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創寫館

フォト・スタジオ・ソシャカンPhoto Studio Soshakan

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このお値段でこれだけ遊べちゃうなんて…これはもうやらなきゃ損かも、「変身写真」！

どうも、とよぞうです。今日はちょっぴりドキドキワクワク♪そう、女に生まれたからには、一度はやりたい（？）変身写真の取材にやってまいりました。実は私、若かりし頃（20代前半）に、日本で一度だけ経験済みなのです。ドレスの衣装レンタルにヘア＆メイク込みで４ショット2万円。プラス様々なオプションに追加焼き増しで、結局3万円くらいと、結構お金がかかったんだよなぁ～。

えっ？このお値段！？

ところが今回の取材先のパンフレットをナビゴンから手渡されビックリ！例えばアオザイ2着に写真が6枚付いて、たったの50万ドン！？

「これって衣装、ヘアメイク込みで？」「もちろん！」
ヒェ～！！！日本の10分の1やん！余りにも安い。ふとよぎる一抹の不安。もしや「安かろう悪かろう」では……。ええい、グダグダいう前にまずは試してみよう！いざ、ZENPLAZAは5F、「Photo Studio Soshakan（創寫館）」へ！

＜見た目は日本の写真館と変わりなし＞

＜この等身大パネルを作る勇気はない…＞

いろいろなデザインの見本アルバムに目移り

エントランスに、たくさんの見本写真がずらり。子供および結婚記念写真が圧倒的多数である。確かにここベトナム、ウエディングとタキシード姿の新婚カップルが、観光名所のあちこちで赤面モノの記念撮影してるもんなぁ。つくづく写真好きな国民です。

＜お～、国際結婚？＞

＜……。私にこのテンションが出せるだろうか……＞

＜日本の着物、ベトナム人に人気の様子＞

＜子供の写真に「カルメンエレクトラ」。それって確かセクシーモデルの名前……＞

日本人は写真好き？！

「日本人、写真大好きですよネ～！」とは、日本語堪能なマネージャーのトゥイさん。え、ベトナム人よりも、ですか？
「日本のお客さん、多いです。在住者のリピーターの方も多いですヨ～。日本帰国の直前に、最後の記念にって豪華なアルバム作る方、大勢いますネ～」それ分かります。だって安いもん！
そんなわけで日本人に人気のこの写真館、日本語スタッフも常駐で安心。細かい意思疎通ができるのって、形として残るものを作るときは結構重要です！

コースと衣装を決めましょう

まずはあれこれご相談。「アオザイ2着にしようかな」「1着アオザイ、1着ドレスのコースも人気ですヨ～。やっぱりドレス姿は女の子のあこがれですカラ」「（年齢的に女の「子」ではないんだけど…）うーん、10万ドン高いだけの、60万ドンかー。よし、そっちにしよう！」

＜まずはコース説明＞

＜次に衣装を選びます＞

＜見本アルバムはぶっといのが5～６冊！＞

さて、コースは決まったものの、たくさんの衣装の中から2点に絞るのが大変！！

＜いろんな柄があって悩む…＞

＜この左側の白いフリフリ……は30代が着たら、さすがに犯罪だろう＞

悩みに悩んだ末、よし、決めた、コレ！なんでもこのアオザイは、結婚式の衣裳だそう。どうせなら普段着られないものを着たいしね～。

さて、いよいよ変身です！

ドレスも無事決まり、それではいよいよ変身！まずはメイクとヘアセットです。

＜貴重品ロッカー完備＞

＜ヘアスタイルの見本に、日本の雑誌なども＞

＜舞台の控え室みたいですね～＞

＜アクセサリーも種類豊富＞

専用ガウンに着替え、鏡の前へ。やおら二人がかりでヘア＆メイク、同時に開始！おっとー！ドーラン、直塗りだ～！まさに舞台メイクって感じです。

＜みよ！ユンちゃんのドーラン塗りの早業を＞

＜「付けまつげはどうしますカー？」「もちろんお願いします！」＞

＜だって眼が倍の大きさになるんだも～ん♪＞

＜最後に髪飾りを着けて、完成！！＞

ドレスの撮影、本番開始！

ヘア＆メイク完成！衣装＆アクセもバッチシ！（途中、ドレスのサイズがやや大きくて、仕付け糸で縫いつけるという荒業も！）さあ、いざスタジオ入りです。

＜いよいよスタジオ内へ！ってなんか、場末のクラブシンガーみたいだな、私＞

＜カメラマンからポーズ指導、お直しさん……大勢の撮影スタッフが私ひとりのためにあれこれ手を尽くしてくれます！＞

＜隙を見てオリジナルポーズ。即、却下される＞

き……キツイ！

いやあ～、キツイです！何がって、ポージングですよ！
世の中には「キレイに見える体勢」の定番があるようで、写真のポーズは全て、スタッフの指図どおりに行います。
「胸を張って」「やや前のめりに」「肩下げて」「もっと下げて」「体斜めむいたまま顔正面」「目線こっち」「で、少し小首をかしげて」「でも力をいれずにリラックス」って、できるか～～～い！！！

