「全米で最も美しいビーチ」に選ばれるなど、各種メディアのベストビーチ・ランキングに常に登場する、その名の通り天国のようなビーチ。
 まさに息を呑むほどの美しさ!ターコイズブルーの海と、白い砂! 砂も美しいところがポイントです。 |
 身体も心も癒されそうな、幸せビーチ。 |
アロハ~! ハワイナビです。
今日は皆さんを、オアフ島南東部に位置するカイルア~ラニカイ地区の、「天国の海」へご案内します♪
ワイキキのあるホノルル市内からパリ・ハイウェイを通って山を越えると、そこはウィンドワード地区。雄大なコオラウ山脈と、カネオヘ・ベイや、カイルア・ビーチ、ワイマナロ・ビーチなど、風光明媚なビーチにはさまれたエリアです。中でも美しいのが、ラニカイ・ビーチ。
ハワイ語で「ラニ」は天国、「カイ」は海のこと。モクルア島を背景にしたターコイズブルーの海とシュガーパウダーのように白く柔らかな砂の組み合わせは、まさに、天国ビーチです。
 見てください、この白い砂を。 |
 見てください、この景色を。 |
「ラニカイ・ビーチ」のご紹介♪

ビーチの後ろはすぐに一般の住宅。
海辺の高級住宅街にあるラニカイ・ビーチは、公共のビーチですが、整備された「ビーチパーク」ではありません。なので、トイレやシャワーの施設はなく、ライフガードもいません。駐車場の設備もないため、車は住宅街の中のストリートパーキング(路上駐車)。ビーチへ出るには、住宅と住宅の間のビーチ通路(公道)を通り抜けることになります。
 「NO PARKING(駐車禁止)」サインに気をつけて! ときどきポリスが取り締まってます。 |
 ヨソのお宅のすぐ横を通ってビーチへ。 |

設備の整ったカイルア・ビーチパーク。
カイルア・ビーチとラニカイ・ビーチは隣接しています。カイルア・ビーチもまた、全米ベストビーチ・ランキングの常連。こちらは「ビーチパーク」として管理されているので、トイレやシャワー、更衣室、スナックスタンド、駐車場完備で、ライフガードも常駐。オーシャンスポーツのレンタルもあります。

カイルア・ビーチからラニカイ・ビーチまでの道路。
カイルア・ビーチからラニカイ・ビーチまでは徒歩で15分から25分ほど。(どちらのビーチも距離が長いので、どこからどこまで歩くかで異なります)徒歩圏内ということで、車は便利なカイルア・ビーチパークの駐車場へ停め、ラニカイ・ビーチまで歩いていく旅行者の皆さんも多いようです。
それではラニカイ・ビーチまで行ってみましょう!
ここでちょっとラニカイ・ビーチ(Lanikai Beach)の地図をお目にかけます。
「ココ」と矢印がある周辺がラニカイ・ビーチです。モクルア・ドライブ(Mokulua Dr)から、ビーチフロントに立ち並ぶ(高級)住宅の合間にあるビーチ通路を入り、ビーチまで出ます。
左上には、カイルア・ビーチパーク(Kailua Beach Park)が見えます。カイルア・ビーチからラニカイ・ビーチまではビーチが途切れていますので、砂浜沿いに歩いて行くことは出来ません。
カイルア・ビーチ・パークから海沿いの道路を進み、ラニカイ地区へ入ったところで道路が二叉(ふたまた)に分かれます。いずれも一方通行道路ですので、徒歩の場合は海側のモクルア・ドライブを進めますが、車の場合は山側のアアラパパ・ドライブ(Aalapapa Dr)へ入り、途中の道で左折することになります。
 ラニカイ地区に入るとすぐ道路が二叉(ふたまた)に。 |
 車両は右側(山側)のアアラパパ・ドライブへ。 |
1. 最初のビーチ通路
カイルア・ビーチから歩いてくると、最初の左手にあるのが、このビーチ通路。
 どうやらビーチ通路らしいものが。 |
 住宅と住宅の間にさりげな~く出現した小道。 |
 いきなり海でした。 |
 のぞきこむと、この先には砂浜が。アッチ行こ、アッチ! |
2. カエレププ・ドライブ KAELEPUPU DR 向かいのビーチ通路
1.の最初のビーチ通路以降は、右手(山側)の道路とほぼ向かいにビーチ通路があります。
 モクルア・ドライブとカエレププ・ドライブの角。 |
 この先には砂浜があるハズ! |

期待がふくらむビーチ通路。向こうにどんなビーチが待っているのか?

