大鵬湾国家風景区のすぐ近くで、小琉球に行くにも便利なのんびりとした民宿です
こんにちは、台北ナビです。
今日は屏東県大鵬湾という林邊鄉にある民宿「發現號」へやってきました。ナビ、実はここに宿泊するのは2回目。1回目は2012年の3年一度の東港のお祭り「迎王祭」を見た時に泊ったのでした。お祭りの印象があまりに強すぎて、また夜遅く帰り、朝は早々に出たため、今回民宿の名を聞いた時にどこかで?とWEBサイトを見て、あっと思い出したのでした。
オーナーの徐鳴懋さん曰く、2012年はここに民宿を始めたばかりの年だったのだそう。が、徐さん、ここが初めての民宿ではありませんでした。1998年に澎湖から彼の旅のテーマは始まったのです。現在は、澎湖に一軒、大鵬湾に2軒、墾丁に2軒の民宿ほか、澎湖と高雄で旅行社を経営しています。
こんなところに民宿
屏東や潮州といった南部を代表する大きな駅ではなく、なぜか林邊という小さな場所を選んだ徐さん。生まれも育ちもこの近くで、リラックスしてもらう場所はここだと思い、あえてこの地を選んだのだそう。でも地図をよくよく見てみると、ここは大鵬湾国家風景区のすぐ近くで、海と陸のレジャースポットには事欠かず、遊ぶところはいっぱいあるのです。台湾南部でのんびりしたい、東港のお祭りをみたい、小琉球へ行くときにちょっと泊まりたいなど活用方法は旅人次第で、様々な選択肢があると言えます。
ごく普通の地方の村に、突如として現れる船の形をした民宿には驚きます。隣近所と言わず周辺は普通の民家で、民宿上階からはお隣の庭だって見えるし、民宿の角には土地公と言われる、土地の神様の祠があります。
 「發現號」は、屏東県で136番めに認可を受けた合法民宿です |
 舵取りがあって |
 入口に入ります |
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1階ロビーの様子 |
アメニティから紹介
地球に優しくをモットーに、バスタオル(大)、シャンプー、ボディソープ、ドライヤーは提供していますが、フェイスタオルや歯ブラシセット、櫛、髭剃りなどはありません。
が、どの部屋も個性的で快適。ナビが泊った部屋もゆったりとできる大きなバスタブがあり、夜市で歩き回った足腰をじわ~っと癒すことができました。それ以外の室内備品は、外線電話、ポット、マグカップ、お茶とコーヒー。ミネラルウォーターもありませんが、各階の階段には飲水機があるので、水が必要な時はこちらからどうぞ。
 バスタオルはあり |
 シャンプー、ボディソープ |
 ドライヤー |
 テレビ |
 ハンガー |
 荷物置き(ない部屋もあり) |
 冷蔵庫 |
 外線電話、ポット、カップ、お茶とコーヒー |
 スリッパ |
 扇風機(ない部屋もあり) |
 部屋のドアは船内の部屋の様 |
 カードキーです |
 各階ロビーにある飲水機。お茶とコーヒーもそろっています |
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部屋紹介
全室16室。特徴はどの部屋も船がテーマとなっていて、部屋の名前は船上員の職名。どの部屋も一つとして同じ部屋がありません。窓が大きくとられているので、夕焼けや海岸沿いの夜景、日出も楽しむこともできます。
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 部屋は広々としています |
 チェックアウト時間などを書いた部屋にある注意書き |
大管輪雙人房 3階
大きなベランダがあり、快適です。こちらはバスタブなく、シャワーのみの部屋です。
三副雙人房 3階
ベランダがあって、明るいです。こちらもバスタブなく、シャワーのみの部屋です。シャワーブースも楽しいカラー。
 ソファもりっぱ |
 明るいバスルーム |
船副A四人房 3階
こちらは4人まで泊まることができます。広いですね。テーブルもあり、バスルームには大きなバスタブもあります。
輪機長雙人房 4階
ナビが泊った部屋で、キティちゃんがテーマでした。バスタブがハートの形で、部屋とバスルームの仕切りには、天井からの大きなカーテンがあります。窓のカーテンも完全に光をシャットアウトするので、朝遅めに起きたい人にもいいですね。
 バスルームとカーテンで仕切れます |
 部屋の窓から見える夕焼け |
 ベランダから朝の様子 |
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 ハート型 |
 キティでした |
船長室雙人房 4階
一番大きな部屋でベランダも広い。部屋からも小琉球が肉眼でよく見えます。ソファも大きくて快適ですね。

一面の窓
 この部屋から見る小琉球 |
 ここに座ると、目の前です |
朝食
8:00~10:00が朝食時間です。サンドイッチとポテトサラダ、フルーツのセットでした。コーヒーや紅茶、オレンジジュース、アイスティーはセルフでカウンターに置いてあります。食器の彩りもいいし、朝の陽光もいい感じに入ってきて、気持ちのいいモーニングタイムが過ごせました。スナック類もフリーです。
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朝の風景 |
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爽やかな朝を迎えることができました |
カウンター

ここでお問い合わせください
民宿のカウンター業務は、8:00~22:00。民家が点在する村なので、22時以降は大声を出したりしないようにとの注意書きがあります。また、交通の便はよくないところなので、台鉄「林邊」駅へのピックアップサービスや小琉球行きの船着き場への送迎は無料で行ってくれます。ただし、事前予約は必須です。また、自分の車をもたない外国人には、早めに時間を決めたらレストランや東港夜市の送迎も行ってくれます。たとえばチェックインしたら、18時に食事に行って、その後夜市に行って22時に戻りたい、など予約時に告げておきましょう。
 屏東を紹介する雑誌 |
 大鵬湾のイベントポスター |
 スタッフが送迎をしてくれます |
變形特區主題園區O.B.ZONE
こちらは徐さんの大鵬湾のもう一つの民宿です。部屋は6室のみ。子供さんが喜びそうなテーマがある部屋が一列に並んでいます。そして、お隣は東港で最初のベジタリアンレストラン。ナビたちもこちらでいただきましたが、これが肉じゃないということに驚きつつ、どれもすごくおいしかったです。そして、食べた後の爽快感がありました。ここからは鵬湾跨海大橋のライトアップが美しく、ちょうど土曜日だったので、恒例の花火を観ることもできました。夏場は2階のオープンテラスでもそう暑くなく、潮風も感じられました。
 火車藍(トーマス)がテーマの部屋 |
 トランスフォーマーの後ろに、鵬湾跨海大橋 |
 週末の夜は花火が見られます |