レジャーにもビジネスにも使えるゆったりと優雅な雰囲気満点のホテル
こんにちは、台北ナビです。
台北から台湾新幹線(高鉄)で30分の新竹。ビーフンや豚肉団子の貢丸などのローカルフードのほか清の時代や日本統治時代から残る歴史的な建物が密集する新竹市や独自の文化を持つ客家人が多く暮らす南庄や北埔、内湾などへの観光地へ遊びに行きたいという方にとってもお薦めなのが、今回紹介する新竹シェラトンホテルです。
郊外にあるからこその広々としたお部屋は、とっても清潔でゴージャス。交通アクセスのよさを活かして台北への日帰り旅行だって可能です。
今回は、そんな新竹シェラトンホテルの魅力を徹底紹介しちゃいますよ~。
高級感あふれる落ち着いたロビーでチェックイン
 カーペットと牛革ソファで稲田を闊歩する牛を表現したロビー |
 スターウッドホテルの会員「スターウッドプリファードゲスト(SPG)」の方は専用カウンターで混雑知らず |
 来訪者を出迎えるゴージャスなモニュメント |
新竹シェラトンホテルのある場所は、高鉄「新竹」駅からタクシーで10分の新竹県竹北市。あまり聞きなれない地名ですが、新竹県の県政府(県庁)所在地で、ハイテク工業地帯、新竹科技園区で働く人たちのベッドタウンとして発展した新竹の衛星都市です。平日は国内外から出張で新竹に来たビジネスマンが多く宿泊し、ホテルのスタッフは外国人の対応にとっても慣れていてきめ細かい気配りが利いていてポイント高し。
ロビーは黒を基調とした高級感あふれる落ち着いたデザイン。カウンターの後ろにはハイテク工業地帯をイメージしたLEDモニターがさまざまな映像を映し出して新竹らしさを表現しているほか、カーペットと牛皮のソファーで稲田と牛を表現していて、客家人が暮らす農村のような雰囲気が演出されています。
お部屋に入るその前に…

ゆっくりと奥まで指し込み、グリーンのランプが点滅したらOK
チェックインしたら早速お部屋へ。新竹シェラトンホテルの客室部分は西館と東館に分かれていて、ロビーから乗るエレベーターの位置が違うので注意が必要です。
お部屋に向かう際にはルームキーをカードリーダーに差し込んで目的のフロアのある階のボタンを押しましょう。

小腹が空いたらいつでもどうぞ
そして面白いサービスは、お部屋のある各エレベーターホールには、新鮮なリンゴがたくさん置かれていて、宿泊客は無料で自由に食べることができるという点。ビジネス利用が多い新竹シェラトンでは、食事をとる時間がない忙しい人多く、そういう人にも手軽に空腹を満たしてもらおうという心優しいサービスなんだそう。
ホテルの裏手にはコンビニがあるのですが、わざわざ1階まで降りていくのも面倒……なんて時にはありがたいサービスですよね。食べきりやすいサイズなのも嬉しいです。
客室設備
新竹シェラトンホテルの魅力はなんといっても広々としたお部屋。スタンダードの広さでも12坪あり、しかもそれが一番小さい部屋だというから驚き。大きなスーツケースを2つ床に広げてもまだまだ十分な広さがあるから荷造りも楽々なんですよ~。
そして、嬉しいのがコンセントがとっても多いということ。携帯電話にカメラ、PC、ルーターなどなど、何かと充電しなければいけないものが多いこの時代、コンセントを巡って同室のパートナーに気を遣う必要がないのは本当に気が利いた配慮ですよね。
<バスルーム&アメニティ>
 一部の部屋では未設置ですが、今後全室に設置されるウォシュレット。必要な方はご予約時にご希望ください |
 楽々半身浴が出来るバスタブ |
 明るい洗面台 |
 シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ローション、ハンドタオル、シャワーキャップ、歯ブラシ、コップ、マウスウォッシュ、髭剃り |
 石鹸 |
 ドライヤー(引き出しの奥にコンセントがあります) |
 ハンガー、アイロン、懐中電灯 |
 スリッパ |
 シューズバスケット、シューミット |
 ミニバー |
 ミネラルウォーター、氷入れ、ティーポット |
 ポット |
 空調操作盤 |
 バゲッジスタンド |
 テレビ NHKはNHKワールドのほかBS1とBS2が視聴可能 |
 レターセット |
 ネット接続用ケーブル |
 セキュリティボックス |
 目覚まし時計 |
 ティッシュ |
 客家文化とゆかりのあるアブラギリの花をあしらったランプ |
広々とした客室は快適で気分爽快

Superior Twin(スペリオルツインルーム/高級客房)12坪 画像参考:1710
もっともベーシックなお部屋なのに12坪の広さで、コチラは137×203cmのツインベッド2台のほか、デスク、チェアー、ソファまであります。バスルームはシャワーブースとトイレが別れていています。バスルームとベッドルームの仕切りはガラス張りなっていて、とっても解放的。もちろんカーテンを下ろすこともできますのでご安心を。
 居心地がいいふかふかのソファ |
 仕事がはかどりそうなデスク |
 枕は2種類 掛け布団以外に肌掛け布団があり、掛け布団だけでは寒い時、逆に掛け布団では暑い時に調節できるのが嬉しいです |
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カーテンを開けた状態と閉めた状態 操作は洗面台横のスイッチで行います |
 水圧は十分のシャワー |
 バスタオル、フェイスタオル |
Superior King(スペリオルキングルーム/高級客房)12坪 画像参考:1722
基本的な設備はツインと変わりませんが、ベッドが203×203cmのキングベッド1台になっています。視覚的にはツインよりお部屋が広く感じられます。また、部屋によっては隣接する部屋と往来できるコネクトルームになっています。
 眺望もなかなか |
 隣の客室と合わせて4人部屋にすることも可能 |
お食事もホテル内で 宿泊客なら10%引きのサービスも

