シンプル&スタイリッシュで高コスパのホテルがオープン!寧夏夜市のお隣、雙連市場の真上という立地で、台湾小吃を食べつくしたい人におすすめ

ホテル入口
こんにちは、台北ナビです。
多くの老舗小吃店が立ち並び、早朝から夜までにぎわう雙連エリアに2013年6月に新たなホテルがオープンしました。それが今回ご紹介する
「西悠飯店台北店」。お隣は寧夏夜市、真下は雙連市場という、台湾グルメ好きにとっては天国のような立地です。ここに宿泊すれば食べるものにはまず困りません!
朝は雙連市場で腹ごなしをして、夜は寧夏夜市をぶらぶら。食べ過ぎで太ってしまいそうですが、それも台湾旅行の良き思い出ということで。
一般の客室に加え、ユースホステルとしても利用でき、リーズナブルな価格も魅力です。
入り口は雙連市場のお店が立ち並んでいる間にあり、少し見つけにくいかもしれないので要注意。ナビは入り口が分からず、しばらく付近をうろうろしてしまいました。
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両脇には飲食店が並んでいます |
CU HOTELとはC(See)U(You)
西悠飯店の英語名は「CU HOTEL」。どういう意味なんだろうとナビたちを案内してくれた孫士勛さんにたずねてみると、「CUは、『See you(またね)』の意味ですよ!」とのこと。なるほど~。遊び心があるネーミングです。日本人にとっても覚えやすい名前ですよね。
観光地をデザインした壁飾りがあちこちに
フロントと客室は2Fにあります。
フロントにつながる階段の壁では、ホテルがあるエリアである大稻埕の歴史が紹介されています。
大稻埕の港までは徒歩10分なので、ホテルで歴史を学んだ後、夜景を見に行ってみてもいいかもしれませんね。

台北101
客室の廊下はスタイリッシュな印象。
そして、壁に台北101や故宮博物館など、台北の観光地をデザインした飾りがあちこちに貼ってあるのを発見!思わず、「かわいい~」と声を上げてしまいました。
 廊下 |
 フロント横のロビー |
また別のエリアに行くと、そこには牛肉麺や悠遊卡などを模したキャラクターが!
廊下を歩くだけでもとても楽しい気持ちになれます。ただ、廊下が入り組んでいて迷路みたいになっているので、くれぐれも迷子にならないようにご注意ください。
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かわいいキャラクターたち |
スタイリッシュな客室
「西悠飯店」の客室は、スタイリッシュで清潔かつ安全ということをモットーとしており、どの部屋も無駄なものを省いたシンプルなデザインになっています。白を基調としていますが、ベッドのヘッドボードのオレンジや赤などの色がアクセントとなっていて、おしゃれ。
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客室ごとに色が違います |

いちばんのポイントは、台北の観光地の写真を壁の一部にあしらっているということ。
観光写真で部屋を飾るなんてユニークですよね。
ちなみに、ホテルからその観光地までの距離も書かれているという親切っぷり。部屋の中でも観光気分が味わえるのは新鮮ですね。写真は客室ごとに異なるので、どこの写真が描いてあるかは部屋に入ってからのお楽しみ!
外国人宿泊客が多い「西悠飯店」では、観光客に台北の素敵な場所を知ってほしいという思いから、いたるとことに観光スポットのインテリアを配置しているんだとか。

アメニティセット
アメニティはというと、冷蔵庫やお茶セット、歯ブラシ、クシ、せっけん、シャワーキャップ、ヒゲソリ、ドライヤー、シャンプー、ボディーソープ、スリッパなど、必要なものはきちんと用意されています。
 お茶セット |
 水 |
 冷蔵庫 |
 NHKも映ります |
 ちょっとしたおもちゃも |
 クローゼットのかわりにハンガー |

