
ターミナル3出発ビルへの入口
こんにちは、ロンドンナビです。今日は日本と英国を結ぶ3社の直行便が発着するヒースロー空港ターミナル3についてご紹介しましょう。「空港で出発前にショッピングしたい!」という人々のために、出発ゲート(免税)エリアにあるショップ&レストランを中心に紹介したいと思います。
ヒースロー空港ターミナル123駅
市内から公共交通機関を使ってターミナル3に行くには、地下鉄ピカデリー線か、ヒースロー・エクスプレスに乗り、ヒースロー・エアポート123駅へ向かうことになります。また、ヴィクトリア駅裏にあるヴィクトリア・コーチ・ステーションから長距離バスで行くことも出来ます。いずれも、降車したホームやターミナルから、チェックインカウンターがある出発ロビーの搭乗手続きエリア(出発の建物G階)までは徒歩10分近くかかります。
いつも混み合うターミナル3のチェックインエリア
ターミナル3に行ってみて驚くのは、搭乗手続きエリアに店がまったくと言って良いほどないこと。見送りの人とお茶を飲もうにも、わざわざ1つ上の階に行かねばなりません。それでも簡単なカフェがある程度。パブやレストランを利用したいなら、到着ロビー側のお店か、セキュリティ・チェックを終了したあとのエリアにあるお店に行きましょう。また、コンビニは到着ロビー側に1店舗(マークス&スペンサーのシンプリーフード)があるのみ。![]() わからないことがあれば、インフォメーションデスクで聞きましょう! |
![]() JALの発券・案内カウンター |
![]() ANAのチェックインカウンター |
![]() VATの返金手続きはここで |
![]() 手続きが終わったら上の階に上がります |
![]() ここから出発ゲートエリア(免税エリア)へと入ります |

セキュリティチェックを過ぎるとたくさんのお店がありますよ
セキュリティ・チェックより先のエリアは、いわゆる「免税区域」となっています。ここでのメリットは、ブランド品が若干安めに買えること。これは、付加価値税(VAT)分が割り引かれているからですね。品定めや商品の精算の時間などを考えると、免税ショッピングを楽しみたいという人は出発3時間前をめどに空港に行くことをおすすめします。なお、英国出発時には「出国検査(パスポートチェック)」はありません。
なかなかの品揃えを誇るハロッズの空港内売店
ターミナル3からは、日本をはじめ、中国、インドなどへの直行便が数多く運航していることもあり、有名ブランド各社は競ってこのターミナルに出店しています。中でも、もっとも目立つのは、高級デパート「ハロッズ」。定番の紅茶やクッキー、テディベア、ショッピングバックなどが一通りそろっています。そのほか、主なブランドとしては、「バリー」「ブルガリ」「カルチェ」「シャネル」「アルマーニ」「ゼニア」「グッチ」「エルメス」「ポールスミス」「フェラガモ」「トッズ」「ベルサーチ」など。さらに、いわゆるファッション系のブランド以外では、腕時計の「スウォッチ」、高級手帳の「スミスソン」、おもちゃの「ハムレイズ」、化粧品の「MAC」などもチェックしておきましょう。
ファミレスの「TGIフライデー」もあります!
免税ショッピングもしたいけど、英国を離れる前にパブでビールを!という人は、バー&レストラン「ブリッジ」へ。ビールもさることながら、フィッシュ&チップスをはじめとする英国料理が空港でも楽しめます。スープやサンドイッチのファストフード「EAT」などが免税エリアの一角に設けられています。
ブーツでの販売価格は市内の店舗とほぼ同じ水準です
機内で飲む水をはじめ、チョコレートやスナックなどを機内に持ち込みたいときは、ドラッグストア「ブーツ」をのぞいてみましょう。市内とほぼ同じ価格水準で売られているのもうれしいですね。残った小銭で多めにお菓子等を買って、そのままおみやげにするのもよいでしょう。
免税エリアのあちこちに両替所があります
空港内には両替所が数カ所あって、日本円への交換もできます。ただ、交換レートのことを考えると、免税エリアのお店などで使いきった方がよいかもしれません。欲しい商品の値段より、手持ちのポンド現金の方が少ないときは「足らない分をクレジットカードで払う」という方法があります。免税エリア内のショップスタッフはこういった計算に慣れているので、手持ちの現金を見せた上でカードと一緒に差し出せば適宜会計してくれるでしょう。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2011-04-08