もともとは1683年、リチャード・サドラーによって建てられたミュージック・ハウスが起源と言われるこの劇場。19世紀にはシェイクスピア劇が盛んに上演されていました。現在使われている建物は1998年に開場した5代目のもの。 ウェルとは井戸のことですが、その井戸がまだ劇場内に残されています。また、長い間、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団が本拠地としていました。 客席数1,500席の大ホールと、200席の「リリアン・ベイリス劇場」が併設されています。 英国の演出家として知られるマシュー・ボーンの「白鳥の湖」の初演はこの劇場で、歌舞伎のロンドン初公演もここで行われました。舞台からせり上がるような客席は歌舞伎座の2、3階席と似ているように感じます。
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スポット登録日:2010-06-26