ビジネスセンターのPC
そして、無線LANも完備されており、無料で使用できます。旅行者にとってこれはありがたいですよね!フロント近くのビジネスセンターには2台のパソコンが置いてあり、こちらも無料で使うことができます。
バスタブはありませんが、シャワールームとトイレが分離されているのもうれしいところ。
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シャワールームとトイレがきちんと分かれているのはうれしいところ |
客室情報
こちらのホテルは、ツインルームに数部屋窓があるのみで、そのほかのお部屋は窓がありません。予めご了承ください。
Standard Double Room(ダブルルーム/雅緻雙人房・1大床) 5坪
広くはないですが、外で思いっきり遊んで、ホテルは寝るだけという方であれば十分な広さです。
Standard Twin Room(ツインルーム/標準雙人房・2小床) 5坪
Standard Triple Room(トリプルルーム/標準三人房・3小床) 7坪
Dormitory Room(ドミトリールーム/青年旅遊房)
こちらのお部屋はユースホステルとして提供しており、1ベット単位で借りることができます。バックパッカーにおすすめ。1~4人宿泊可能で、予約状況によって部屋が割り当てられます。ベッドの脇に個別の鍵付き棚があるので、セキュリティーの面でも安心ですね。そしてもちろん部屋は男女では分かれています。

トイレのイラストもかわいい!
こちらの部屋の中にはトイレとシャワールームがないので、部屋の外にある共用の浴室を使うことになります。
浴室には洋式、和式のトイレとシャワールームがあり、ドライヤーも備え付けられています。ただ、一般客室のようなアメニティはないので、自身で準備を。
また、シンクの一部が洗濯板のようになっていて、簡単なものならここで洗うことも可能です。
 洗面台。ドライヤーが備え付けられています |
 洗濯シンク |
 トイレの数も十分 |
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シャワールームは清潔です |
すこし異例な使い方ではありますが、4人以上のファミリーで4人部屋を貸し切りにして泊まるお客さんもいるんだとか。確かに、大勢で泊りたい場合にはいいかも。この場合は事前にホテルまで連絡を。
ユースホステルというと、安全面と清潔さでマイナスなイメージがあったのですが、ここは部屋も共用の浴室も清潔なので、ユースホステル未経験のナビですが、ここなら泊まってみたい!
ユースホステルゾーン

ロビー
ユースホステルゾーンには、おしゃべりをしたり、パソコンをつかったりできるロビーもあります。

冷蔵庫は自由に使えます
また、冷蔵庫や電子レンジが置いてある茶水間でちょっとした料理をすることも可能。塩や醤油などの調味料も置いてありました!これは何かと便利かも。
 電子レンジも |
 食器もそろっています |
壁には宿泊客からのメッセージが貼ってあるメッセージボードも。メッセージを書いてフロントに持って行くと、プレゼントがもらえます。
そして、毎週金曜夜にはテーブルゲームのイベントを開催しています。UNOや大富豪などで、他の宿泊客と交流するのは楽しそう!
1Fにはコインランドリーがあり、ここで洗濯ができます。洗濯:50元、乾燥:10元/10分となっています。
バリアフリーにも対応

バスルームには手すりが付いています
身体的にハンディキャップを持つ宿泊客のために、バリアフリー客室も4室用意されています。バリアフリーの客室は基本的には雅緻雙人房と同じくダブルルームとなっていますが、車椅子に対応できるよう、浴室が広くとってあります。
その他、ロビー横にもバリアフリートイレが設置してあり、身体が不自由な方でも安心して利用できる設備が整っています。
充実の朝ごはん
朝食は1Fのレストランでいただきます。お粥や饅頭といった台湾式メニューから、ナゲットやパン、サラダといった洋風メニューまで、予想以上の充実ぶり。朝食時間は7:00から9:30までです。

担仔麺用の肉そぼろ
ナビが一目見てテンションが上ったのが、DIY担仔麺!麺と野菜が置いてあり、それを自分の好きな分だけとって、用意されているスープで茹でていきます。3分待てば完成。担仔麺DIYで台湾気分をさらに味わってみてください。
 麺を入れて |
 野菜を入れて |
 具材が茹で上がったら、肉そぼろを追加して完成! |
政府と協力してできたホテル

廊下や客室に台北の観光地が描かれているのがこのホテルの特徴であるとご紹介しましたが、なんでだろうと思った方もいるのでは?実は「西悠飯店」は政府と協力してできたホテルなのです。ナビもそれを聞いて納得。牛肉麺や悠遊カードのキャラクターは政府によるデザイン。道理で見たことがあるようなものがあると思いました!
ユースホステル併設のホテルのため、キッチンやコインランドリーなども備わっている「西悠飯店」は、普通のゲストハウスに泊まるのは不安だけど、生活するように旅をしたい人にはぴったり。
リーズナブルでありながら清潔でおしゃれな客室と館内は、CUの名前のとおり、また泊まりにきたい!と思えるホテルです。
 ホテル1階 |
 レストラン横にはジムも |
 新聞や雑誌も置いてあります |