリンクのサービスもあり、高級お土産やさんといった雰囲気です。ここでミニバスに乗り換え、ホテルまたは目的地まで送迎してくれます。 このミニバスもとっても豪華☆最後まで快適ですね☆
今日は解散時間が少しずれてしまったようで、家に帰ったのは6時を少し過ぎたくらいでした。車での移動は時間が正確に測れないようなので、夜に予定をいれるなら少し余裕を持った方がいいようですね。せっかく早く帰ってきたし、今夜は何をしようかな!?

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2006-07-17