ワインに2日間漬け込んだサンギョッサルを炭火で焼くのが人気!

こんにちは、プサンナビです。韓国にきて焼肉を食べるなら牛肉!というのは一昔の前の韓国料理。安くて美味しい豚肉の焼肉が楽しみで韓国に旅行をする~という人も多いのではないでしょうか?韓国で焼肉を食べに行こう!というと、牛肉よりも庶民的な豚肉がメインですが、今日、ご紹介するお店は、豚肉をワインにじっくりと漬け込み、柔らかく、そして豚肉の香りを和らげたサンギョッサルが人気のお店なんです!豚肉の香りが~という苦手な方へもぜひトライして欲しいお店になっていますよ!
光復路通りの中央に位置!

お店は、初めて行かれる方でも簡単にアクセスできる場所に位置しています。南浦洞の街を横に線を引いたように突っ切っている光復路通りのちょうど真ん中、釜山タワーに登るエレベーターの近くにお店はあります。ビルを黒い看板で覆い、大きな文字でお店の名前がハングルで表示してあるのが特徴です。その看板のあるビルの階段から2階へ上がっていくと、お店になっていますヨ!
※三叉路近くにあるABCマートの5Fに移転しました。
釜山初のワイン漬け豚肉
今では、ワインに漬け込んで柔らかくした豚肉のお店はたくさんありますが、こちらのトンマルがワインサンギョッサルをメニューに加えたのは1999年ごろ。当時、ソウルでは流行っていたワイン漬けのお肉を釜山で初めて導入したお店でもあり、その人気は現在も続いています。お店を移転したのも以前の場所が小さく手狭だったからということで、今ではビルの2,3階フロアを使って広々とした店内なっています。3階には個室もあり、団体での利用も可能になっています。お店は平日でも夜は満席になるほどなんだとか!すごいお客さんの数でその人気を伺えますよね。
白ワインに2日間熟成された豚肉

ワインは、カリフォルニア産の白ワイン。白ワインと3種類のハーブに48時間漬け込み、香りが逃げないようにホイルで包み熟成させます。そうすることで、豚のニオイが消え、抵抗なく食べられるだけではなく、柔らかさもUPするんだとか。
写真は、4人分のお肉です。つやつやしてしっかりとワインで熟成された感がしますよね?これを炭火で焼くと、外はカリカリ、中はジューシーなお肉が完成して、お口に入れるだけで、柔らかい~お肉の食感とお肉から出る旨みが楽しめちゃいます^^また、一口サイズに切ったものが出てくるので、焼けばいいので、とっても楽に食べれちゃいます!はさみでチョキチョキとして食べるのも韓国チックですが、美味しく食べれるサイズに切ってあるので、ベストサイズでいただけちゃいますよ♪
炭火で旨みをさらに閉じ込める!

ワインに熟成させるだけでは美味しさはまだまだ!ということで、こちらのお店では、炭火でしっかりとお肉を焼いていくようになっています。注文と同時に、テーブルの上に炭火を乗せ、お肉を焼いていくんですが、その際、炭火を助ける火やガスは一切なく、炭火のみの熱でお肉を焼いていきます。お肉から脂が落ち、外はカリカリ、中はジューシーに焼きあがる秘訣がこの炭火なんだとか。
ソースは4種類でお楽しみ!

ソースも新しいもの好きの若者の趣向に合わせてちょっと変わったものが用意されています。定番のごま油の他に、チリソース、からしソース、きなこ、の全部で4つ。意外と人気なのが、淡白な味のきなこと豚肉の相性の良さなんだとか。済州島(チェジュド)ではお肉をきなこにつけて食べる習慣があるそうですが、釜山では珍しい食べ方です。ぜひ、一度試してみてください、クセになるかもしれませんよ~。
〆はしっかりと麺ORご飯
お肉をどれだけ食べても、食事の〆ではしっかりと麺やご飯を頂くのは韓国式!ということで、こちらのお店にはもお肉の後の食事メニューが揃っています。冷麺やテンジャンチゲが人気ということですよ。お肉で口の中をさっぱりさせたい~という方には冷麺。しっかり食事を!という方にはご飯つきのテンジャンチゲがオススメです。テンジャンチゲはビビンパッ風になって出てくるので、2種類の味を楽しめちゃいます。
いかがでしたか?ワイン漬けといっても、お肉自体がワインの香り~というわけではなく、豚肉独特の臭みを取る程度になっていますので、お肉のお供に焼酎やビールを飲んでも気になりませんよ!以上、プサンナビがお送りしました。