こんにちは、上海ナビです。
すると、お店の前に何やら武具のようなものが並ぶレストランを発見! こちらが「風波庄」です。人気レストランなだけあって、いろいろな称号が掲げられています。実はナビ、このお店のことを上海人向けの掲示板サイトで知ったんです。「店に一歩入るなり大爆笑してしまった」「こんなお店は今までなかったのでは?」なんていう興味深い書き込みのオンパレード。しかも、味やサービスの評価ポイントもかなり高いんですよ。期待が高まります♪
お店に入ると、道着を来た店員さんたちが雄叫びをあげて出迎えてくれました(笑)。BGMはもちろん武侠映画のサントラや主題歌。これに合わせて歌っている店員さんも。とにかく、スタッフたちの「やらされてる感」はゼロ。お店の人全員が武侠映画マニアなんです。しかも、「コートはこちらにかけて下さいね」「寒い? では、あちらの席へどうぞ」など、サービスも満点! 小さな子ども連れのお客さんにも親切に接しているのが印象的でした。
こちらのお店の最大の特徴と言えば「メニューがないこと」。席に着いたら、店員さんがこれについての説明をしてくれます。このとき、要望を聞いてくれるので好き嫌いなどを伝えましょう。言葉に不安を感じる方は、あらかじめ調べておいてメモを渡すのがオススメ。今回ナビは、「あまり辛くしないで」と「カエル系は×」を伝えました。これをもとに、人数、時間、仕入れに合わせたコースを作ってくれます。何が食べられるのかは出てきてからのお楽しみ。値段は一人30〜50元ほど(ドリンクは別料金)で、足りなければ追加もできます。お品書きは追加用のもの。これを見てオーダーすることはできません。
今回は2人でランチにやってきたナビ。まず出てきたのは、厚揚げをたっぷりの野菜とともに炒め煮したヘルシーな鍋料理。初めからボリューム満点の料理が登場です。こちらのお店の料理は、安徽料理をベースにした「農家菜」(田舎料理)。濃いめの味付けでお酒が進みます。
次に出てきたのは、こちらの看板料理だという「口水魚」。トウガラシと山椒がきいたスパイシーな川魚料理です。辛すぎずまろやかな味わいで、思わず笑顔になってしまうおいしさ。「そろそろご飯がほしいかも」と思ったら遠慮なく頼みましょう。これまた豪快な桶入りのご飯を持ってきてくれます(サービス)。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2010-02-17