石硤尾というローカル・エリアにあるモダンな家庭用品の店。オーナー厳選の、シンプルで長く使える良いものが揃っている。(2019年10月移転済み。当記事は旧住所のものです)

こんにちは、香港ナビです!今日は石硤尾の素敵な雑貨屋、『黑地』をご紹介します。
石硤尾はMTR深水ポー駅から徒歩10分~15分程度のエリア。(深水ポーから歩かなくても、MTR石硤尾駅もあります。) 問屋街からローカル食堂まで何でも揃い、人が集まって賑やかな深水ポーから少し歩くだけで、新しい団地から古い団地までが並ぶ、ローカル生活を垣間見るにはうってつけの石硤尾エリアに入っていきます。
このエリアは以前は団地ばかりが並ぶ比較的高年齢の人々が多い地区でしたが、JCCAC (Jockey Club Creative Arts Centre/賽馬會創意藝術中心) というアートセンターが出来てからは若者が集う新しいお店がオープンし、新旧が混載するエリアになってきています。
そしてこのJCCACの直ぐ近くにあるのが、今日ご紹介する『黑地』です。
『黑地』って何を売っているの?
『黑地』は、家庭用品を中心とする雑貨屋です。実は香港の雑貨屋さんが大好きなナビ。これ何に使うのかな~という面白い商品や、香港でよく見かけるグッズなどを探すのが楽しいんですよね。
でも、この『黑地』は町によくある普通の家庭用品雑貨店とはすこし違います。
ふつうのお店は、物が溢れて雑然としているのですが、『黑地』はとってもシンプルでモダンですっきりとした店内なんです。
 お店の外観、横から正面を見たところ。 |
 お店の外観、横から見たようす。 |
どうやら、こだわりを持ったオーナーさんのお店のようですね。お店の外から見ても、普通の雑貨やさんとの佇まいの違いが一目瞭然です。
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外から見た店内の様子。 |

店内に入ってみます。それほど広くないスペースですが、とても整然と綺麗に陳列がされています。これなら、欲しいものや見たいものが直ぐ分かりますね!売られているものは、オーナーさんが選んだ、シンプルで、モダンで、長く愛されている実用品ばかり。
お洒落なものというより、実用性と機能性をベースに、モダンでシンプルだからこそ感じるスタイリッシュさを兼ね備えたものが厳選されています。
また、香港でずっと使われてきたものや香港で製造された、古き良き質の良いものを置いてあるのも お店の特徴。
市内では探すのが難い商品などもありますので、香港らしいお土産を探したい人にも良いお店かもしれませんね。
では、オーナーが選んだ古きよき香港家庭用品を見ていきましょう!
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駱駝牌、CAMELブランドの魔法瓶。昔からある香港製造の魔法瓶はとても高品質です。最近またこの駱CAMELブランドが見直されてきており、入手困難なときもあります。欲しいものがあれば、是非買ってくださいね。在庫は多くないはずですよ。 |
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街のローカル食堂、茶餐廳(チャーチャンテーン)でよく利用されているカップ。飲み口の赤と緑のストライプが可愛らしいですよね。このカップのファンも多いのでは?? ナビは、香港人の友人が「このカップは飲み口が太めなので、口当たりがよく飲みやすい」と誇らしげに語っていたのを良く覚えています。 |
 ストリートフード店でよく使われる鶏柄の食器。これも、香港らしくて欲しい! |
 冬の名物といえば、煲仔飯(ボウジャイファン)。煲仔飯で使われる土鍋もありました! |
 なんともオールドスタイルの時計。香港ブランドと書いてあります。こういうシンプルなものこそ、長く使えて素敵ですよね。長年時計のない生活をしていたナビですが、次はこれを買おうかなあと思っています。 |
 ファンも多い、この食器。色違いで各種ありましたよ。 |
勿論、香港製品以外も揃っています。日本や世界各地の、長年愛されているキッチン用品が厳選して陳列されています。
 木のぬくもりたっぷりの食器類。 |
 こちらは、ずっと使えそうなスタンダードなグラスばかり。ナビは韓国ビールのHITEのグラスが欲しかったです。 |
 ファイヤーキング。色合いが素敵ですね。 |
 ステンレス製品もずらりとあります。 |
お店への行きかた
MTR観塘線、石硤尾駅から徒歩約5分の位置にあります。駅のC出口から出てください。JCCAC (Jockey Club Creative Arts Centre/賽馬會創意藝術中心) の直ぐ近くにお店がありますので、迷ったらこのJCCACを探してくださいね。
 1.C出口方面を探してください。 |
 2.C出口へ真っ直ぐ進みます。 |
 3.こちらはC出口を出た様子(後ろを振り返ってC出口を撮りました)。 |
 4.C出口を出ると、目の前の道路は向かって左は上り坂、右は下り坂になっています。右の下り坂方面を真っ直ぐ進みます。目の前にJCCACのサインボードがあります。 |
 5.下り坂の様子。とにかく真っ直ぐ進みましょう。 |
 6.坂を下りきると、十字路になっています。この横断歩道を渡って更に真っ直ぐ進みましょう。 |
 7.目の前の白い建物がJCCACです。 |
 8.JCCACの手前に、黒地があります。 |
 お店入り口にある食器が積み重なった箱。こういうの、宝探しみたいで大好きです。 |
 お店の中が全て丸見えになる位の大きな窓ガラスには、ぽつんポツンと、素敵なアイテムがディスプレイされています。センスが良いですね。
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 ベーシックで使いやすいホーロー製品もありますよ。 |

香港ファンなら見逃せない!?香港のレターボックス、信箱。
いかがでしょうか。
オーナーの家庭用品への愛がたっぷり詰まったお店。
香港のものも 香港以外のものも、ベースにあるのはシンプル で モダンで 長く愛されてきている品たち・・・、というのが直ぐにわかりますよね。 身近で毎日利用するものだからこそ、愛着を持ってよいものを選びたいものですね。
皆さんも、ローカルの生活を身近に見られる石硤尾を訪れてみてくださいね。その際は『黑地』へ立ち寄るのも、お忘れなく~!