家庭の雰囲気でいただけるカニが入った美味スンドゥブ!

こんにちは、プサンナビです。今日は、釜山から約1時間ほど北に進んだ新羅の古都「慶州」にある珍しいスンドゥブの食堂をご紹介したいと思います。何が珍しいかというと、フワフワとした豆腐と辛いスープの中に、砕いたカニがダシとして入っているカニのスンドゥブが有名なお店なんです!海鮮鍋を食べているような旨みがたっぷりと入ったスンドゥブを求めて、慶州を訪れる観光客がお店にやってくる有名店がこちらホバッノンクルという食堂。一見、お店というよりも家庭的な家屋でアットホームな雰囲気が漂っているこちらのお店にさっそくお邪魔してみましょう。
ホテルが立ち並ぶ普門団地の入り口の食堂街
お店は、慶州(キョンジュ)で高級ホテルが立ち並ぶ、人工池のある普門団地の入り口付近にある食堂街の中に位置しています。こちらの食堂街は、普門団地のホテルから食事をしにくる方が多い場所でもあり、慶州の中でも美味しいお店が多いエリアとしても知られています。バスなどの公共機関でのアクセスがちょっと難しくなっているのが残念ですが、普門団地内のホテルからはタクシーでワンメーター、ツーメーターぐらいでアクセスできますヨ!お店は、その食堂街の入り口からすぐ左に道なりに進んでいくと突き当たりにあるお店がこちらのお店になっています。

食堂街を奥に進んでいくと、慶州の田舎の雰囲気を感じることができます。お店は、一般家庭のような家屋で作られていて、どことなく落ち着けるそんな感じになっているのが特徴です。また、お店の脇にはお庭があり、食事の後のコーヒーをこちらで頂くことも可能!

食堂は、すべて座敷になっています。一般家庭を改造した食堂なので、小さなお部屋や大部屋などに分かれています。家族単位できても、お部屋を貸しきるような感じで食事ができるのもこちらのお店の魅力の一つかもしれません。
名物はケジャンスンドゥブ!

冒頭でも触れましたが、こちらのお店の名物は、なんと言ってもカニが入っているスンドゥブ!海鮮味のスンドゥブはたまにありますが、こちらのケジャンスンドゥブは、海鮮味よりも深いカニの味が楽しめる旨みたっぷりのスンドゥブになっています。カニのダシが効いているので、それほど辛くなく、辛いのが苦手な方でもトライできるくらいの味になっています。また、一般的にスンドゥブにはタマゴが入っていますが、こちらのスンドゥブにはタマゴが入っていません。カニの風味やダシをより感じてほしい、ということから入れていないんだとか!

一口スープを飲んでみると、カニの風味が口の中いっぱいに広がります!カニを食べているというのは大げさですが、本当に旨み!といった感じ。スープをすくってみると、写真のようにカニの身や甲羅も入っています。豆腐が入っていますが、スンドゥブだということを忘れてしまう感じです。
メインのスンドゥブのほかに並ぶおかずの数々!
スンドゥブのほかに、焼き魚、各種ナムル類などもテーブルいっぱいに並びます。ちょうど良い味付けになっていて、ご飯との相性抜群のおかずばかり!!慶州を訪れるお客さんの朝ごはんとして、朝早くからお客さんで賑わうんだとか!

サンチェ(山菜)ビビンパッはこんな感じです。6種類のナムルと目玉焼きがのって出てきますが、コチュジャンはお好みの量を自分で入れれるようになっているので、辛さを調節できます。

ご飯を入れて、コチュジャンを投入し、マゼマゼしていただきましょう!
スンドゥブ大好き~!という方、とっても多いですよね?ちょっと変わったカニ風味のスンドゥブをぜひいただいて見てください!豆腐のフワフワとカニの旨みが絶妙にマッチしたスンドゥブになっていますよ~^^以上、プサンナビがお送りしました。