鉄板の上の妙技!古北の豪華な名都城倶楽部内で鉄板焼きを食べよう。

コックの程さん。こちらのコックさんはなぜか皆さん美男美女でした。
こんにちは、上海ナビです。
鉄板焼って日本ではあまりなじみがなかったのですが、中国に来てから日本料理の5軒に1軒くらいの割合で鉄板焼を売りにしているお店があるのには驚きます。もともとニューヨークの日本料理レストランが、鉄板を寿司のカウンターに似せて肉や、魚を目の前で焼いて出したのが始まりとか。本家は華僑もとい、日僑のお料理なんですね。そんな鉄板焼は、日本料理の枠を超え、アレンジも自由自在のようです。今日は、上海のチャイニーズTEPPANYAKIをご紹介しましょう。

お店があるのは上海のリトルトウキョウ、古北地区。「古羊路の名都城」といえば、ほとんどのタクシーの運転手さんは知ってるんですよ。正門の真っ正面にデンと建つ名都城倶楽部のすぐ裏に「紅花」はあります。地下鉄の駅からはかなりあるので、タクシーで行くことをおすすめします。名都城正面玄関でタクシーを降りないように!中はかなり広いです。門番にお店の場所を聞いてタクシーでお店の入口まで連れて行ってもらいましょう。
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名都城の周りも高級住宅街。通りの右左には緑があふれています。 |
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水城南路の南の突き当たりに名都城はあります。水城南路はカルフールのある古北地区の中心。大して広くない通りですが、夕方には買い物客の車で渋滞が起こります。 |
 正面に見えるのが名都城倶楽部です。 |
 広い敷地内にはこんな彫刻も(笑)。テニスコートにゴルフ練習場もあるそうです。 |
 右回りに倶楽部を回り込むとお店の入口が見えてきます。 |
 徒歩の場合、倶楽部の建物の中を通ってくると近いですよ。入り口は倶楽部の裏口を出たらすぐ。 |
〜メニューはコースのみ!〜
昼は88元〜、夜は388元〜のコースしかありません(宿泊客には198元の特別コースがあります)。今日は一人でやってきたナビ、88元のランチコースを思い切っていただくことに。でもナビのために88元コースに含まれていないエビと牛肉のステーキをサービスしてくださいました!

夜の688元以上のコースに付くフォアグラ。これを食べたことのある知人の感想は「とろける〜」とのこと。

サービスで出してもらった大正エビ。ちょっと変わったソースが付いていました。企業秘密だって、作り方は教えてもらえませんでしたが。

888元コースの松阪牛。本当にこんなに厚切りだそう。
〜豪華な店内〜
鉄板を中心に個室は全部で6つ。一番大きい個室は16人ほど入れます。お部屋には華の名前がついています。蘭、桜、梅など、やはり店名が「紅花」だからでしょうか。テーマカラーは赤。一番大きい個室には窓からプールが見渡せます。(注:プールは居住者のみに開放されています)
 入口を抜けると、待合室のようなスペースがあります。ふかふかのソファーにシャンデリア。壁には一面にワインが飾られています。 |
 お料理で使われるヒマラヤ岩塩(ローズ塩)で作られたランプ。マイナスイオンが発生するそうです。インテリアとしていろいろなところに飾られていました。 |
〜いただいたコースをご紹介〜
さて、88元コース改め、料理長スペシャルコースをご紹介します。

大正エビを焼いてくれているところ。
一人分なので鉄板の上がちょっと寂しい感じですが。もう少し大人数だと迫力があるそうです。でもエビはとっても大きいでしょ?

テーブルセッティング。
ナビが案内された部屋は6人用。真ん中に陣取ったらほかのセットはすぐに片付けられてしまいました。

シェフサラダ。
オレンジ風味のオリジナルドレッシングが美味。

キノコのクリームスープ。
濃厚なキノコの味が口いっぱいに広がります。

野生扇貝。
鉄板の上にさらに金属のお皿を乗せて、その上に水を入れ蒸してくれます。

薄切り牛肉。
中国産の牛肉ですが、薄く切られていてもきちんと味があります。焼き時間をなんと3秒!でした。

鉄板焼チャーハン。
お米一粒一粒がパラパラ。さすが本場のプロの技!
このほかに、季節の野菜炒めとデザート、フルーツ、コーヒーまたは紅茶が付きます。ランチは88元〜、夜は388元〜です。少々高価ではありますが、それでもとっても充実したメニュー内容だと思います。サービスも満点でした。
いかがでしたか? たぶん日本の鉄板焼とはかなり違った料理になっているのではないかと思います。中国風高級鉄板焼。上海にお越しの際にはぜひ一度お試しください。以上、上海ナビがお伝えしました。