香港最大の繁華街、蘭桂坊(Lan Kwai Fong)にあるニュースタイルのインド料理店。店の看板は併設されている店のみなので、ここにインドレストランがあるのはわからないので隠れ家的なレストランとしても使えます

みなさんこんにちは、香港ナビです。今回紹介するのはインド料理の店「Chaiwala」です。ここは、イギリスのサロンも併設されていて、その奥に本格インド料理が食べられるというちょっと変わったスタイルのレストランです。看板には併設されている別の店の名前だけなので、ここにインド料理店があるとは誰も気付きませんので、ある意味、隠れ家的なレストランでもあります。
レストランへの行き方

D2出口。ここを右折します
MTR中環(Central)D2出口を出ると靴の修理などの店がありますが、右に曲がります。突き当たりを左に曲がり、まっすぐ進みます。交差点を過ぎて上り坂を進むと蘭桂坊(Lan Kwai Fong)という香港最大の飲み屋街が現れます。道なりに進む道がと左に折れます。数10メートル先の右側にはレストランやホテルが入るビルがあり、正面右側に階段が現れるので、そこを上まで登り切ります。すると歩道に出るので右に曲がります。セブンイレブンを過ぎると右手に青い壁にオレンジ色のドアがあり「HUGGLER MUGGER」という看板がありますので、そのドアを開けてください。
 直進します |
 。突き当たりを左に曲がり、まっすぐ進みます |
 交差点を越えます |
 坂をまっすぐ進みます |
 蘭桂坊につきましたがまっすぐ進み、つきあたりを左に曲がります |
 数十メートル先の右側にある白い車のあたりに向かいます |
 階段が現れます |
 階段を上ります |
 登りきって先にまっすぐ進みます |
 歩道にぶつかったら右に曲がります |
 セブンイレブンを超えていきます |
 右側にこんな入口が現れます。HUGGER MUGGERという看板が目印です |
イギリスのサロンも併設

広く、印象的なDining Room
入口を開けると正面にさまざまは皿が飾ってあり、階段があります。下りていくと、大きさは400平方フィート、座席は29と小ぢんまりとしつつも、高級感にあふれた店が現れます。これは、イギリスのサロン風の店で入口の看板が掲げられていた「HUGGER MUGGER」になります。店のオーナーがイギリスと縁が深いことと、インド料理を食べてからここでリラックスして欲しいという思いを込めて作りました。
そしてドアを開けると、中央に大きなテーブルと壁沿いに4人用の座席がある部屋が現れます。こちらはChai Barで軽くインド料理を食べたい時に使えます。次の部屋は、カウンターバーだけのエリアで、キッチンがカウンターの後ろにあります。1人でご飯を食べるときに便利です。その奥に突然、大きな空間が現れます。レストランでは「Dining Room」と命名しています。Chaiwalaは4200平方フィート、150席という大きい店ですが、飾り付けはインド風で、窓のある部屋は明るいので非常に開放的です。
香港とインドの歴史を考えると、両方ともイギリス統治下であったことと、貿易の中継地ということでイギリスにとって重要なところでした。そういったこともあり多くのインド人が香港に住んでいます。何世代に渡って住んでいるインドファミリーも多いので、インド料理店は香港に実はたくさんあります。ただ、インド色が強い店が多くChaiwalaのようなイギリスの雰囲気と混ざった店はありませんから新鮮です。
 玄関のドアをあけるとお皿がいっぱい |
 Chai Barエリア |
 カウンター席とオープンキッチン |
 窓のあるテーブルは明るく開放的 |
インド中の料理を融合させた新スタイルの料理

日本でも地方によって色々な料理があるように、インド料理も地域によって特色があります。ここの店はインド北部のカシミール地方から南部のケーララ州の料理などインド中の料理を同店のインド人シェフがうまく融合させた新スタイルのインド料理が楽しめます。
「PANI PURI WITH JAL-JEERA」(90ドル)は北インドでスナック感覚で食べられている料理で、丸い皮の中にポテトやグリルした鶏肉が入っています。ここにクミンを使ったジャルジーラというジュースをメインとした特製ソースをかけて食べます。外はパリパリでほんのり酸っぱいソースのおかげでリフレッシュ出来ます。「MALABAR SCALLOPS」(190ドル)は、北海道産のホタテを焼いてマンゴーを載せたもの。ココナツを使ったソースが味をマイルドにしています。
 PANI PURI WITH JAL-JEERA |
 ひと口サイズです |
 MALABAR SCALLOPS |
 スパイスの効いたホタテというのは日本ではなかなか食べられない味です |
「WAGYU SEEKH KEBAB」(260ドル)はこの店ならではの料理。インドでは牛は神聖な動物ですので食べません。しかし、ここでは牛肉のシークカバブが食べられるからです。味はタンドリーチキンの牛肉ソーセージ版という感じでナンと一緒に食べるといいでしょう。ちょっと辛めですがミントのソースが箸を進めてくれます。贅沢な料理なのが「LOBSTER NERULLI」(390ドル)です。ロブスターのグリルとタマネギ、エビ、香辛料をたっぷり使った蒸しご飯がついてきます。お楽しみのカレーは「KERALA FISH CURRY」(140ドル)が同店のオススメ。ココナツ、マンゴー、青とうがらし、ショウガ、シーバスで作られています。こちらもココナツが入っているので辛いけどもかなりマイルドに仕上がっていて食べやすくなっています。
ドリンクは「THE MAGIC LAMP」(120ドル)を。インドらしくオイルランプにヨーグルト、イソンド、セージ、バナナを使ったカクテル。ウェイターがグラスにカクテルを注いでくれます。
 WAGYU SEEKH KEBAB |
 ミントソースがアクセント |
 LOBSTER NERULLI |
 ロブスターをインドスタイルで食べられます |
 KERALA FISH CURRY |
 シーバスを使ったマイルドなフィッシュカレーです |
 THE MAGIC LAMP |
 店員がオイルランプからカクテルを注いでくれます |
 特に女性にオススメの味です |

いかがでしたか? お洒落な店がたくさんある中環地区らしく、インド料理をスタイリッシュに食べるという店です。しかも味は保証付きなので、ぜひ訪れてみてください。以上、香港ナビがお伝えしました。