センス抜群の書店、ブティック、カフェが集まる徐家匯エリアの憩いスポットを散策しよう。

こんにちは、上海ナビです。
「新天地」「老碼頭」「思南公館」など、おしゃれなリノベーションスポットがたくさんある上海。それぞれ、グルメ、イベント、アートなど異なるイメージがありますが、今日ご紹介する「衡山坊」はいちばん文化的でクリエイティブな雰囲気のリノベーションスポットです。オープンは2015年末ごろですが、まだ内装工事中の店舗もあり、これからのエリアという感じ。2016年初夏現在、もっとも注目されている新スポットなのです。
「衡山坊」に行こう!
「衡山坊」があるのは、衡山路の徐家匯側。最寄り駅は地下鉄1、9、11号線「徐家匯」駅です。駅からの行き方はこんな感じ。
 ①「徐家匯」駅13号出口を出ます |
 ②左手に「太平洋百貨」を見つつ進み、 |
 ③この連絡通路下を進みます |
 ④連絡通路下を出た風景 |
 ⑤それらしい雰囲気になってきます |
 ⑥左手に入り口発見 |

☆
「衡山坊」とは?90年代ごろまで古い住宅街が密集していた徐家匯エリア。その一角の住宅をリノベーションして整備したのが「衡山坊」です。書店やカフェがあり、彫刻やレンガ敷きの歩道がある様子は、東京・代官山の「蔦屋書店」がある「T-SITE」の雰囲気に似ているかもしれません。客層も、おしゃれな若者や、テラス席でパソコンを広げるノマドワーカーなど、代官山に似ていたりします。が、すぐそこに庶民的な風景や大衆的なモールがあるのは上海ならでは。
 敷地内はこんな感じ |
 敷石に徐家匯の歴史が |
 各棟内はリノベーションされてます |
周辺にはこんなスポットがあります。合わせて訪れてみて下さい。
プチリノベーションスポットを散策♪

「新天地」などに比べてこじんまりしている「衡山坊」。ぐるっと見るだけなら5分もかからないかもしれませんが、本や雑貨が好きな方、デザインなどに興味がある方なら数時間は過ごせてしまうはずです。無料で座れる場所も多いので、街歩きの休憩にもご利用を。
こんなお店が見つかりました。
※2016年5月現在、まだ工事中の棟もあります。店舗が入れ替わることもありますのでご注意下さい。
 ブティック「URLAZH」 |
 ブティック「YMCYNOT」 |
 ブティック「EXCEPTION」 |
 「EXCEPTION」のメンズを扱う棟 |
 日本料理「洞爺湖」 |
 カフェ併設ブティック「5 SPACE」 |
 スペイン料理「ALBALUZ」 |
 ピザ「PATSY'S」 |
 ギャラリー「ARARIO」 |

一角のスターバックスは、上海きってのおしゃれ店舗として話題。3階建てのゆったりした店内で静かに過ごすことができます。パソコンを持ち込んでの仕事や読書にはぴったりの空間。もちろん、WiFi、電源も無料で使えます。
 |
 |
広々していて静かなので、実はナビもよくここで仕事しています |

このエリアの拠点的本屋さん
敷地内のナビお勧め店はこちら。3階建ての本屋さん「衡山・和集」です。館内にはカフェや展示スペースがあり、本と一緒に雑貨や文具もディスプレイされています。読書好き、雑誌好きなら時間を忘れて楽しめるハズ。有名雑誌の編集者によるイベントが開催されることもあるそう。フロアにはソファにゆっくり座って読書できるスペースがあり、ペンギンブックスの雑貨など、日本のオシャレ書店でお馴染みのグッズも見つかります。
 本と雑貨、文具を販売 |
 日本関連の書籍が多いお店でもあります |
 リビングみたいな無料読書スペースも |

食事、お茶、お酒なら「TIKI CHINA」がお勧め。上海では数少ないハワイアンレストランです。こちらのハンバーガーは上海で1、2を争うおいしさだと評判。ロコモコも、きのこソースの大きなハンバーグ付き。しっかり牛肉の食感を楽しめるジューシーなハンバーグでした。土日のブランチタイムや夕食時はいつもにぎわっています。スイーツやお酒だけのオーダーもOK。
 |
 |
平日のランチセットは58元から |

書店やカフェを眺めつつ敷地内を歩いていると、思わず写真を撮りたくなってしまう一角が見つかります。

いかがでしたか? 有名観光地やお土産調達だけでなく、地元のおしゃれな若者や上海在住外国人の憩いの場をのぞいてみるのも旅の楽しみの一つですよね。「衡山坊」は、そんな旅にぴったりのスポットです。ガイドブックではなく、読みかけの文庫本を持って行きたい場所、という雰囲気でしょうか。ぜひゆっくり時間を取って出かけてみてください。
以上、上海ナビがお伝えしました。