こんにちは! 香港ナビです。アメリカを始めとして世界各国に10数店の店舗を持つ、アメリカン・シーフード・レストラン、「ババ・ガンプ」が、ついに香港に上陸しました。新しく生まれ変わったビクトリアピークのピークタワーで、絶景を眺めながら映画の世界にトリップしちゃいましょう!
このレストランは、トム・ハンクスに2年連続アカデミー主演男優賞をもたらした上、作品賞、監督賞、脚本賞と主要部門を総なめにした、1994年製作の映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」をテーマにしています。知能は人よりも劣るけれど、ずば抜けた足の速さと、何事にも誠実に立ち向かう主人公フォレストの姿に心打たれた人も多いはず。劇中、フォレストはベトナム戦争へ出生し、軍の中でババという男に出会い意気投合。ババはエビに関しての知識に長けていて、戦争が終わったら一緒にエビ漁をしようとフォレストと固い約束を交わしますが、激しい戦いの中でババは命を落としてしまいす。その遺志をついでエビ漁を始めたフォレストが紆余曲折の末、大成功を収め…。エビに関してのエピソードはそこまでで終わっていますが、大漁のエビを使って、フォレストたちはきっとそのこんなレストランを始めたはず。そんな想像を働かせてできあがったのがこのレストランです。
映画の冒頭を覚えていますか? 空からふわふわと落ちてきた1枚の羽がフォレストのスニーカーにふんわりと乗り、それを拾い上げたフォレストはバッグの中から絵本を取り出しその羽を挟み込む…。
劇中の名セリフの数々もプレートになって飾られています。「I’m not a smart man,But I know what love is.」これは、フォレストが生涯愛し続けたジェニーへプロポーズしたときのセリフですね。
「RUN FORREST RUN」足が不自由で装具の助けなくしては歩けなかったフォレストが、いじめっ子に追われているとき、ジェニーの叫んだこの一言で突然走り出します。このプレートは、店のスタッフに特に用がなく、声をかけて欲しくないときに出しておきます。
反対に、オーダー時や、なにか用があるときは「STOP FORREST STOP」のプレートを出しておきます。大きな声で呼ばなくても、スタッフが“STOP”してくれますよ。これはアメフトの試合時、「STOP!」といわないとグランドを突き抜けて走り続けてしまうフォレストに、観衆全員でかけた言葉ですね。
1パウンドのエビをビールで蒸して、ガーリックもしくはケイジャンソースからお好みで選んだソースで味付けします。ビールを使用していますが、アルコール分は飛んでしまっているので、お子様でもまったく問題なく食べられます。ひとつひとつのエビの背に切り込みを入れ、簡単に殻も剥くことができるように配慮されているのがうれしいです!
ケイジャンバターソースでソテーしたホット&スパイシーな一品です。シンプルなだけに、素材の味が問われますね。ママ・ガンプの名前のついた香ばしいガーリックブレッドとシュリンプを一緒に食べれば、その食感に感動するはず。熱々のうちにどうぞ!
ババがいつも愛していたメニューです。ココナッツの衣をつけてフライにしたシュリンプにケイジャンマーマレードをディップしていただきます。ココナッツの風味がサクップリッのシュリンプにとってもあって、それだけでも充分おいしいのに、ディップの酸味のある甘みはさらにシュリンプのうまみを引き立ててくれます。ババじゃなくても、愛してしまうこと間違いなし!
こちらは香港店のみで味わえるオリジナルメニューです。香港店チーフシェフのFrank Luongさんの名前がメニューについたこの一品は、香港の人たちが愛食するいわゆる“かけご飯”をババ・ガンプ風にアレンジして提供したいと本国に提案し、その味わいが評価されて正式メニューに採用されたものなのだそうです。シュリンプ、白身魚のマヒマヒなどのシーフードの入ったクリームソースをほうれん草ライスをあわせ、チェダーチーズをかけて焼き上げています。
大きなアイスバニラアイスクリームが2スクープに、ケーキが2スライス、それにたっぷりとストロベリーソースがかかっています。アメリカから輸入したバニラビーンたっぷりのバニアラアイスはとってもリッチな味わいです。それにケーキのしっとり感、さらにはシロップではなくフレッシュなイチゴから手作りしたストロベリーソース。これはもう、見ただけでおいしいことがわかりますよね。なんとこれで1人前。別腹を大きく広げて挑んでくださいね!(もちろん、数人でシェアしてもいいですよ~) 上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2006-11-21
スポット更新日:2008-01-23