國華路三段は、朝ご飯通りとしても有名ですが、実は昼も夜も1日中食べ物には困らない通りだと言えます。「泰山冰店」は、3代続くかき氷やさん。ナビはとにかく暑かったので、さっぱりしたいと愛玉冰を頼んだのですが、なんと35元。現オーナーの荘奇鑫さん曰く、1968年、8種のトッピングがかかった八寶冰は2元、だったそう。ナビ、ふわっとした氷とプルンプルンの愛玉と甘酸っぱいレモン水に、あっという間に身も心も癒されました。
トッピングは昔も今もすべて手作り。パイナップルやマンゴーなどの台南名産フルーツを使用したものもあれば、愛玉や杏仁、タロ芋、仙草、蓮の実、緑豆、粉粿、ハト麦、蜜餞などの台湾ならではのトッピングは、やはり老舗だからこそのいい味を出しています。四果冰は、蜜餞の梅と杏、スターフルーツやパパイヤを甘く漬け込んだものが入っています。ちょっと台北でも食べられない、これぞ台湾の昔ながらのかき氷ですよ。
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スポット登録日:2014-09-29