みなさんこんにちは、マカオナビです。マカオグランプリは世界でも知られているレースが、その歴史を紹介する「澳門大賽車博物館(Macao Grand Prix Museum)」は、新型コロナウイルスが広まっている間にリニューアルオープンしました。再オープンした内部は、マカオGPの歴史がわかるだけではなく、自分がレーサーとなって体験できるシミュレーターがあるなど、よりレースに興味を持てる内容になっています。
マカオGP博物館への行き方ですが、マカオの玄関口である「澳門碼頭(Outer Harbour Ferry Terminal)」から徒歩で10分ほどで行ける距離にあります。フェリーターミナルの出口を出て、すぐ左側にあるエスカレーターで歩道橋に向かいます。まっすぐ歩き、海立方娯楽場(Casino Oceanus)についたら左にあるエスカレーターで地上に下ります。すぐ右に曲がり、しばらくまっすぐ進むと、金龍酒店(Hotel Golden Dragon)が見えます。そこの交差点で右に曲がります。その後、高美士街(Rua de Luís Gonzaga Gomes)との交差点で左に曲がると、右手奥に博物館が現れます。
グランプリ博物館は、改修前は「葡萄酒博物館(Wine Museum)」と併設されていましたが、リニューアル後は建物すべてがグランプリ専用の博物館となりました。なお、葡萄酒博物館を路環(Coroane)に移設させる予定となっています。
VRを駆使してレースができます
床にある矢印に沿って進み、1階(日本でいう2階)に上がると、まずはオートバイの歴史の展示から始まります。オートバイの世界で活躍したレーサーのインタビューがディスプレーを通じて流れたり、過去のマシンが展示されています。バイクレースの草創期は日本のオートバイメーカーのみならず日本人ライダーが非常に活躍していたこともわかります。
コックピットから見たシミュレーターのようす
上の階にあがると、メインのマカオグランプリの展示がされています。改修前の博物館は、マカオGPで勝ち、後にF1のチャンピオンになったアイルトン・セナとミハエル・シューマッハの展示がメインでした。
モルタラとR8
最後は地下1階に下ります。そこはツーリングカーなどの車両が展示されています。最初にはF3でマカオを制し、ツーリングカーでもマカオを勝った、エドアルド・モルタラの実物大の蝋人形(マダム・タッソー館の協力)とアウディR8のマシンが観客を出迎えてくれます。マシンや歴史を知るだけでなく、このフロアはレースコントロールの様子、レース中に提示される各種フラッグを見ることなど、レース全般をしることができるほか、実際にタイヤ交換を体験することができます。博物館の最後は、もちろんお土産店で、Tシャツなどマカオグランプリに関係するグッズが販売されています。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2023-05-08