レトロな空気も残るエリア
☆「上海体育館エリア」とは?地下鉄1、4号線の駅名は「上海体育館」
☆名称がたくさんある!イベントの終了後はこんな感じに……
それと、このエリアに関してナビがよく質問されるのが帰りの足。イベント終了後、タクシーは100%捕まりませんので地下鉄の乗り方をマスターし、最終列車の時間も調べておきましょう。『上海ナビ』でも夜のイベント終了後の送迎車予約は承っていません。どうしても心配な方、ライブやスポーツ観戦メインの旅行にする方は、徒歩で帰れるホテルを予約したほうがいいかも。エリア内ホテルは以下記事内でご紹介します。3号出口を出ます
「上海体育館エリア」を目指すとき、おそらくいちばん利用されているのが地下鉄1、4号線「上海体育館」駅です。3号出口を出て、駅周辺から「上海大舞台」周辺までを見て行きましょう。上海大舞台
ここから正面に見えるのが「上海大舞台」です。東京でいえば「日本武道館」でしょうか。竣工は1975年、収容人数は12000人の巨大ホールで、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、エルトン・ジョンなど海外の重鎮はもちろん、嵐、安室奈美恵など日本のトップアーティストも過去ここでライブを開催しました。公園のような雰囲気。朝は体操やジョギングをする人が集います
「上海大舞台」周辺はこんな感じ。西側には市民向けバスケットコート「NIKE籃球公園」(15元/名、時間無制限)、その南側にはテニスコート(60元〜/1時間)があります。休日や平日夜は体を動かしにやってくる人でいっぱいのゾーン。定期的にメーカーのイベントなども開催されています。ナビが訪れた日はアウディの中古車販売会が開催されていました。コンベンションセンターがあります
「上海大舞台」と、次にご紹介する「上海体育場」の間にはビジネス系の見本市などを開催する展示場「東亜展覧館」があります。出張者、ビジネスマンの方は要チェック。ナビが訪れた日も、2〜3組のスーツを着た日本人に遭遇しました。4号線の駅名は「上海体育場」
最寄りは地下鉄4号線「上海体育場」駅。わかりにくいのですが、4号線には「上海体育館」駅と「上海体育場」駅があります。どちらで下りても徒歩で行ける距離なのですが、「上海体育場」に行くなら「上海体育場」駅で下車を。使い勝手抜群のグルメビル
3号出口を出て後方には、このエリアでいちばん便利でお勧めのグルメモール「星遊城」があります。「鎌倉パスタ」「まいどおおきに食堂」「丸亀製麺」「モーモーパラダイス」など日系チェーンもぎっしり。在住日本人もよく見かけるモールです。ライブやスポーツ観戦の前後に、いつもの味と環境で疲れを癒したいときにお勧めですよ。ここから北へ延びる天钥橋路を北上すると「徐家匯」エリアに入ります。天钥橋路を南下します
南下するとこんな感じ。住宅や郵便局などが点在するローカルなエリアです。この界隈のナビお勧め店は「三夫戸外」。アウトドア用品の大型店で、誰でも参加できる登山やキャンプイベントも開催してます。バックパックや荷物のカギなど、旅用具の買い足しにも使えますよ。上海体育場
このすぐ西側にあるのが「上海体育場」。1997年竣工で、収容人数は最大8万人という大型スタジアムです。主にサッカー、陸上などの国際試合で使われていて、2008年の北京オリンピックでも一部競技で使用されました。音楽イベントは中華圏のミュージシャンのライブが多いようですが、数的には音楽よりスポーツイベントのほうが多い会場です。1階にぐるりと飲食店や銀行、ショップなどが入っています
「上海体育場」のまわりを一周してみました。メイン施設は日本人の利用率も高い「リーガル上海イーストアジアホテル」。並びには個性派レストランがたくさんあって、意外に便利なホテルなのです。ナビのお勧めは、文革時代にトリップできるユニークな四川料理店「9車間」。ほか、大型スーパー、カフェ、スポーツ用品店などもありました。開場前などの待ち時間も退屈しないハズ。※ご紹介している店舗はすべて閉店していますのでご注意ください(2017年9月追記)。2号出口を出ます
地下鉄11号線「上海遊泳館」駅から地下鉄3号線「曹渓路」駅周辺のエリアです。ここまで駅がいくつも出てきましたが、実は全部徒歩圏内。「上海体育館エリア」が駅密集地帯だということはお分かりいただけたのではないでしょうか。まずは、「上海遊泳館」駅2号出口を出てみましょう。屋内市民プールです
出るとすぐ「上海遊泳館」の建物が見つかります。屋内市民プールで、入場料は35元〜(季節、時間帯によって変わります)。自由に泳げるプールから、競泳、水球、飛び込みなどを練習する競技用プールまで完備。冬は温水プールになります。水遊びするというより、本格的に泳ぎたい人のための施設かも。バドミントン用体育館
「上海遊泳館」の入り口から向かって左手にはバドミントン用体育館があります(60元/1時間)。その先にはこちらも老舗のホテル「東亜大厦(上海イーストアジア・スポーツ・ホテル)」が。同じ建物の北側入り口には、生煎や麺料理が昔から人気の老舗上海料理店「鴻瑞典」があります。ここ、早朝から営業しているので、朝の散歩を楽しみたい方はぜひこちらで地元風朝ご飯を。タクシーでホテルへ向かう場合はこの入り口から
また、ここまでスタジアム敷地内のホテルを3ヵ所ご紹介しましたが、空港などからタクシー、チャーター車で直接来る場合は中山南二路側のホテル専用門から入ることになります。上海旅遊集散中心
駅のすぐ北側にあるのは、日帰り旅行、郊外旅行用のバスターミナル「上海旅遊集散中心」です。周荘、西塘など上海郊外の主要スポットへ、ツアーではなくローカルバスで行きたいという方はこちらへ(土日祝日は事前予約が必要です)。曹渓路公交枢紐站
そのさらに北側にあるのが路線バスのターミナル「曹渓路公交枢紐站」。淮海中路方面に行く926路、人民広場方面行きの49路、松江区方面行きの「沪松専線」など、17路線のローカルバスが発着しています。IKEA
ここから高架の下を渡ったところには「IKEA」が。在住者的には、上海体育館エリアといえばいちばんよく来るのがここかも。平日でもいつも混んでいますが、カフェでひと息つくのもお勧めです。ちなみに、上海市内にはこちらも含め「IKEA」の大型店が3店舗あります。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
スポット登録日:2016-10-20