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天后宮(澎湖県)

離島 > 澎湖県

台湾で最も古い海の女神を祭る廟です

媽祖とは台湾や中国大陸福建省などで特に強く信仰されている海の女神のこと。航海や漁業に特にご利益があるとされ、台湾海峡に浮かぶこの澎湖でも古くから信じられていました。その信仰の中心となっているのが天后宮です。
1604年に建立されたといわれ、400年以上の歴史を持つ、台湾地区最古の媽祖廟です。清仏戦争などの影響でたびたび損壊することもありましたが、その都度再建され、日本統治時代にも修復作業が行われるなど、大切に守られ続けてきました。現在は国定一級古跡に指定され、2014年には3年間続いた修復工事が完了したばかりということもあり、鮮やかな色彩を放っています。正面には三川殿と呼ばれる3つの空間に区切られ3つの入口がある建物があり、その奥に正殿、そのさらに奥に後殿がある3層構造になっています。屋根や柱には龍や馬などの彫刻が施されています。
清朝時代は「媽宮」などと呼ばれ、音が似ている「馬公」に改称されるまでは周辺地域の地名としても親しまれていました。
馬公市最大の繁華街である中正路に近く、毎日多くの参拝者がひっきりなしに訪れます。観光天后宮とともに発展した旧市街地の「中央老街」と一緒に散策するとまるでレトロな時代にタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。

基本情報

  • 住所澎湖県馬公市正義街1号
  • 住所(中国語)澎湖縣馬公市正義街1號
  • 営業時間7:00~17:00
  • 行き方馬公港から徒歩5分地図

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スポット登録日:2019-06-19