花蓮最大夜市「東大門夜市」から徒歩1分の好立地! フレンドリーなスタッフと触れ合うと花蓮のことがもっと好きになっちゃうはず♪

こんにちは、台北ナビです。
今日は台湾の東部、花蓮に来ています。個人的に大好きな町「花蓮」。素朴で笑顔が素敵な花蓮人と触れ合うと、心が和みますし、山や海が近く、自然にも癒されます。
今回はそんな花蓮を存分に楽しめるホテルで一泊体験! では、詳しくみてみましょう。
花蓮の中心地を楽しむのに絶好のホテル♪

今回ご紹介する「麗翔酒店連鎖_花蓮館」は、「石來運轉噴泉廣場」のはす向かいに位置します。これを聞いて、「便利な場所だな!」と感じたあなたはズバリ花蓮通!
ホテルから花蓮で最大の夜市である「東大門夜市」は目と鼻の先ですし、花蓮の最も活気があるエリア「花蓮金三角商圈」へも徒歩圏内。買物、お食事ととにかく便利なんです。
そして、もっと言うなら前身は「王子大飯店」だよねと分かったあなたは、相当花蓮の歴史に詳しいかも! 1950年代、旧花蓮駅前にはその時代にしては超豪華だったホテル「王子大飯店」がありました。花蓮のランドマークとして多くの方の記憶に刻まれているんです。当時、宿泊客の大半は日本人だったそうですよ。そんな日本ともご縁のある「王子大飯店」ですが、旧花蓮駅が廃駅となったため、徐々に人気がなくなり営業を終了しました。それを受け継いだのが「麗翔酒店」なのです。
オーナーの張正光さんが幼い時に花蓮を訪れ、王子大飯店に宿泊した思い出があったというのが決め手となり、できるだけその当時の建築構造を留めてリノベーションし、2013年に麗翔酒店連鎖_花蓮館が誕生したというわけなんです。

奥に広いお部屋は王子大飯店の名残!
花蓮のホテルにしては、お部屋がこぢんまりしているなと思ったのですが、それは王子大飯店の名残。入口の幅が小さく、奥に広いという構造のお部屋タイプがいくつかあります。
また、当時はショーホールだった地下室を、現在はレストランとして利用しており、一部のテーブルはひのきを使用しています。ロビーにおいてあるヒノキの長いすも、当時の様子を留めたかったからなのだとか。そんな歴史を感じながら、宿泊するのもいいですね。
 レストラン |
 ロビーの長いす |
親しみやすいスタッフとの会話も楽しもう!

困ったことがあれば、親身になって話を聞いてくれます
観光を楽しむには、便利な立地のホテルに宿泊するというのも大切なポイントですが、情報もかなり大切。こちらのスタッフはほぼ花蓮人。だから、おすすめのお店も色々教えてもらえちゃいます。
実際ナビは事前に行きたいお店などをリストアップしていたのですが、生粋の花蓮人に評判を聞いてみると、そこまでオススメではないお店を選んでいたり……。ここはどうかしら? と聞けば、すごく正直に色々教えてくれますので、どんどん質問してくださいね。

とってもお世話になった大哥(おじちゃんスタッフ)。また会いに行きたいな・・・
個人的な印象ですが、花蓮の方々はちょっぴり恥ずかしがり屋だけれど、人懐っこい! 初めはお互いちょっと緊張しながら会話をしていましたが、10分もすればもうお友達という感じになっちゃいました。
特に午後から来るおじちゃんスタッフは日本語が得意で、面倒見がいいので、めちゃくちゃ話しこんでしまいます。きっと彼やフロントの皆さんとの会話は旅の思い出の一部になるはずです♪
 フロント |
 花蓮の地図を手に花蓮観光も楽しもう! |
 コーヒーとお茶の無料サービスもあり! |
 戸外スペースでもゆっくりできます |
お部屋に入ってみましょう!
アメニティは全部屋共通。ホテルライフで最低限欲しいなと思うものは、すべて揃っています。
オープンの2013年から3年経ったとは思えないほど、手入れが行き届いています。もちろん、館内は清潔に保たれていて、気持ちよく滞在できました。というのも、花蓮館を任されている張琄菡さんは、大学でホテル・レストラン管理を教えているんです。そんなプロが毎日きちんと管理しているなら、安心して宿泊できるのですね。
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水周りを見ればわかりますが、とにかくピカピカに磨きあげられています |
 コンディショナー入りシャンプーとボディソープ |
 ハンドソープ |
 乳液 |
すべて台湾でも人気の「上山採藥」! |
 歯磨き用コップ |
 ドライヤー |
 タオルはバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオルの3種類! |
 歯磨きセット、シャワーキャップ、コットンセット、レザー、くし |
 ポップなフック |
 浴室にも電話が設置されています |
 ガラス張りのバスルームは… |
 カーテンで仕切れるようになっています |
 スリッパ&靴みがき&靴べら |
 ハンガーは2種類! |
 テーブルの上には… |
 館内案内、テレビチャンネル案内、花蓮のトラベル地図、メモ帳、えんぴつなどがひとつにまとめられています |
 ティッシュ |
 電話 |
 有線LANも使えます。LANケーブルはフロントまで! |
 電気ポット |
 ティーバッグ&インスタントコーヒー |
 マグカップ |
 冷蔵庫の中にはミネラルウォーターが冷やされています! 冷蔵庫内のドリンクは無料でどうぞ♪ |
 氷サービスもあります! 地下1階にてセルフサービスでお願いします |
 冷暖房も付いています! このクラスのホテルで暖房がついているのは珍しい!! |
 薄型テレビ |
 翌朝には新聞のサービスも! |
幅広いニーズに対応できる種類豊富なルームタイプ
様々な方が快適にホテルでの滞在時間を過ごせるようにと、お部屋のタイプが豊富なのがこちらの特長。ひとり旅はもちろん、最大6名まで1部屋に宿泊できちゃいます。
和風と名づけられたお部屋は、基本的にフローリングにマットレスが置かれています。小さなお子様連れなら、和風とついたタイプがオススメです。ベッドのお部屋はベッドから立ち上がりやすいという点でお年を召した方に好まれています。
Standard Japanese Room(和風スタンダードダブルルーム/標準和室兩人房)7坪 画像参考:405号室

