健康食品としても注目されているスケソウダラ専門店

こんにちは、プサンナビです。数年前に日本でも美容に良い!とされて人気を博したブゴ(干したスケソウダラ)。大業的な料理としては、ブゴの良いダシをきかせたスープですが、そのほかにも、甘辛いタレで焼いた料理やお粥、そしてブゴのスープに麺が入ったカルグクス(韓国式ウドン)などもあります。そんなスケソウダラを様々な料理にしてくれる専門店「ヨンデリファンテグイ」を今日はご紹介したいと思います。釜山市内から1時間ほど北に上がった場所にありアクセスが難しくもありますが、釜山からわざわざ食べに行く人も多いという地元人気店になっていますよ!
蔚山市の手前・壷器村(オンギマウル)の入り口に位置!
釜山から1時間ほど北に向かうとある蔚山市の入り口に韓国の文化を垣間見れる施設・壷器村があります。土器やお皿、キムチをつける窯などを総称してオンギ(壷器)と呼んでいるんですが、それを作る工房や博物館などがある観光地になっています。お店は、その村の正門前に位置し、そこを訪れる観光客で賑わっているお店です。初めて行く方などはちょっといきにくい場所にありますが、リピーターの方は釜山近郊への小旅行としてチャレンジしてみても良いのではないかなとおもいますよ。
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お店の目の前が村の入り口です。分かりやすい場所にありますよ! |
一般住宅を改造したお店

お店は、一見、一般住宅のように見えるお店になっています。駐車場も広く、住宅のような建物を改造してお店にしてあるので、見逃さないようにアクセスしてくださいね。店内は、住宅を改造しているのですべて座席になっています。大小いくつかの部屋があり、テーブルになっています。団体で行かれる方は、お部屋を全て貸しきれることも可能になっています。
健康食品のスケソウダラ専門店

ファンテ(スケソウダラ)のもととなるお魚を「ミョンテ(明太)」といい、これが日本のいわゆるスケソウダラを指します。このミョンテは干したり、凍らせたりすることで、名称も料理法も違うマルチな健康食材へと変貌し、韓国料理として様々な食べ方をされている食品です。本日の主役ファンテ(黄太)は、産卵期に釣ったスケソウダラを零下10度以下の中で自然乾燥させ、夜は凍り、昼は解けるという"凍結→気化→凍結→気化"の過程を4ヶ月以上繰り返すことにより半干しの状態にさせたもので、身は柔らかく、色は黄色くなります。この乾燥&冷凍という加工過程を経ることで、ますます味に深みが生まれ、健康食品として進化する食材なんです。

●オススメのファンテグイジョンシッ(ファンテ焼き定食)
他の料理もありますが、一番オススメはファンテグイ定食です。ブゴスープに甘辛いタレで焼いた柔らかいファンテグイがついき、ナムルなどの数種類のおかずと白いご飯がつきます!ファンテグイも真っ赤ですが、それほど辛くなく、ご飯にちょうど良い甘辛さになっています。スープはとても濃厚で、旨みたっぷり。体全体が癒される味!?という感じがしましたよ。
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魚の下には素麺があり、甘辛いタレととっても合いますよ! |
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ブゴスープだけでもご飯が進みます! |
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キムチがとても美味しいのも人気の秘密 |
いかがでしたか?ファンテはとても体によく、健康食品と呼ばれたりしますが、それほど専門店がないのが残念なところ。ちょっと釜山市内からは遠いですが、1時間くらいの小旅行にでてみたい!という方にはオススメですよ!壷器村とセットで訪れてみてくださいね!以上、プサンナビがお送りしました。