港から徒歩圏内、エコ重視のオーナーが語る島への想いに引き込まれました!
こんにちは、台北ナビです。
小琉球にやって来ました。屏東の東港から船で30分弱で着くことができる小琉球。船に乗るとはいえ、東港から往復1時間もかからないので、便利と言えば便利。が、船の時間は早朝から18時までで夜中は運行していません。それに小さな島とは言え、環境保護も進んだ見どころいっぱいの面白いところなので、ぜひ宿泊してほしいものです。ほとんどの民宿が島内ツアーを行なっていて、島の自然生態を紹介してくれます。
今回訪れた「好客民宿」にも選ばれている「正好友」民宿の蔡正男さんは、小琉球の生態を語れるスペシャリスト、かつ島内の環境保護を率先して行なっている人物の一人でもありました。
 フロント |
 ロビー |
今日は 民宿内でロビーにある様々な模型(蔡さんは模型好き!)などから小琉球レクチャーを受けました。
小琉球には7種類のウミガメがいますが、中でも綠蠵龜(green sea turtle、アオウミガメ)と呼ばれるウミガメは一生のほとんどを海の中で生活します。20~50年で成年となるこのカメは体重100キロ以上。幼少の時は雑食ですが、大人になるに従い、海中の海草や大型の海藻が主食となります。体内脂肪に緑色の色素が蓄積されて淡綠色に見えることからこの名が付きました。小琉球の海域にはたくさんいて、島内では彼らのために全力で環境保護に力を入れています。というのも雑食の幼少期に観光客が海に捨てたビニールやゴミなどを食べて死んでしまったら大変だからです。実際、綠蠵龜の死亡原因の一位はこれだということでした。
大きくなって、海を楽しむ人たちと一緒に泳ぐウミガメを、観光客も一緒になって大切に見守っていかなければなりません!蔡さんの熱いレクチャーの後、ナビたちは実際に花瓶岩まで行って海を眺めてみました!
 小琉球 |
 郷土愛に燃える蔡さん |
 日本人ダンボールアーティストの作品 |
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1階には模型がたくさんあります |
民宿では毎日1時間ほどの生態案内ツアーを行っています。海の中には入らず島内を案内してくれます。
 港の景色 |
 サンゴ礁で形成された島です |
 近くの公園 |
 シュノーケリング、ダイビングスポットでもあり |
 アオウミガメがひょっこり首を出すこともあり |
 ランドマークの花瓶岩です |
部屋を見てみましょう
小琉球に2017年現在、民宿は約500軒。10年以上経営している民宿はそう多くはありません。こちらの部屋は全部で7部屋。予約時間は9:30~20:30。室内には、テレビ、MOD、冷暖房、扇風機、ドライヤー、Wi-Fiは完備していますが、エコ重視民宿なので、アメニティ類はご持参ください。バスタオルなども、できればご持参くださいとのことでした。
 扇風機 |
 ハンガー |
 ドライヤーやバスタオル |
 冷蔵庫 |
 帽子 |
 テレビ |
 キー |
 ツアー参加の際の注意書き |
 エコ重視のための注意書き |
 民宿内は階段で上り下り |
 1階に飲料水機があります |
民宿にいないときは必ず海岸の潮間帯にいるというほど、島の環境に力を入れている蔡さんの島内案内は人気なので、民宿はいつも混んでいます。この日は2階のダブルと3階のツインを拝見しました。2人部屋が4室(153-1、153-2、153-3、153-5)、4人部屋が3室(153-6、153-7、153-8)あります。
観光だけでなく、料理や買い物も楽しめます
小琉球料理も食べました。海藻、刺身、桜エビチャーハンは必須のメニューですね。
 桜エビチャーハンとか |
 刺身とか |
 海藻の和え物はどれも美味しい! |
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小琉球名物の香腸も美味 |