こんにちは!ソウルナビです。今日はソウル地元で人気の冷麺専門店をご紹介しましょう!場所は江南はロッテワールドがある蚕室(チャムシル)のお隣り、シンチョン(新川)駅から徒歩3分。創業21年の老舗、咸興(ハムフン)式冷麺専門店「ヘジュネンミョン」です。こちらは激辛冷麺が食べられるお店として有名で、しかも冷麺一杯の値段がなんと約10年前と同じ3,000ウォンぽっきり(2008.9.1~3500ウォンに)!この値段を今の今まで頑なに守っているお店です。長い間同じ味を守ってきたウワサの激辛冷麺と値段の安さでランチタイムには行列ができるほど。ではさっそく、お店の方に行って見ましょう!
お店は昔ながらの平屋。前に3~4台分の駐車場があるので建物はちょっと奥まっています。道路沿いにはシンプルな"ヘジュネンミョン"という看板があり、お店の中に入ると、これまた昔風。"明洞咸興冷麺(明洞)"、"南浦麺屋(市庁)"、"平壌麺屋(東大入口)"など冷麺の老舗有名店は昔ながらのお店が多いですよね。木製の椅子とテーブル、奥にはホールから丸見えの調理場。テーブルに座った途端バンバン注文している地元の人をみながら、いったいメニューはどこにあるんだろう??と思っていたら、ありました!入口のすぐ横に小さなメニュープレートが。そう、こちらのメニューは、"ビビンネンミョン(ビビン冷麺)"と"ムルレンミョン(水冷麺)"の2つ(+冷麺の麺を追加時の"ネンミョンサリ")しかないんです。
席に案内されたら2つの中の1つを迷わずすぐ注文(この機会を逃すと忙しいお店の人を捕まえるために大声を張り上げなければなりません。。。)。店員さんたちは席の配置や片付け、料理出しなどなどとっても忙しいので、ユクスや水もセルフサービス(とお店の壁に書いてあり)。入口のすぐ横には浄水器とユクス(肉スープ)のタンクがででんと置いてあるので、料理が運ばれてくる2~3分の間にユクスや水を各自用意して置きましょう。
こちらのビビンネンミョン(唐辛子味噌風味混ぜ冷麺)はソウル一の激辛冷麺として有名。唐辛子、ニンニク、タマネギ、ごま油など約10種類の材料が入ったコチュジャンベースの真っ赤なソースがたっぷりかかっていて鮮やか。半分に切ったゆで卵とキュウリ、ゆで肉のスライスが2枚ほど。これがウワサの激辛冷麺!冷麺がテーブルに運ばれると同時に、小皿に盛られた千枚漬け風の大根スライスの酢漬けを持ってきてくれます。
お店の壁を見ると冷麺のおいしい食べ方が書いてありました。ムルレンミョン(水冷麺)の場合は酢とからしをたっぷり入れ、砂糖を少し加えること。そしてビビンネンミョンの場合は酢、からし、砂糖を少しずつ入れて、よーく混ぜて(地元の人をみていると、チャジャンミョンを混ぜる要領で、箸を一本ずつもって麺を混ぜてました)食べるとさらにおいしく食べられるんだそう。好みの味付けに仕上がったら、最後にテーブルに置いてあるハサミで自分の食べやすいようにカットしていただきましょう!上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2004-08-19
スポット更新日:2012-05-31