王子大飯店時代のつくりが残された、奥に広いお部屋。手前はじゅうたん、マットレス部分はフローリングという作りで、少しだけ高くなっています。
152 x 188cmのダブルベッドサイズのマットレスなので、ぽっちゃりナビならひとりで宿泊したいなぁ。スリムな方なら2名様まで宿泊できますよ。
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真っ赤なクッションが甘~い雰囲気をかもし出しています |
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じゅうたんとフローリングが分かれているのが◎ |
Eiffel Twin Room(エッフェルツインルーム/艾菲爾兩人房)7坪 画像参考:204号室
100 X 188 cmのシングルサイズのベッドが2台、L字型に置かれているユニークなお部屋。ツインルームはベッドが横並びだという既成概念を覆す自由な発想ですね。
いくら仲良しの友達どおしでも寝る時は、きっちり離れて過ごしたいという方におすすめしたいお部屋です。
※6坪ほどの大きさで、シングルベッド1台が置かれている「Eiffel Single Room(エッフェルシングルルーム/艾菲爾一人房)」もあります。
 コンパクトなソファーと… |
 ベッド |
 スリムなお部屋ならではの配置 |
 トイレ&洗面台もコンパクトにまとめられています |
 シャワー |
Montmartre Double Room(モンマルトルダブルルーム/蒙馬特兩人房)7坪 画像参考:205号室
こちらも入口から細長い形をしたお部屋。白×こげ茶のモノトーンインテリアがおしゃれに感じます。一面のガラス窓なので、明るい光が差し込んでくるのも◎。
長方形という形を上手に活かし、手前からバスルーム、ソファー&テーブル、ベッドと分かれているので、使い勝手がいいですよね。180 X 188 cmのクイーンサイズのベッドなので、カップルやご夫婦での利用に最適です。
 長~~いお部屋 |
 クイーンサイズが嬉しい大きめベッド |
 ミニテーブル |
 ソファー |
 トイレ |
 洗面台はコンパクトにまとめられています |
 シャワールームはガラス張り! |
Hanatsuki Double Room(和風花月ダブルルーム/花月和室兩人房)11坪 画像参考:602号室
枕木のようなインテリアが印象的なお部屋。ほのかに木の香りがして、リラックス効果もありそうです。
フローリングのお部屋ながら、152 X 188 cmのダブルベッドが1台置かれています。和風という名前らしく、小さな座卓と座布団があり、ここでくつろげそう。ダブルベッドのお部屋では最も大きいので、ゆったりと宿泊したいなという1~2名旅にオススメです。
このタイプのお部屋の一部にはウォシュレットトイレがあります。ご希望の方は予約時にお申し付けください。
 ダブルベッド |
 フローリングからベッドの高さがあるので、お年を召した方も快適に過ごせそう! |
 休憩スペースが日本っぽい! |
 ソファー |
 2人同時に入っても狭くないほど大きな浴槽 |
 ウォシュレットトイレ |
Hanatsuki quad Room(和風花月クアッドルーム/花月和室四人房)11坪 画像参考:504号室
ダブルルームと違い、フローリングに152 X 188 cmのダブルベッドサイズのベッドマットレスが2つ置かれたお部屋。2人でも同時に入れるほど大きな浴槽もあるので、小さなお子様連れに特にオススメしたいお部屋です。
このタイプのお部屋の一部にはウォシュレットトイレがあります。ご希望の方は予約時にお申し付けください。
 座布団に座るのが落ち着きますよね~ |
 フローリングからあまり高さがありません |
 ソファー、クローゼット、冷蔵庫などが一箇所に集まっています |
 ちょっとしたアートも飾られています |
 椅子にでもちょっとした物置にでもなりそう! |
 ウォシュレットトイレ |
 洗面台 |
 大きな浴槽に、広々バスルームが嬉しい! |
Shinjuku Quintuple Room(新宿和室五人部屋/新宿和室五人房)11坪 画像参考:409号室
152 X 188 cmのダブルベッドサイズのベッドが2台、100 x 188cmのシングルベッドサイズのベッドが1台置かれているお部屋。もう一台シングルベッドサイズのベッドも入れることができ、最大6人まで宿泊できます。
 ドアを開くと手前にじゅうたんがあり、少し高くなったフローリングがあるので、ここで靴を脱いで、過ごせるのがいいねっ! |
 はしごのような物置 |
 ダブルベッド&シングルベッド |
 ソファーとダブルベッド |
Tuileries Double Room(チュイルリーダブルルーム/杜樂麗二人房) 11坪 画像参考:613号室

