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仙遊島公園

ソニュドコンウォン선유도공원

ソウル > 西部(堂山/仙遊島),ソウル西部

漢江に浮かぶ島、仙遊島!家族の散歩やデートにもピッタリな自然あふれる公園!

こんにちは!ソウルナビです。今日はソウルっ子たちから人気の公園情報をお届けしましょう!…と言ってもブランコがあって滑り台があって~…という近所の公園的なものではなく、広くて景色や散歩を楽しめる「仙遊島(ソニュド)公園(コンウォン)」です!こちらは、ソウルの真ん中を流れる漢江に浮かぶ島のうちの一つで、美しい景観を誇る「仙遊島」に広がる公園。家族連れはもちろん、デートをしに来るカップルや写真を趣味にした人たちがよく訪れるスポットです。広いだけでなく豊かな自然も特徴の一つで、まさに憩いの場としてピッタリ。都心から抜け出し、漢江や緑を眺めながら息抜きしたいときにオススメな場所なんですよ。さっそくナビと一緒に「仙遊島公園」に行ってみましょ~!
位置をチェック!
漢江にはいくつもの橋が架かっていますが、その一つである楊花大橋(ヤンファデギョ)の中間あたりにあるのが「仙遊島」。その島一帯がこの「仙遊島公園」になっていて、面積は117,362?ととっても広くなっています。地下鉄2号線の堂山(タンサン)駅、2・6号線の合井(ハプチョン)駅が最寄り駅ですが、どちらからも1,500m以上離れているため、徒歩で行くのはかなりしんどそう。バスやタクシーを利用していくのが無難です。
<地図>

<地図>

緑豊かな公園として生まれ変わった仙遊島
仙遊島はもともと漢江の美しい景色を眺められる島として愛されていましたが、ここに浄水場ができることによって残念ながらその景観は失われてしまうことに。そして1978年から2000年の間、ソウルの西南部へ水道水を供給していた浄水場が閉鎖され、2002年4月、浄水場跡地に完成したのがこの「仙遊島公園」。国内初のリサイクル型生態公園として、水質浄化スペースや温室、水生植物園といった普通の公園とはちょっと違い、環境を意識した施設があります。草木がいたるところに見られたり自然にあふれた様子も見ることができ、昔の美しさを取り戻した仙遊島に出会える形になっているんですね。

■公園の様子を写真でチェック!

それでは各施設やミドコロを中心に写真でその様子を見ていきましょう!
◇温室(9:00~17:00)
冬でも水生植物を利用した水質浄化過程を見ることができるもので、熱帯地方の水生植物や韓国南部地方の常緑植物を観察することができます。
◇水質浄化園

水生植物を植えた階段式の大きな水槽を経由し、水が浄化される過程を見ることができる場所。これらの水生植物は水質汚染の主要原因となるリンや窒素などを根を通して吸着・吸収させることによって水をキレイにすると言われています。
◇環境水遊び場
子供たちが水遊びできるくらいの浅さ。そばに座ってのんびりするだけでも気持ち良さそうです。
◇仙遊島案内センター
仙遊島について簡単に知ることができる展示を用意。規模は小さめなうえに、ハングルでの説明が中心ですが、模型などが置かれているので寄ってみる価値はあるのでは?

◇漢江展示館

◇緑の柱の庭園
◇周辺に広がる散策路など

◇水生植物園

◇円形空間
(※写真はイベント開催時)
◇時間の庭園
◇カフェテリア(11:00~23:00)

お散歩途中に小腹が空いたときや食事タイムのときに利用したいのがこのカフェテリア。ハンバーガーやキンパッ(海苔巻き)などの軽食を中心に販売しています。1階の店内の座席は少ししかありませんが、大きく窓がとられているので漢江を眺めることができておトク~。お店の外にも席はあるのでそこを利用してもいいかもしれません。2階にも屋外席が少しあり、全体的に漢江のある風景を堪能できるようになっています。食べられるものはチープ系だけど、景色を楽しみながら利用したいカフェテリア。

