みなさんこんにちは、香港ナビです。Fauchonといえば、コーヒーや紅茶、それにあうパンやスイーツ、そして調味料まで製造し販売する高級な総合食品メーカーというイメージがあると思います。そんなフォションのカフェ第1号店が新界(New Territories)の沙田(Shatin)地区にオープンしました。カフェと名乗っていますがスイーツのみならずフランス料理もしっかり食べられる店です。
フォションは1886年にワインやハムなどの食品店としてパリで開業しました。1895年になるとパンやケーキといった事業に進出します。それがさらに広がってサロンをオープンしました。世界44カ国でビジネスを展開していますが、海外 1号店はなんと日本で東京にある高島屋に開店させたブティックです。現在は池袋の東武百貨店内にカフェを構えています。![]() 右に見えるエスカレーターには向かわずまっすぐ進みます |
![]() New Town Plazaというモールの入口に出ます |
![]() 左に向かい、右側のエスカレーターには乗らずこちらも直進します |
![]() すると違うエスカレーターが現れ、こちらに乗ります |
![]() 上がりきると左に向かい突き当たりを右に行くとフォションが左手に見えます |
![]() オープンカフェ側の外観 |
店は通路を挟んで2つあり、合計の大きさは計2000平方フィート、座席数は116です。1つは通常の店のほうは黒い外観とは対照的に白い壁とイスとテーブルベースとした清潔感のある店内です。モナリザをモチーフにした絵やカウンターではケーキやマカロンといったテイクアウト用の商品が並べられているほか、ギフトセットも販売しています。通路を挟んだ向かい側の店は、オープンカフェのような雰囲気です。
「Afternoon tea set」
スイーツの方からみていきましょう。「Fauchonchoc cake」(55ドル)はチョコレートづくしのケーキ。外側はビターなチョコレートを使い、内側はやや甘めのチョコレートムース。ビスケットを混ぜているので程よい食感があるのが特徴です。Lawシェフによると「水と一緒にスイーツを飲むと余計甘く感じます。甘さ控えめの味が好きな人は気をつけて下さい」と日本人の好みを考えたアドバイスをくれました。「Paris-breast exlair」(48ドル)はヘーゼルナッツを使ったバタークリームが効いているエクレア。アーモンドが上にまぶしてあるのでサクサクとした食感も味わえます。「Millefeuille」(55ドル)は1日30~40個しか作られない限定商品です。パイのサクサク感と程よい甘さのカスタードクリームが人気の高さの要因でしょう。売り切れる日が多いそうなのでこのミルフィーユを食べたい人は早めの時間に訪れた方が良さそうです。![]() Fauchonchoc cakeはキューブの形が特徴です |
![]() いろいろな種類のチョコレートが使われています |
![]() 変わった形の「Paris-breast exlair」 |
![]() アーモンドがたくさん散りばめられています |
![]() 売り切れ続出の「Millefeuille」 |
![]() カスタードクリームは日本人の口にあいます |

「Fauchon club sandwich」
料理ですが、前菜としてぴったりなのが「Clab salad」(98ドル)です。トマト、アボカド、蟹肉3層構造であらにカイワレが上に載せられています。「Fauchon club sandwich」(88ドル)は鶏の胸肉、卵、トマト、フェンネルなどが具材でボリューム満点のサンドイッチです。お好みで皿にあるマスタードをつけて食べてもOKです。![]() 「Clab salad」 |
![]() 前菜にぴったりです |
![]() 「Scallop Vol au Vent」 |
![]() ホタテを中心にいろいろな具財を楽しめます |
![]() 「Fauchon club sandwich」はボリューム感いっぱいです |
![]() ユニークな味のフライドポテトがつく「Sirloin steak with FAUCHON fries」 |
また、ここではテイクアウト用にコーヒー味、ビターな味のチョコレート(1個22ドル)、上記で紹介したFauchonchoc cakeを中心とした各種ケーキ、紅茶(238ドル)、ローズジャム(148ドル)などのお土産に最適の商品も販売しています。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2016-11-01