マノア渓谷 Manoa Valley。
アロハ・アウイナラ Aloha auina la (ハワイ語で「Good afternoon」)、ハワイナビです。![]() 右手のプナホウ・スクールを過ぎてプナホウ・ストリートを山側へ向かいます。 |
![]() 右手に「MANOA ROAD」と「EAST MANOA ROAD」への分岐点を示すサインが。 |
![]() 左車線から真っ直ぐ、MANOA ROAD(マノア・ロード)へ進みます。 |
![]() マノア・ロードは一車線の山の中の道路。 |
![]() 左右に可愛らしい住宅や豪邸が現れます。 |
![]() 家自体が古くても小さくても1億円を下ることはない高級住宅地。 |
当時のピアノが置かれています。
こちらでは教育の一環として礼儀作法の教授やパン作り、クッキングが始まり、あわせてティールームを開店。お客様にアフタヌーンティーを提供するようになりました。1930年代にはハワイの上流社会の社交場になっていたとか。マノアのような山側の豪邸では季節によっては冷えるため暖炉が設置してあることも。
その後、幾度かの閉鎖など紆余曲折を経て、現在はサルベーション・アーミーの所有、経営するカフェレストランとして、ロコや旅行者を楽しませています。店名が入ったカップ。なにげに形も可愛らしいのです。
以前は平日も早朝からオープンし、朝食をいただくことが出来たのですが、2010年初夏の現在、残念ながら朝食が提供されるのは土曜日と日曜日のみ。平日はランチとアフタヌーンティーのみの営業となっています。(アフタヌーンティーは24時間以上前の予約が必要です)ただ、これまで数年おきに営業時間が変わっていますので、今後数年のうちにまた朝食が提供されるようになる可能性もなきにしもあらずです。ランチメニューです。
ランチのメニューは、各種キッシュ、ケサディーヤ、サラダ、サンドイッチと、決して豊富ではありません。そしてそのお味は・・・ナビ読者の皆さんにだけ正直に言ってもいいでしょうか・・・そんなに「美味しい~!」というわけではないんです。ま、普通にアメリカンな、繊細さには欠ける味、とでも表現しましょうか(今後シェフの交代などにより評価が変わる可能性も、これまたなきにしもあらずですが)。それでも皆さんに強力推薦したいのは、山の中の静謐な雰囲気が本当に素敵だから。味は二の次で、この空間でのスペシャルな時間をぜひぜひ味わっていただきたいからなのです。ナビの取材当日も日本人カップルが挙式していました。
敷地内にはワイオリ・チャペル Waioli Chapel があり、教会で式を挙げたあと、ティールーム内のパーティールームでレセプションを開くカップルもいます。この教会も、そもそもはこちらで教育を受けていた孤児や女性のために造られたもの。そこで「子供に関わる歴史を持つこの教会で式を挙げたカップルは子宝に恵まれるという話もあります」なんて宣伝するウェディング会社もありますが・・・それはこじつけだとナビは思います。日替わりスープはお味噌ベースに生姜の風味がたっぷり効いた不思議なお味でした・・・。
さて、ナビはハーフ・サンドイッチ&スープ、連れはベーコン、レタス、ターキー&トマト・ラップを頼みました。デザートは・・・どうしましょう!?アメリカらしい大雑把な甘さのケーキですが、甘党だったらお気に召すと思います。アフタヌーンティーについて書かれています。
数年前までは知る人ぞ知るといった感じで空いていることが多かったのですが、昨今はメディアに取り上げられることが増え、ランチどきはラナイのテーブルが埋まってしまうことも。そんなときも室内は広いので、座れないことはまずありません。が、大人数の場合や、どうしてもラナイのテーブルを希望する場合は、あらかじめ予約を入れておいたほうが安心です。ただ、オープンエアの環境ゆえ、ラナイには鳥が入ってきます。鳥が苦手な方は室内のテーブルがオススメです。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2010-06-23