こんにちは、上海ナビです。寒い冬はもちろん、上海では夏でも火鍋が大人気。辛口と透明のスープが鍋の真ん中で区切られた鴛鴦火鍋や、激辛の四川風火鍋、台湾風のカレー鍋、タイスキなど、上海では様々な火鍋を味わうことができます。でも、ナビがついつい入ってしまうのは、北京風のシンプルな羊肉のしゃぶしゃぶ屋さん。こぢんまりしたお店が多いので、少人数でも気兼ねなく鍋を楽しめるのです。今回ご紹介するのは、そんな北京風火鍋のお店「老北京涮鍋」。週末の夜などは並んで待っている人がいるほどの人気店です。
お店があるのは、アメリカ、フランス、イスラエルなどの領事館が密集する淮海中路、復興西路、烏魯木斉中路が交わるエリア。高級マンションなども林立しているのですが、このお店がある界隈だけは庶民的な雰囲気です。![]() 凍豆腐(4元)。その名の通り、凍らせた豆腐。鍋に入れるとスープがしみ込んで美味。いちばん先に入れて、じっくり煮込みます。 |
![]() 卵餃子(12元)。卵で作った皮の餃子。具もパンパンに入っています。こちらも早めに入れてじっくり煮込みます。やさしい味わい。辛いタレにつけてもおいしい。 |
煮込んでいる最中の鍋。中には墨が入っています。店内には蒸気と熱気が充満。体も温まります。でも、服ににおいがついちゃうんですよね。友人の中には、火鍋に誘うとにおいがついてもいいような服に着替えてから来る人もいたりします。でも、そんな気合を入れてまで食べる火鍋はやっぱりおいしいのです。
夕食のお客さんもはけて、店員さんたちものんびりおしゃべりしています。この家庭的な雰囲気もこちらの魅力。火鍋店というと大型のチェーン店が主流ですが、心までほっこりしたいなら家庭的な北京風火鍋店がオススメです。
それと、こちらのお店はなんと午前4時まで営業しているのです。どんなに長居しても、追い出されることはありません。それどころか、食べ終わってもおしゃべりに興じるナビたちにおかみさんがヒマワリの種を一皿サービスしてくれました。なんとも素朴なプレゼント。ありがとうございました!上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2009-03-19