珍果水果室

レトロで親しみやすい看板と、色とりどりのフルーツのディスプレイが目を引く珍果水果室。龍山寺の西側、華西街の中ほどにあるフルーツ屋さんです。桂林路と交差する場所にあるので、人々がバイクで乗りつけて気軽に買っていく、そんな地元密着型の雰囲気も素敵。現在お店は息子さんで3代目、オープンから約50年という老舗です。
オススメは綜合水果(ジュースは40元、盛り合わせは50元)。パイナップル、スイカ、リンゴ、パパイヤ、グァバなど合わせて7～8種類の季節のフルーツがいつでも楽しめます。薑汁番茄50元はざく切りにしたトマトを、ショウガやとろみ醤油を合わせたタレにつけて。歯ごたえのあるトマトに甘みと塩気、酸味、そしてショウガのつんとした香りが絶妙に入り混じります。ほかにはパパイヤミルクや、4～10月なら芒果牛奶冰も売れ筋。これはけっこうボリューミーなので、2～3人でシェアしてもいいかも。どのフルーツもオーナーが毎朝市場で買いつけてくるので新鮮そのもの！さらにコスパも優秀、昨今の台北中心部でこのお値段はなかなか見られません。ショウケースの前には日本語メニューもあります。アーケード街の中にあるから、雨でもぬれずにたどり着けるし、夜になると華西街観光夜市としてにぎわう場所柄、深夜1時半まで営業しているのも嬉しいポイントですね。