カヤッキングに繰り出す人の姿が。
ここは・・・ちょっと砂浜が狭めです。そのぶん空いているかな~。たまたまほかに誰もいなければ、こじんまりとくつろげるマイビーチになりそうですが、雑誌のハワイ特集やガイドブックで紹介されているラニカイ・ビーチの風景とはちょっと違いますね~。
 他人のお宅の庭がこんなにも近い・・・。 |
 のんびり海を眺めたり雑誌を読んだり。 |
3.モクマヌ・ドライブ MOKUMANU DR 向かいのビーチ通路

モクルア・ドライブとモクマヌ・ドライブの角。
ここは、一番足場の悪いビーチ通路でした。ちょっと細くてデコボコとした箇所がありました・・・といっても大したことはありませんが。
 こちらのビーチ通路を・・・ |
 歩いていきます。 |

カイルア・ビーチ沖のカイトサーフィンの様子も遠くに見えます。
 なかなかイイ感じですが・・・ |
 雑誌やガイドブックに載っている「絵」とはちょっと違うかも? |
砂浜も広くなってきましたが・・・とりあえず、次へ行ってみよう、次!
4.カイオレナ・ドライブ KAIOLENA DR 向かいのビーチ通路

モクルア・ドライブとカイオレナ・ドライブの角。
ココ、ココですよ! メディアで見かけるラニカイ・ビーチの景色らしくなってきました! それにしても夏休み中のせいか、平日にもかかわらず、結構、人がいます。

ここ数年ですっかり人気ビーチとしての知名度が上がり、訪れる人の数もケタ違いに増えました。
 ビーチ通路の入口にあるゴミ箱にはゴミがあふれ・・・「天国」の名前には似つかわしくない光景です。 |
 アメリカ人がよく「小麦粉のような」と形容するビーチの砂。白くてキレイ。 |
 人出があると入ってもワイキキ・ビーチとは違いますが。でもカイルア・ビーチと変わらないくらいの人出。 |
 沖合いに見えるのが2つ合わせて、モクルア・アイランド(Mokulua Islands)。ハワイ語でMokuは「島」、Luaは「2つの」。 |
 ココのビーチ通路には、ビーチへ下りる階段があります。 |
 木陰で天国ビーチを眺める午後。 |

ビーチフロントのお家が数件、売りに出ていました。不景気で家を手放すのか、観光地化したラニカイ・ビーチから離れるのか・・・。実はこのお家にも「売ります」の看板が。
ちなみにメディアの「ラニカイ・ビーチ特集」でよく掲載されているアロハ~♪ な門扉が可愛い右のお家はココのビーチ通路ヨコ。このお宅の写真、皆さんもどこかで目にしたことがあるのでは? このあたりは高級住宅街といっても、気取らない、ハワイアンスタイルのお宅が多いんです。
 壁にホヌ(ハワイ語の「カメ」)。 |
 キュートなお魚♪ |
 ペトログリフ風のヒトとホヌとネコ! |
 これぞアイランドスタイル。中を拝見したい~。 |
5.ハオケア・ドライブ HAOKEA DR 向かいのビーチ通路
うーん、いよいよ、これぞラニカイ・ビーチって感じ!? ココと4.のカイオレナ・ドライブ向かいが、おそらくメディアに掲載されることの多いラニカイ・ビーチだと思います。
 モクルア・ドライブとハオケア・ドライブの角。 |
 ここからビーチへ。 |

ビーチ通路から垣間見える海が、すでに美しすぎます!
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どうですか、この美しさ~。(さっきから「美しい」の連発。ボキャ貧でスミマセン) |
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でも・・・「美しい」以外にどんな形容詞が!? |

毎日こんな海を眺められたら、どんなに幸せでしょうか・・・。
6.クアイリマ・ドライブ KUAILIMA DR 向かいのビーチ通路

モクルア・ドライブとクアイリマ・ドライブの角。
わぁ~、ココもステキ~!5.のハオケア・ドライブ向かいよりは、少しだけ砂浜の幅が狭くなってきたような気がします。

モクルア島がこれまでよりも間近に見えます。
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ほかよりちょっとだけ人が少なめかな? ココで落ち着いちゃいましょう。どっこいしょ・・・。 |
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それでは失礼して、ナビもそろそろ海へ入りま~す。 |

一番のお気に入りのエリア、見つかりましたか?
ラニカイ・ビーチの長さは約800メートル。ココより先は、砂浜の幅も狭くなり、住宅のすぐ目の前が海になるそうですので、ココまででストップです。
ラニカイ・ビーチは公共のビーチですが、立ち並ぶ住宅が隣接しているため、大騒ぎはつつしみたい・・・と思います。今回も、人出はありましたが、キャーキャー騒いだりしているグループはいなかったんですよ~。

人が多くても静かな印象なのは、やはり住宅街のビーチだからでしょうネ。
知る人ぞ知る、隠れ場所的ビーチだったのはいまは昔。すっかり人気の観光スポットに変貌したラニカイ・ビーチですが、ビーチ自体の美しさは以前とまったく変わっていません。アクセスはあまり良くありませんが、がんばって訪れる価値は充分以上です。
ハワイにはほかにもステキなビーチはたくさんありますが・・・天国とまで呼ばれる美しさを目にしたかったら、ぜひ! ラニカイ・ビーチまで足をのばしてみてくださいね。
以上、ハワイナビでした!