抜群の眺望と絶品点心が大人気! 上海発のハイブランドが展開するモダンダイニング。

こんにちは、上海ナビです。
窓から絶景を楽しめるレストランがたくさんある上海。新しいビルや施設も続々登場中で、眺望抜群系レストランは常に増え続けています。そんななか、2018年現在ナビのイチオシなのが今日ご紹介する「上海灘餐廳」。香港やシンガポールなどにも展開しているファッション、インテリア雑貨のラグジュアリーブランドが経営しているレストランです。「ちょっと高級すぎるかも」と思ったナビですが、ランチの飲茶は比較的リーズナブルと聞いて早速出かけてみることにしました!
「上海灘餐廳」へ行こう!

「豫園」駅から歩いてみよう! 最寄りは1号出口
「上海灘餐廳」があるのは上海を代表する観光地「外灘」。やや南側に位置するので、最寄り駅は地下鉄10号線「豫園」駅になります。駅からの行き方はこんな感じ(徒歩約15分)。豫園や路地裏を散策しつつ向かうのもお勧めです。
 ①駅を出て後方、「福祐門小商品市場」が見える方へ進みます |
 ②1本目の福祐路を左折します |
 ③そのまま進みます。右手に入ると「豫園商城」ですね |
 ④そのまま福祐路をずっと進みます。左手に「古城公園」があります |
 ⑤突き当りの人民路を右折 |
 ⑥「BFC外灘金融中心」の敷地に沿って歩き、 |
 ⑦「Seesaw Coffee」(もうすぐオープン)のところを左折 |
 ⑧突き当りのブロンズ色の門を入ります。右手には「復星芸術中心」が見えます |
 ⑨エレベーターで5階に上がるとお店が。棟の一階に看板などがないので注意を |
今回ナビが訪れたのは平日のランチタイムでしたが、週末と夜の時間帯は必ず前日までに予約を。窓際席や個室は、日時に関係なく必ず予約が必要です。上海市内のほかの高級店同様、席が空くまでエントランスで待つということはできません。
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店内はこんな感じ |

窓からはこんな絶景を楽しめます。夜景もきっときれいです
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「上海灘餐廳」のお勧めポイントまずは立地。遊覧船乗り場「十六舗」の向かいにあるので、クルーズ後に夜景ディナーを楽しむなんていう使い方もできますよね。外灘、豫園方面へ徒歩で行けるので、旅行者の皆さんも使いやすい立地だと思います。

ビビットな色合いとシノワズリなデザインが特徴
「上海灘」は、1994年に上海で創業したファッションブランド。世界各国に店舗を持っているほか、取り扱っている雑貨などはガイドブックで必ず紹介されている人気店です。レストランで使われている食器やインテリア雑貨もすべてオリジナル。ビビットな色合いがおしゃれです。テイストが気に入ったら市内にあるショップも覗いてみて。また、「新天地」にもレストランの支店があるので、「外灘で食事をする日程ではない」という方はこちらへ。
絶景ビューと楽しむ点心の数々

点心メニュー。食べたいものにチェックして店員さんに渡します
それでは早速お料理を紹介していきましょう。今回はランチの飲茶を楽しむことにしました。夜はアラカルトの料理がメインになり、価格帯も上がります。予算はランチ120元〜、ディナー400元〜。客層は地元の若い女子が多めでした。
※2018年現在のメニューと価格です。

どんどんお湯を継ぎ足してくれます
普洱茶(10元)ランチの場合はまずお茶をオーダーします(お酒でももちろん可)。ナビはプーアール茶を選びました。こちらのレストランの特徴は、シャンパン、ワイン、カクテルが充実していること。夜景とお酒を楽しむのにもぴったりのお店なのです。

濃厚なトリュフの香り
松露野菌餃(28元)トリュフとキノコの蒸し餃子です。点心にトリュフを使うのがブームの上海。キノコの食感と濃厚なトリュフの香りを楽しめます。こちらのお店の点心は、すべて何もつけずに素材の味を楽しむスタイルの点心だそう。黒酢や醤油が欲しくなるかもですが、まずは何もつけずにどうぞ。

アオサが練りこまれた皮もポイント
松茸蝦餃皇(42元)マツタケとエビ入りの蒸し餃子です。香りをそれほど重視していないマツタケ料理が多い上海ですが、こちらはしっかりと香りも楽しめて、プリプリ食感のエビもギュウギュウに入っていて絶品。確かに、何もつけないで食べたい風味です。

ホタテがぎっしり
翡翠帯子餃(38元)ほうれん草を練りこんだ皮でホタテを包み、蒸しあげた餃子です。巾着みたいな形もかわいい! 「上海灘餐廳」にはほかにも他店にはない創作点心がたくさんあるので、人数を集めていろいろ頼んでみてください。
拿多利黒天鵞酥(24元)
コクチョウ型のパイです。店員さんに「何で黒いんですか?」と聞いたところ、パイ生地にイカスミを練りこんでいるからだそう。甘いのかと思ったら、中にはあんかけで炒めた海鮮が入っていました。「普段料理の写真は撮らない」という方も、これが出てきたら絶対撮っちゃいますよね。
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おいしくてSNS映えも |

甘さ控えめ
白芝麻布丁(28元)デザートはお勧めだという白ごまプリンに。黒ごまを使ったデザートはよくあるけれど、白ごまのポテンシャルを思い知ったというか、杏仁豆腐みたいなクリーミーさが絶品だと思いました。これ、必食です。

いかがでしたか? 料理はもちろんですが、行き届いたサービスにもぜひ注目してみてください。それと、ランチのこの値段でこの高級感を味わえるのはお得だと言えるかも。トイレの洗面所には、ロンドンのフレグランスブランド「ミラーハリス」のハンドソープとハンドミルクが標準装備。高級ホテルでもこの気遣いはない気がします。普段はローカル食堂派のナビですが、別世界のような優雅なひとときを過ごすことができました。
以上、上海ナビがお伝えしました。