こんにちは、ロンドンナビです。今日はロンドンのガイドブックに必ず載っている観光スポット、コヴェント・ガーデンをご紹介します。コヴェント・ガーデンはロンドンの中心地にあるショッピング・エリア。たくさんのお店が集まっていて、観光客に大人気の場所。オードリー・ヘップバーンが主演した映画「マイ・フェア・レディー」のロケ地としても有名。もともとこの場所には「コヴェント・ガーデン」という生鮮食品を取り扱う市場がありました。ヘップバーン扮するイライザの花屋は現在の交通博物館がある場所に実在していたんです。しかし、1860年代くらいから周辺の交通渋滞が深刻になったため市場は移動、1980年に市場の跡地を利用したショッピング・センターが誕生しました。それが現在の「コヴェント・ガーデン」。また、地下鉄チューブの駅も「コヴェント・ガーデン」という名前のため周辺も含めた地域全体を指す時もあります。
コヴェント・ガーデンの駅の周辺にはアート系のお店や古着屋さん、「キャズ・キトソン」などロンドン発のイギリスらしいお店、そしてインターナショナルに展開している「ザラ」や「ギャップ」などのハイストリート系のお店が集まり、食べるところもたくさんあります。また、「コヴェント・ガーデン」のマーケット・ビルディング内にもファッションから食料品など様々な店舗を見ることができます。また曜日ごとにストールが変わるマーケットも入っていてお土産を探すには絶好の場所。
オペラの調べを奏でる歌手
「コヴェント・ガーデン」はロンドンでは唯一、ストリート・パフォーマンスがみられる場所。厳しいオーディションを勝ち抜いたパフォーマーだけが立てる舞台。セント・ポール教会の前のウェスト・ピアッツァ広場では大道芸、そしてローアー・グランド・フロア―(吹き抜け地下)ではクラシック系の音楽を楽しむことができます。
かつて食料品をメインに売っているマーケットだっただけにレストランも充実。おしゃれなカフェやカジュアルレストランなどが買い物の休憩がてらお茶や食事ができるんです。また、ニュースでも話題になる「リアル・フード・マーケット(Real Food Market)」という食べ物の市場が立ったり、イギリスならではの雰囲気が味わえるイベントが開催されているのでネットでチェックしてみてくださいね。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2010-04-28