ペットグッズの老舗。シッポたちの百貨店!?

こんにちは、シドニーナビです。 最近のシドニーではオープン・カフェはもちろんのこと、イベントに出かける度にワンコ連れの姿を多く見かけるようになって来ました。
カフェに限らず、デリなどのお店の外にワンコ用のお水が入ったボウルが置いてあったりと世間の対応もなかなか親切。ウィークエンド・マーケットでもペット・グッズを扱うお店が珍しくなくなってきましたが、今日はその中でも老舗的なお店をご紹介しましょう!
誰もが知っているQVBの2階に素敵なお店がありました!

タウンホールの駅から直結しているクイーン・ビクトリア・ビルディング(通称QVB)は建物自体が観光地と言ってもいいほどの素敵なクラシック・ビルディング。建物の中をあてもなく歩き回るだけでも十分楽しめます。
タウンホールよりのエスカレーターを上がること3階分。オーストラリアはイギリス式なので日本の1階=グラウンド・フロア(GF)と呼ぶため“日本の2階=1階”になるのでご注意下さいね。日本人同士の待ち合わせの時は「ビルの〜階で会おうね」って言われた時に日本式かオーストラリア式かを確認しておくと行き違いが少なくてすみますよ。
さて、話しが逸れてしまいましたが(シドニー式の)2階に着いたらショップを右手にみてタウンホールに戻る感じで進んで行くと突き当たり手前にひと際賑やかなペット・グッズが目に入ってきます。
オモチャ、ベッドにご飯皿…まさしくペット・用品のワンダーラーンド状態!自分のペットはもちろんのこと、オミヤゲ向きの商品もたくさんありそうな気配です。
ビルの中にありながらお店が暗くならないのは通路に面してガラス張りなだけでなく、外向きの窓からもふんだんに光が差し込んでいるから。品数が多いのに猥雑な雰囲気にならないのは、レイアウトのセンスとこの明るさの相乗効果なのかも知れません。
店内はところ狭しと商品が並べられ、動物好きのナビはどこから見たらいいのか軽くパニック。イヌ、ネコだけではなく、サカナやトリ、その他オーストラリアのネイティブ・アニマル・グッズがてんこ盛り!
人間用からペット用まで一気にご紹介!
やはり、商品のほとんどがイヌ・ネコに関するものたち。オーナーのマティーさんにお話を伺ったところ、お客さんはツーリストとローカルが見事に半々で、ローカルの場合は10年以上に渡る長いおつきあいの方も多いそう。常に新しい商品を入荷し、オヤツもオーガニックにこだわるなどニーズに応える努力をしています。
センスのいい商品セレクトに「マティーさんのお宅でも動物を飼ってるんですか?」と聞いたところ「家はサカナだけだからお洋服や首輪は必要ないのよ〜」って笑って答えてくれました。でも基本的に動物が大好きな人だからこそ、18年もの長期に渡って毎日ペット・グッズに囲まれて笑顔で仕事ができるんでしょうね。彼女の人柄に惹かれた顧客からの紹介でドンドン新たなお客さんが増えて行くのもうなずけるような気がします。
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マグカップはイヌ・ネコ柄がほとんどで、お値段は形やサイズによってA$16.95〜A$21.95。 |
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イマドキのシッポは健康にも気遣うためオーガニックのオヤツが売れているようすです。 |
 スーツケースもワンコと一緒!荷物タグA$9.50。 |
 ナビのツボにはいったイチオシ商品!夜のお散歩でも安心。電池付きのピカピカ光る首輪はA$13.95! |
いかがでしたか? シドニーは都会といえども自然がふんだんにあるのでたとえ部屋が狭くとも飼いやすい環境なんでしょうね。日本に比べたらまだまだ遥かにマーケットは小さいですが、この調子だといずれ人間だけでなくワンコのファッションショーが開かれる日もそう遠くないんじゃないのかなぁ?と思ってしまいました。
以上、シドニーシティのど真ん中よりナビがお送りしました!