
五台山は昔から三神山(金剛山・智異山・漢拏山)と共に韓国の名山として挙げられてきました。新羅善徳女王の時代の慈蔵律師以来、1,360余年もの間、文殊菩薩が1万の家来を従えて常に説法を唱えていた場所として知られています。江原道の江陵市、平昌郡、洪川郡一帯にまたがっており、高さ1,563メートルの毘盧峰(ピロボン)を主峰として東台山(トンデサン)・頭老峰(トゥロボン)・象王峰(サンワンボン)・虎嶺峰(ホリョンボン)などの5つ峰が名前の由来とされています。国立公園には樹齢100年以上もの木々が生い茂り、散策道が整備されているのでのんびり森林浴を楽しめます。