味もインテリアもロケーションも抜群!香港チャイニーズレストランの流行の傾向を知りたければ、ここへ!

こんにちは、香港ナビです。最近の香港の中華レストランの新しい傾向と言えば、中華らしからぬおしゃれでハイセンスなインテリアデザインに、大きな窓から見えるハーバービュー、入り口にはミシュランや美食大賞等のトロフィーやたてが飾られ、VIPルームがあり、壁いっぱいの大きさのワインクーラーがある・・・・などハイソなイメージが特徴ですね。大きな丸いテーブル台をごろごろまわして移動させるこてこての『酒家』よりも、アフタヌーンティー感覚のヘルシー飲茶が香港の新しい風潮のようです。今回ご紹介する『國金軒(Cuisine Cusine)』は、まさに絵に描いたような今の香港らしさが堪能できる広東レストランです。
高級広東料理の風格

MTR香港駅から直結した高級ショッピングモール『IFCモール』内にあり、ロケーションはまさしくハイソ。ランチタイムは、付近のオフィスから商談やちょっとした会議を兼ねたお客さんがVIPルームを借り切っての食事にやってきたり、ショッピング途中のマダムのグループが飲茶に集まったりとやっぱり客層もちょっと違った感じだとか。大きなテーブルだけでなく、少人数用のテーブルはお隣のフレンチレストランと間違ったか?と思ってしまうほどのおしゃれな雰囲気です。大きな窓から見渡せる天下無敵のハーバービューも魅力です。
 レセプション |
 数々の美食賞を受賞 |
 |
 |
入り口はモダンチャイニーズ |
 テーブルセットも現代風 |
 VIP楊の個室もハーバービュー |
 |
 |
店内のシャンデリアがまぶしい輝き |
料理長ご紹介

数々の料理賞を受賞している料理長のジョセフ・ツァン氏。特に昔の宮廷料理等特別な技法を要する料理もこなし、ここでしか味わえない貴重なメニューもあるんだそうですよ。また、長年の経験から作り出す、伝統的な広東料理から現代風にアレンジされたフュージョン広東料理まで幅広いメニュー内容で、どのメニューも非の打ち所がありません。またミシュランでも2012年2013年ともに選出されています。
注目の豪華メニュー

高級広東料理に相応しく、上質な食材を集め、ソース等も全て自家製で作り上げられます。また、まるで芸術作品のような美しい盛り付けと、メニューの名前のつけ方まで、ほかにはない独創性があります。メニューは、季節ごとの旬や香港の食習慣を加味したスペシャルメニューと、定番メニューを合わせ、お客様がいつ訪れても飽きのこない新鮮な内容を心がけているそうです。
水晶蝦球 HK$220
つややかに光る大振りの蝦は、熟練シェフの繊細な包丁捌きによって、まるで彫刻作品のように美しく輝いています。まずは目で十分堪能してから、今度はぷりぷりな身を、特製のオイスターソースか蝦ミソソースをつけて頂きます。濃厚なソースの味がほどよくしまってあっさりした身にマッチして、癖になるおいしさです。
 1匹の大きな蝦 |
 オイスターソースと蝦ミソソース |
 繊細な包丁捌きが絶妙な美しさ |
 中はぷりっぷり |
鮑魚三叠 HK$280
高級食材と言えば、アワビ!でも、どーんとまるごとひとつというのは定番パターン。こちらでは、きのこ類、季節の旬の野菜、そしてアワビを重ねた三段重ねです。お皿の盛り付けも洋風でユニークです。
 盛り付けが洋風チック |
 三段になっています |

食べるのがもったいない
満載而歸 HK$450
お祝い事や新年等のめでたい時の食事にぴったりというのがこのメニュー。まるで御伽噺に出てくるような帆掛け舟は、七福神でも乗っていそうな感じですね。船も帆も全部食べられます。蝦、ホタテなどの海鮮と野菜が、鱈を揚げて作った船にいっぱい詰まっています。アスパラの波、しらすを揚げて作った帆、食べるのがもったいないくらい。運ばれて来たときから漂う、香ばしい海の香りもグッド!
季節限定メニューもお楽しみ!

季節ごとに旬の様々な限定メニューがありますが、寒い冬の時期には鍋料理や体を芯から温めてくれる蛇料理メニューが人気です。香港旅行に来る季節によって、違ったメニューが堪能できるなんて、何回もリピートしたくなりますね。
太史五蛇羹 HK$1,080
5種類の違う蛇を使用し、丁寧に手で肉を裂いて調理しているそうです(おいしそうに聞こえなくてすみません・・・)それゆえ、骨もなく特別に滑らかでやわらかい食感でいただけるというわけなのです。鶏肉、中華ハム、椎茸、季節の野菜等も細かく切って一緒に具としています。そして5時間以上もかけて煮込んだ深い味わいのあるスープです。蛇・・・とは知らなければぜんぜんわかりません。食べている間に、体がポカポカとしてきます。滋養強壮にばっちり!
 どれが蛇?? |
 お好みに合わせて |
生炒糯米飯 HK$280
もちもちした糯米と中華サラミを使って蒸したご飯は、一般にもよく食べられていますが、こちらは生のまま炒めて作る調理法で、もちもち感を残しながらも、カリッとさらっとしたおいしさが人気ナンバーワン。強火で丁寧に炒めなければ出せないこの食感とさっぱりした味わいで、毎年冬になると必ず食べに来るリピーターの常連客も多いそうです。
 お米が立ってる感じです |
 とっても口当たりがさっぱり |
いかがでしたか?せっかく香港に来て本場の中華をと考えているのなら、やはり香港の今を一緒に堪能できるそんなレストランもいいですよね。ここなら、多少お高くても満足できること間違いなし。日本でお土産話の種になりますよ!以上香港ナビがお伝えいたしました。