上環(Sheung Wan)にあるフランス料理の店。香港で「ルレ・エ・シャトー」に加盟しているフレンチ料理店が2店ありますが、その1つです

みなさんこんにちは、香港ナビです。食の都、香港にはたくさんのフランス料理店がありますが、「Bibo」はまるで美術館にいるかのように画や芸術作品に囲まれながら料理を楽しむ事ができます。店の近くにはPMQ、キャットストリート、文武廟など観光スポットがいっぱいです。
レストランへの行き方

店の外観
まずは、MTR上環(Sheung Wan)駅A2出口に向かいます。出口についたら右に曲がります。まっすぐ進むすすぐ交差点が現れるので左に曲がります。直進すると5差路の交差点があるので右斜めの方向に進みます。しばらく進むと階段が現れ、上がり切ったら右に曲がります。まっすぐ進み、最初の信号機のある交差点を左に曲がります。そこの左側には階段があり、上がっていきます。階段を上がりきったら右手にまがり、すぐ右手前方に店の入口があります。入口右にある金色の下側の手すりの上にボタンがあり押すとドアが開きます。
 MTR上環(Sheung Wan)駅A2出口に向かいます。出口についたら右に曲がります |
 まっすぐ進むすすぐ交差点が現れるので左に曲がります |
 直進すると5差路の交差点があるので右斜めの方向に進みます |
 しばらくまっすぐ進みます |
 階段が現れ、上がり切ったら右に曲がります。 |
 まっすぐ進み、最初の信号機のある交差点を左に曲がります |
 左側には階段があり、上がっていきます |
 階段を上がりきったら右手に曲がります |
 右手前方に店の入口があります。入口右にある金色の下側の手すりの上にボタンがあり、押すとドアが開きます |
ルレ・エ・シャトーに加盟しているフレンチ料理店

店の大きさは2400フィート、34席で、1930年代を連想させる雰囲気で、かつ廃虚となったフランスの鉄道会社をイメージ。ジャン=ミシェル・バスキア、バンクシー、草間彌生、村上隆などのアートが店のあちらこちらにちりばめられていて、まるでギャラリーにいるかのようです。一流のホテルやレストランで構成される世界的な非営利会員組織「Relais & Châteaux」(ルレ・エ・シャトー)というのがあります。香港は2店舗が加盟を認めら得ているのですが、Biboはその1つです。下の写真で、芸術の森のようなインテリアを見てください。
皿洗いから始めた叩き上げのシェフ

ニコラス・チュー・エグゼクティブ・シェフ
このレストランの厨房はニコラス・チュー・エグゼクティブ・シェフが仕切っています。「元々はインテリアデザイナーをしていて、その中で料理の世界の方々とも知りあう事ができました。そこから料理に興味をもちオーストラリアの料理学校に入りました。学校を卒業してからは、ブリスベンの日本の懐石料理店で修行したこともあります。最初は皿洗いからはじめましたよ」と話します。その後、料理のガイドブック『ミシュラン』で1つ星をとったこともあるSerge et le Phoqueで働き腕を磨きました。「私はシンガポールで生まれ育ち、オーストラリアでフレンチを学び、日本料理店にもいました。それぞれの良いところをミックスした新しいフランス料理を提供したいですね」と話してくれました。
繊細なフランス料理が堪能できます

料理ですが、「GRILLED HOKKAIDO SCALLOP」(158ドル)は、ホタテを中心に、ハマグリ、ガーキンなどを合わせて炒めたもので、それをバナナの葉につつまれて運ばれてきます。テーブルでウェイターがバーナーで料理をもう少し炙ってくれます。味は、香ばしさと少しココナツの風味が同居した味になっています。「CELERIAC RISOTTO」(208ドル)は、見た目はスターチでつくられた白い泡にエビが入っているように見えます。実際にスプーンですくってみるとラクサ味のリゾットが泡の下から出てきます。少しピリ辛の味で食欲をそそります。
「A4 WAGYU MIYAZAKI」(598ドル)は2つの料理でワンセットの料理です。1つ目はハンバーガースタイルで、中にはキュウリ、カラスミが入っているというぜいたくは1品に仕上がっています。ここに玉ねぎ、にんにく、しょうが、ターメリックなどの香辛料を加え、スパイシーに仕上げた「レンダンソース」がかかっています。もう1つは、和牛のステーキですが焼いたタケノコが添えられていて、ソースは「クルウェック」というのがかかっています。これは、パンギという大きな木の実があり、その種子を焼いて使ったもので、インドネシアの牛肉料理に使われます。トリュフもついていて和牛の風味と良く合います。デザートは「MANGO」(88ドル)。マンゴープリンの上にアイスクリームが載せられているというもので塩で味を整えているのが特徴です。もちろん、しょっぱくはありません。逆にマンゴーの味を引き立てているのがわかります。
 GRILLED HOKKAIDO SCALLOP |
 CELERIAC 'RISOTTO' |
 こんな感じですが、泡のしたに米が隠れているリゾットです |
 A4 WAGYU 'MIYAZAKI' は2つの料理でワンセット |
 宮崎牛やカラスミを使ったぜいたくな品です |
 もう1つのA4 WAGYU 'MIYAZAKI' |
 口当たりも柔らかいです |
 MANGO |
 2層構造のデザートです |

いかがでしたか? 伝統的な調理方法を用いているのに、コンテンポラリーなフランス料理というユニークなスタイルです。その中で芸術品に囲まれながら食べるというのは一味違った体験になると思います。以上、香港ナビがお伝えしました。