采悅軒中餐廳 4F 【昼食:11:30~14:30 夕食:17:30~21:30】
香港人シェフが腕を振るう広東料理レストラン。オリエンタリズムのムード漂う空間で至福の時を味わえます。

宜蘭産の上質な桜桃鴨を使った広東風北京ダッグは柔らかくて肉厚、しかもとってもジューシー
 日本で中華料理店のコックとして活躍したこともある張さんはとっても気さくです。 |
 北京ダック「吊燒金陵片皮鴨」はテーブルで切り分けてくれます |
 パリパリの北京ダッグの皮を宜蘭県三星産のネギが練り込んだ緑がかった皮で包んだ「片鴨」。香ばしくてかめばかむほど味が染み出てきます |
 北京ダッグの肉を炒めてキャベツで包んでいただく「鴨鬆」。しっかりした味付けなのに油っぽくなくヘルシーに食べられておいしい |
 北京ダッグの肉をおかゆに入れた「鴨粥」も選べます。こちらのお粥はお米がペースト状になった香港スタイル。シンプルな味付けで油っこい料理が続いた時、胃を休めたい時にはぴったり |
 「雪山脆皮叉焼包」はメロンパンで甘く味付けしたチャーシューを包んだ香港で最近流行のグルメ。外はサクサク、中はジューシーのコントラストがたまりません |
 「南翔小籠包」は日本人が大好きな小籠包ですが、もち米を使った天然の紅醋とショウガをつけて食べるのが特徴。紅醋は広東料理で多用される調味料で、癖のない酸味が小籠包の味を引き立て、さっぱりといただけます |
 「宮廷醬爆炒鮮帶子」はホタテをXO醤で炒めたシンプルな炒め物。日本人に人気だそう |
 「XO醬白花釀油條」はペースト状にしたエビのソースを絡めた油條の炒め物。油っぽくはなく、ふんわり柔らかな食感がおいしい。ピリ辛で箸が進みます |
 「鮮蝦腐皮卷」はエビを湯葉で巻いた揚げ物。濃厚なエビの香りが漂い、満足度の高い一品 |
盛宴自助餐廳 2F 【朝食:6:00~10:00 昼食:11:30~14:00 アフタヌーンティ:14:30~16:30 夕食:17:30~21:00】一度に300人が食事できる巨大なビュッフェ。宿泊客の朝食会場もこちらです。和洋中に加えて、インド人の利用が多いことから、インド人シェフによるインド料理も提供!日本では朝カレーが流行ったことがありましたが、台湾でも本格インドカレーが朝から食べられます。さらにベジタリアン料理も充実しているほか、フレッシュフルーツに台湾ではなかなか食べる機会のない生野菜のサラダなど盛りだくさん。1泊しただけでは決して食べきれない料理の数々を堪能してください。
 台湾らしくおかゆと豆乳 |
 体に優しい温野菜が充実 |
 サラダ類も凝っていて生野菜を食べる機会の少ない台湾では嬉しい配慮 |
 半熟卵 |
 日本人なら嬉しいと思う納豆も! |
 香ばしい焼き鮭もグッド |
 点心も食べられちゃう |
 涼麺(冷やし中華)はお好みの具と味付けでどうぞ |
 タンツー麺はスタッフがその場で茹でてくれます |
 ナビの個人的お薦めは本格インドカレー。目が覚めます |
 1泊しただけじゃ絶対に食べ切れません |
 タマゴ料理もその場で調理してくれます |
 パン類もお好きなものをお好きなだけ! |
 お子様も大喜びのラインナップ |
 フルーツもたっぷり |
夜は大切な人とバーでまったり
光吧 2F 17:00~翌1:00お食事が済んだら次はお酒を楽しみましょう。開放的ながらも黒を基調とした内装で、落ち着ける空間になっています。
ここのお薦めはバーテンダーさんが作るオリジナルカクテル。その日の気分やお好みの味に合わせて、世界で2つとない味のカクテルを味わってみてはいかがですか?価格は320~380元程度と、気軽に飲める値段なのが嬉しいですね。
 海外で高い評価を受けたカバランウイスキーをベースにしたちょっとビターでスモーキーなカクテル |
 スパイシーマンゴーという辛いマンゴーリキュールを使った爽快なカクテル。タバスコも入っていてちょっと違った風味が楽しめます |
悪天候でも大丈夫 ジムで体を動かして
万が一悪天候に見舞われてお部屋から出られない、、、出張中に体を動かしたいなんて時には5階のプールとサウナを完備したジムを使ってください。プールとサウナは6:00~22:00の営業ですが、ジム自体は24時間の利用が可能です。
台北からちょっと足を伸ばすだけでこんなに居心地のいいホテルに泊まれるだなんて、リフレッシュにぴったり。ここを拠点に新竹だけでなく、苗栗や台中への旅行も楽しめるのは使い勝手がとっても良いなと思いました。
以上、次の連休はここに泊まって北埔に遊びに行こうかなと計画しているナビがお伝えしました。