「馬祖酒廠」は「八八坑道」(八八トンネル)の管理もしている関係から、「八八坑道」を見学し終わった後にここに寄ることが多いです。酒廠(酒工場の意味)と看板にありますが、ここは販売所と試飲スペース、そして、ビデオ(中国語)を見る試写室があり、内部はそう大きくありません。
馬祖の酒と言えば、陳年老酒(陳年高粱)大麹酒、高粱酒などが有名ですが、多くの人が買うのが「東湧陳年高粱酒」。これは、馬祖の東引にある酒工場で昔ながらの手法で造られた酒で、アルコール度は45度。低温発酵の高粱酒は、芳醇な甘みがあり、喉が焼けるような辛さもなく、すぐに酔うことができます…と説明書きにあります♪値段は700元。こちらは空港でも同じ価格で販売されていますが、税関を入っての免税店では販売されていません!なので、最後に購入したい方は、空港内ショップでご購入くださいね(ちなみに馬祖酒廠台北直營店では、735元になります)。
「馬祖酒廠」には馬祖で生産していた歴代の記念酒ほか、すでに絶版となってしまった薬酒などの珍しい酒類も展示してあります。価格表示が付いているものは購入可。いくぶん殺風景な内部ですが、入って左のスペースやカウンターでは、ただ今押しの高粱酒などを試飲させてくれます(どれもアルコール度は高いので飲み過ぎにはご注意を)。試写室では、時間ごとに馬祖酒工場の歴史などを放映しています。
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スポット登録日:2015-05-20