1階:食事・飲み物(ハンバーガー2,500ウォン、うどん4,000ウォン、ポテト3,000ウォンなど)
2階:コーヒーやジュース中心
◇仙遊島船着場
漢江遊覧船の船着場として2008年6月に新しく登場したのがこの仙遊島船着場。カフェテリアに向かって右方面へ歩いて行くとあり、チケットはカフェテリア内にて購入します。取材時は汝矣島(ヨイド)を経由し同じ場所に戻ってくる周遊パターンしかない上、コースの本数も少なく極めて小規模な運航状態。週末は人が多いですが、平日は乗船人数によって欠航することもあるそうなので、当日に電話で確認することをオススメします。
※仙遊島船着場の連絡先02-2068-6344(スタッフは韓国語のみ可能) 
◇仙遊橋(ソニュギョ)及びその周辺

公園入口からまっすぐ島の先端へと進むと到着するのが仙遊橋と呼ばれるアーチ型の橋。その周辺は広めにスペースがとられていて、イスなどもありゆっくり休めるようになっています。なんと言ってもここで堪能したいのが漢江のある風景!柵ごしのすぐそばに漢江の流れを感じることができ、夏は川べり独特の気持ちいい風にあたれます。写真を撮る人がたくさんいる場所でもあるし、またロマンチックな雰囲気にもなれるのでカップルがたくさん集まる場所。漢江の向こうにはNソウルタワーも見えますよ。

■デートにピッタリ!ググッとムーディーな雰囲気の夜!

夜はググッとカップル率が高まるこちらの公園!周りがカップルだらけになるので1人で行くとさびしくなっちゃうかも!?^^;。昼と夜とは雰囲気が全然違うので、昼と夜の両方に訪れることをオススメします!
仙遊橋付近は特にロマンチック度が上がる!見学料を払わなくてもこの雰囲気を味わえるのはウレシイ~。

ソウルってあまり公園の数は多くなく、あってもだだっ広~いだけの土地だったり…なんてことも。でもこの「仙遊島公園」は広い敷地でお散歩できるし緑もたくさん。温室などの変わったスポットもあるし、なんといっても漢江をじっくり見学できるのがいいですよね。ここに友達と遊びに行ったりもするナビですが、韓国の人も「ソウルにこんなところがあったなんて~!」とうれしい驚きを口にするくらいなんですよ。ショッピングに観光地巡りに…といろいろ動くのもいいですが、たまにはブラ~ッとソウルの公園でゆっくりしてみてはいかがですか?以上、ソウルナビでした。

基本情報

  • 住所ソウル市 永登浦区(ヨンドゥンポグ)楊花洞(ヤンファドン)95
  • 住所(韓国語)서울시 영등포구 양화동95
  • 電話番号02-3780-0590(仙遊島案内センター)
  • 営業時間6:00〜24:00(案内センター・展示館などは9:00〜18:00)
  • 休業日年中無休
  • その他の情報※公園内での自転車やインラインスケートの利用は禁止。
    ※最寄り駅の地下鉄2号線タンサン(堂山・Dangsan・237)駅から徒歩20分ほどですが、バスやタクシーを利用するのが無難。
  • 行き方1)地下鉄2・6号線ハッチョン(合井・Hapjeong・238/622)駅8番出口を出て少し進むとあるバス停から5714番の緑色のバスに乗ると、次の停留所が「仙遊島公園入口(ソニュドコンウォン イック)」。(※記事の地図内「仙遊島公園入口」部分に停留所があります)なお、タンサン駅からも5714番のバスは乗車可能。

    ※「仙遊島公園入口」からハッチョンに戻る際の停留場は、公園入口の(道路を挟んで)向かい側に位置。公園の入口を見て公園に入らず少し左側に行くと車の入れるスペースがあります。そこを入っていって左側に進むと、橋からつながる道路の下をくぐるような道があり、そのまま行くと公園の反対側にあるバス停の前に出ます。

    2)地下鉄9号線ソニュド(仙遊島・Seonyudo・912)駅2番出口を出て漢江方面へ。<2009.7.24>地図

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2008-09-23