香港一の花の種類と品質を誇る、フラワーショップ。日本人フローリストによる洗練されたセンスあふれるショップでクリスマスを飾ろう!
こんにちは。香港ナビです。香港の街はすでにクリスマス一色。たくさんのオーナメントに飾られた大きなクリスマスツリーをいたるところで目にします。なかでも本物のもみの木に飾り付けられたクリスマスツリーやリースは、街をいっそう美しく飾ってくれますよね。今回は、そんなクリスマスシーズンにふさわしい、センスあふれるフラワーショップ、『Flannel Flowers(フランネル・フラワーズ)』をご紹介いたします。

Flannel Flowers(フランネル・フラワーズ)は、1996年に香港大手スーパーマーケット「CITY SUPER(シティスーパー)」内のフラワーショップとして、スーパーと同時にオープンしました。お店を共同で経営されている黒田さんは、名古屋と東京の花屋さんにて10年以上勤務された後、香港に移住。フローリストとして香港でも活躍され数年後に独立、現在こちらのショップを共同経営されています。
開店した当初の香港は、花の種類が少なく、わざわざ日本から花を持ってきたこともあったそうです。その後、オランダやニュージーランドからの積極的な花の輸入が始まり、当時の日本でも見ることができなかった珍しい花まで、市場に出回るようになったそうです。そんな香港で黒田さんは、日本で培った経験をもとに、日本人の感性で作り上げるフラワーショップをオープンし、香港在住の日本人をはじめ、外国人やローカルの人々に広く親しまれるようになりました。
こちらのショップでは、常時30種類以上の切り花、枝ものを揃えています。花のバラエティの豊かさはもちろん、週に2~3回、黒田さんご自身でマーケットに足を運び、厳しい目で見て仕入れた花の品質もトップクラスです。仕入れだけでなく、店内のディスプレイもすべて黒田さんが手がけているんですよ。
香港で人気の花は、シャクヤクやバラ、アジサイといったボリュームのあるものだそうです。同じようにフラワーアレンジメントでも、日本では空間を美とする作風を好むのに対して、香港では大きくボールのようにまとめた、大ぶりなものが好まれるそうです。
★大切な日には必ず花束を
香港人や西洋人は日常的に花を贈る習慣があり、『ディナーの席にお花を届けて』、なんていうオーダーも多いそうです。特に、バレンタインデーは、男性から女性に花を贈る習慣があり、多くの男性が女性の職場に花束を贈ります。毎年この時期は猫の手も借りたくなるほどの大忙しだそうです。香港でコンサートを開催する歌手に贈る花束を、日本からメールでオーダーすることも可能なんですよ。一般的な花束の価格は、HK$500~800。
お客様一人ひとりの希望や用途に合わせて、オーダーメイド作ってくれるフラワーアレンジメント。日本人らしい感性を生かしたアレンジメントで作られるコサージュやブーケ、髪飾りも人気です。

ウェディング用のバラの髪飾り。人生に一度の華やかな日に、その日だけしか使うことができない生花を使った髪飾りなんて、素敵ですね。大輪のバラの美しさがいっそう新婦の美しさを引き立て、二人の門出を祝ってくれています。HK$200(バラ4本使用)
美しい花の数々をご覧ください
 バラ(エクアドル産)ブラックマジック |
 チョコレート色のガーベラ(イスラエル産) |
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さまざまな色が美しいシャクヤク |
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珍しい色のアジサイ。オランダから輸入されています |
 バンダ(ラン) |
 日本輸出用に生産されたマレーシア産のピンポン菊 |
 オーストラリアから花束の形で入ってくるものもあります。HK$120 |
 オランダから届いたばかりのリースHK$350 |
 縦長のユニークなリースもあります。 |
 リースのオブジェは、HK$1600 |
その他、 生の木を使ったリースのオーダーも受け付けています。(小HK$700~)

セントラルのIFCモール店もあります。
世界各国から集められた美しい花たち。こんな華麗な花々に囲まれていると、毎日の生活が、心豊かな輝いたものになるのだなあと、黒田さんのお話を伺いながら感じました。何かと慌ただしい香港でも、旬の花を楽しむ、そんな心のゆとりを忘れないでいたいものです。以上、香港ナビがお伝えしました。