こんなに安くカルビが食べられる!!

アンニョンハセヨ、プサンナビです。約20年の歴史を持つ「現代スップルカルビ」さんは、とにかくその安さが有名なカルビ屋さん。釜山の人々の支持は絶大で、このお店こそ地元の方、大推薦のお店と言えます。釜山市が制作する「釜山のグルメガイドセレクション200」という冊子にも常に登場し、模範食堂の認定も受けているお店だけに、そのレベルの高さはかなりのものです。
場所は、東莱(トンネ)エリアで、最寄り駅は地下鉄1号線の温泉場。日本で出版されたガイドブックでの紹介などはないものの、ガイドさんの紹介を受けてやってきた日本人のクチコミでその評判が広がり、今では、温泉を楽しみにやって来た日本人がよく足を運ぶそうです。
安くて、良質、その秘密は?
メニューは生カルビ、味付けカルビ、カルビタン、セコギチョンゴル(牛肉の鍋料理)の4種類。
このお店は、良質のお肉を安く提供することで有名なのですが、お店のご主人に「安さの秘密は?」と聞くと、即答で「薄利多売」というお答えが返ってきました。「少しでも多くのお客さんにうちのお肉を食べてもらいたい」そのような気持ちが第一。そして、「お客さんの趣向のキャッチ、味、価格」の三位一体がポイントなんだとか。どうして安く、良質の肉を提供できるのかが気になりますが、ご主人が精肉業界と深いつながりがあるということが大きな理由だそうです。良質のお肉を、安く食べられる、これ以上望むことはないですよね。
味付けカルビ(220g)12,000ウォン(写真は3人前です)
お店一番の人気メニューがこちらの味付けカルビ。長い年月をかけて研究してきた結果、肉質をやわらかくすることに成功したそうです。味は地元人のお墨付き。
※価格は取材時のものです。
生カルビ(200g)14,000ウォン(写真は3人前です)
※価格は取材時のものです。
お店のこだわりはお肉だけではありません。お肉を巻いて食べるサンチュやサラダ菜、そのほかのお野菜、すべて無農薬の野菜のみを使用。また、コストを削減するため、おかずなどの品数は押さえ気味。必要なものだけを提供することで、低価格を維持できるというシステムがあるんです。
地元の方にも、旅行客にも人気のお店なだけに、夜7時から8時半まではお客でごった返し、とっても慌しくなる時間。下手をすると席がない可能性も十分にあるので、時間には十分ご注意を。肉にうるさい釜山の地元の方も納得する、カルビ屋さんだけにその信用度は高いです。釜山大学前からもタクシーなら、基本料金(1,500ウォン)で行くことができるので、大学街を楽しんだ際に、ここまで足を運んでみても良いでしょう。以上、プサンナビがお伝えしました。