こんにちは!ソウルナビです。若者が集まる街といえばいろいろありますが、学生街もそんな街の一つ。皆さんは学生街というと、どのようなイメージを思い浮かべますか?学生たちの利用する安い食堂やお店が多い!元気な若者が多いだけあってエネルギーにあふれている!などなど、学生街には学生街独特の特徴や雰囲気がありますよね。ソウルにももちろん学生街と呼ばれるエリアはいくつかありますが、それぞれの街ごとにまた違ったカラーを持っています。今日ご紹介するのは、ソウルの学生街の中でも一番アートで自由な雰囲気が漂い、流行の発信地でもある街、そしてアンダーグラウンドな文化が発達している街として知られている弘大入口(ホンデイック)!芸術系が有名な弘益(ホンイッ)大学周辺に広がるエリアで、学生だけじゃなく芸術系の人々がたくさん集まっている街でもあるんです。今日はここ弘大がどんな街なのか!?少し詳しくチェックしてみましょう!
弘大エリアはソウル中心部から西のほうに位置し、中心となる駅は地下鉄2号線のホンデイック(弘大入口)駅。地下鉄2号線はソウルをぐるりと回る環状線になっているのですが、弘大入口駅は地図で見ると2号線の左上のほう、漢江(ハンガン)のちょっと上あたりにあります。ちなみにここ弘大入口駅は空港鉄道も停車するので、空港からのアクセスも便利!お隣にはソウル一の学生街として知られる新村(シンチョン)エリアや名門女子大のある梨大(イデ)エリアが並びます。
このエリアで一番のシンボル的存在といえば、やっぱり芸術系が有名な弘益(ホンイッ)大学でしょう。大学には芸術系の学生も多く、弘大の街全体にもそんなアートな雰囲気が流れています。たとえば通りの壁のいたるところに壁画が描かれてあったり、小さなギャラリーがぽつぽつとあったり、週末には学生たち手作りの作品などを売るフリーマーケットが開かれたり。また、このエリアには広告、映画、放送、出版、写真、音楽といった分野で活躍する人々が構えているオフィスも集まり、芸術を目指す学生だけでなく、創作分野にかかわる人々が多いことが街をよりいっそうアートな雰囲気にしている理由の1つかも。
学生など若者が多く、また芸術系の大学があるということもあり、カジュアルで個性的なスタイルのファッションがよく見られるこのエリア。他のエリアと比べて自由にオシャレを楽しむ人が多かったり、ちょっと日本っぽい雰囲気があったりするところも特徴かも。さらに学生だけじゃなく、このエリアには年代問わずそんなファッションが好きな人々が集まっているよう。またそんなファッションが好きな人々にこたえるショップもたくさんあります。そして女子だけでなく、オシャレ男子が多いエリアでもあります。
このエリアはグルメスポットも充実。学生御用達の安くて美味しい食堂やレストランだけじゃなく、他のエリアでは見ないようなちょっと変わったレストランや、オシャレで個性的なカフェが多かったりするもの特徴。そんなカフェが集まったカフェ通りがあったり、また食べものの流行がいち早く取り入れられたりするエリアでもあります。もともと一軒家が並ぶ住宅地だったところがそのようなカフェ通りになったりもしているので、一軒家を利用した独特の雰囲気の落ち着いたカフェやレストランもいっぱい。また、外国料理や日本食のお店が多く、カレーやどんぶり、ラーメン、日本のチェーン店など今ではソウルでおなじみの日本食が他のエリアよりも早くでき、ブームの先駆けのなったのもここ、弘大なんです。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2000-05-14
スポット更新日:2012-04-03