
高層ビルが目立つシティの中で、空に向かってそびえる純白の塔が一際目立つ大聖堂。シンガポール教区の主教が座する主教座を持つため、カテドラル(大聖堂)と呼ばれています。1823年、ラッフルズ卿がこの地に教会を設立することを決め、1856年から63年にかけ聖堂が建設されました。現在も教会は英国国教会に属しています。堂内の正面にある美しいステンドグラスのうち、中央のものはラッフルズ卿を記念するもの。光を受けて輝くステンドグラスは、南国の空のような青色がきれいです。常夏の強い日差しを忘れさせるような、厳かな空気が流れる大聖堂です。