PUPPY
152 X 188 cmのダブルベッドが2台置かれたお部屋。ダブルベッドを1人で贅沢に使えますよ~。室内はポップな色使いで、気分も上がります。このタイプのお部屋にはフィンランドのデザイナー「エーロ・アールニオ」の子供用玩具・PUPPY(パピー)があります。4~6階のお部屋なら、ベランダから遠くに海が見えて、景色もグッド◎
ナビはこのお部屋に宿泊体験しました。Wifiはサクサクつながる、椅子に座って仕事ができるデスクがある、ソファーに座りながらテレビが見られるスペースがある、足を伸ばして入れるバスタブがある、寝心地のよいベッドで寝られる……など、かなり快適に過ごせましたよ!
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ダブルベッドが2台 |
Tuileries quad Room(チュイルリークアッドルーム/杜樂麗四人房) 11坪 画像参考:615号室
「Tuileries Double Room」との違いは、 ダブルベッドを2人で使うことのみ。そのため、枕を横に並べて置いています。3~4人のワイワイ旅ならこのお部屋がオススメです。
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ダブルベッドが2台 |
 ソファー&ミニテーブル |
 このデスクで仕事もはかどりました! |
 ベランダから… |
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海や東大門夜市も望めます |
 スタイリッシュな洗面台&トイレ |
 大きなバスタブ♪ |
 ロシア系ユダヤ人のアメリカの画家の「マーク・ロスコ」の作品も飾られています |
 子供用だけど大人も座りたくなっちゃう玩具 |
行列必至の公正包子も食べられる! 手が込んでいる朝食も魅力♪
朝食は地下のレストランでいただきます。できるだけ花蓮の食材を使い、心を込めてお料理を作っているということだけあって、このクラスの朝食では考えられないほど手が込んでいます。ただ炒めただけのおかずだろうなと思っていたナビですが、その想像は嬉しい形で裏切られました。
 ずらりと並んだお料理の数々 |
 ナビはこんな感じでい~っぱい食べちゃいました♪ |
ロールキャベツやアスパラ&ポテトのベーコン巻きを見た時にはビックリ! そして、飾り切りされたしいたけの中には肉が詰められ、下に敷いている冬瓜と一緒に蒸したお料理まであったんです。旅行中は何かと野菜不足になりますが、ここなら、各おかずに上手に野菜が取り入れられているので、野菜をたくさん摂れるのもいいですね。そして、花蓮の小吃と言えば一番に名前のあがる「公正包子」もホテルで食べられるようになっていました。
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朝からこんなに手が込んだお料理が食べられるなんて幸せ♪ |
 公正包子を行列に並ばずに食べられる~☆ |
 蒸し餃子もあります |
 おこわ |
 お粥とお粥のお供 |
 パンも数種類用意されています |
 甘い緑茶&紅茶、豆乳、牛乳(コールド) |
 豆乳、牛乳(ホット) |
 コーヒー |
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広~いレストラン |

立地、サービス、お部屋の快適さ、どれも満足いくホテル「麗翔酒店連鎖_花蓮館」。かなり気に入ったので、次回花蓮へ遊びに行く友達がいたら、おすすめしたいなと思っています。スタッフのみんなとおしゃべりも楽しみたいので、ナビ個人的にもリピート決定♪
以上、花蓮がどんどん好きになるナビがお届けしました。