＜結構、腰にきます。明日は筋肉痛か＞

＜手の位置から指の形まで、ぜ～～んぶ決められます＞

＜うう……かなり恥ずかしいが、なりきるのだ！負けるな、私！＞

「はい、にこっとにこっと。笑って笑って～～！！」

フォイさんのポーズ指導は全て日本語でありがたい。しかしフォイさん、体のあちこちから悲鳴がするんスけど……。いや～、世のモデルさんを改めて尊敬。こんなに全身をコントロールして、よくあんなリラックスしたキレイな表情を出せるものだ。思わずカタくなる表情に「笑って笑って～！」と楽しそうに盛り上げてくれるフォイさん、ラブ。

＜レフ版からポージングから、フォイさん大活躍＞

＜カメラマンさんも「笑って～！」

息つく暇なく、衣装チェンジ

ドレスが終わったら次はアオザイの撮影。ひ～、まだやっと半分？！そんな私のため息などお構いなし。更衣室でしばし放心状態の私に、あっという間に衣装を着せ替え（胸パッドもしっかり入れ！）、ほいっとスタジオに送還するスタッフ。

＜足の置く位置までぜ～んぶチェック＞

＜チャチに見えるセットも、写真のできあがりは…（こうご期待！）＞

＜このネコヤナギも造花に見えない！＞

ベストショットを厳選！

終了～～～！実に、メイク開始から２時間経過。いやはやなんとも肉体労働です。ほっと一息、化粧を落とし、髪をほどいてリラックス。
衣装を着替え、撮りたてホヤホヤの写真の中から焼いてもらう6枚を選びます。小（13㎝×18㎝）5枚、大（25㎝×30㎝）1枚。

＜写真を見比べやすいように並べてくれました＞

なかなか選べませんが、大丈夫

たくさん撮ってくれた写真の中からたった6枚しか選べない。これがなかなか難しい！…けどご安心。追加焼き増しは小1枚4万ドンで受け付けてくれ、たいていのお客様は追加されるそうです。いや～しかし…自分の顔ばっかりずっと見るの、照れるなぁ。これはカップルで来て、「お前のこの顔が可愛いよ♪」「いやん♪」とかいいながら選ぶのが正しい利用法かも……。

＜ええい、これだ！＞

＜照れますなぁ＞

「これは誰！？」目を見張る修正技術！

さて翌日。ワクワクの完成品を受け取りに参りましたが……

＜ドキドキの瞬間！＞

＜これは……！＞

シワがない！毛穴がない！！陶器のような肌！！！両頬のシミはどこへいった！？あの頑固な眼の下の住人の大クマは？
てか、これ、誰！？！？

＜「イライザのようなイジワルさも消されている！」とナビゴンも絶賛＞

＜ベトナムの演歌歌手？！＞

若返っただけではなく、美容整形並みの変身ぶり。そう、これぞまさしく「変身」！もう、この写真をお面に仕立て、常時つけて生活しようかと思うほどです！

＜これでしめて60万ドンは安すぎ！＞

＜同じポーズを取ってみました……が、同一人物とは思えません＞

リピーターになる気持ちが分かります！ぜひ、お試しあれ！

これははっきりいって癖になります。だって、毎日鏡を見ては眼につく「自分の気に入らないところ」が全て帳消しなんですよ♪
のみならず、いろいろな衣装に着替えたり、撮影体験自体も十分な娯楽。笑いを取るネタにするもヨシ、できあがり写真を家宝にするもヨシ？！
カップルでも女友達同士でも、キャッキャいいながら変身するのも最高に楽しい時間かと思います！
また、日本ではやや敷居の高い変身写真も、この低価格なら気軽にチャレンジできるのでは？
ぜひ一度、お試しください！ヤミツキになりますよ～♪

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット（お店）の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日：2009-05-27

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