5ツ星ホテルの中の老舗サロンは地元でもリピーターの間でも知名度とマッサージの腕前はお墨付きです!

シンチャオ、マダムアオザイでございます。今日はベトナム高級SPAの草分け的存在である「Qi SPA」で体験ができるとあって、大喜びのワタクシ、マダムアオザイでございます。世界中のSPAを制覇したいなんて、無謀な野望をもっております私。ホホ。SPAメニューならアユルベーダのシロダーラはいまだ未経験なんですが、それ以外のメニューはほぼ網羅しておりますの。ホッホ。実は今回の「Qi SPA」も台湾でもう行っております。そして今日施していただくスウェディッシュマッサージも他のSPAで体験済みでございます。んなわけで今日はいろんな意味での比較ってことになるのかしら。それでは、皆様、マダムアオザイの SPAワールドへ、ようこそ♪
ベトナムで「Qi SPA」って
ごめんあそばせ。ワタクシ「Qi SPA」の回し者では決してございませんが、ここでちょっとご説明を。皆さまご存じの方も多いと思いますが、「Qi SPA」は資生堂のSPAなんですね。だから、店内にはヘアサロンやネイルコーナーもありますが、化粧品からシャンプーまで、あらゆる美容ケア用品は、あたりまえのように資生堂!なんです。お肌が弱くて、いろんな香りやケア用品に手を出したくても出せない方、自分が慣れたものにより親しみを感じたい方にはピッタリ。マダムアオザイの皮膚は丈夫なため、何をつけてもどうってことはないのですが、この資生堂には安心と懐かしさを感じますワ。
さて、入りましょうか?
今日はホーチミンには3か所ある「Qi SPA」の内、モーヴェンピック・ホテル・サイゴン(旧オムニ・サイゴン・ホテル)のお店にやってきました。ここでちょっとこっそり教えちゃいます。お耳を貸してください。「Qi SPA」ってベトナム全土に8店舗も持ってるんですよ、あっらあービッグビジネスでございますわねー。5つ星ホテルの中とあっては期待も普通じゃございませんよ。3Fを降りると、スポーツジムの横を通って奥のほうへ突き進みます。あら、ジム内で汗を流してる素敵なマッチョがこっちを見てウインクをしましたワ。ホホ。
店内に入ると、あっらーやっぱり、ステキ。マダム期待の演出効果!が待ち構えてくれてました。白い花が清々しさを感じさせ、緑や岩の雰囲気ともうまく調和がとれています。美しいハーモニーですこと。スタッフの方たちもニコニコとしていて、サービスは笑顔からという基本がちゃんとありましたよ。
ロビーを抜けるとプールが見え、女性専用エリアがあります。ってことは男性だけのエリアもあり?ここ「Qi SPA」ではお客様の半分以上が日本の方とのこと。お部屋もたくさんあって、セラピストも約20名が常に待っていらっしゃいます。予約はするべきですが、1時間前でも大丈夫だそうですよ。まあ、マダムアオザイはお部屋にジャグジーがあるVIP sunflowerのお部屋に入っちゃいましたー。
まずは室内チェック!
お部屋にはサウナ、トイレ、シャワー室も完備。2人まで同時に施術もできます。大体SPAは夜にして、そのままホテルのベッドにひっくり返るというのがマダムアオザイのパターンなんですが、今日はまだ午前11時。明るい時間のSPAは戸外のジャグジーも気持ちよいですわ。それに今日のスウェデッシュマッサージは長期旅行者のためのコース、長旅の疲れをさっぱりと落としてくれ、リフレッシュできるというもの。2週間ホーチミンの街をほーんとよく歩きまくったマダムアオザイにはぴったりのコースといえるでしょう。
お着替えしますー
軽くシャワーを済ませると、まずは着替え(ここで、ちょっとまた小耳を。シャワーのところなんですけどネ、ロクシタンがありました・・・よろしいのかしら?ネ?)。まあ、バスローブにも「Qi」の字が。紙パンツはホコホコでした。各所のSPAに行ったことのある、マダムアオザイとしては、大体ス○ポンポンかTバックを多く見てきたので、このベトナムのスタイルは結構保守的ですわね、としみじみ。しかし、郷に入れば郷に従え、このホコホコを穿かせていただくことにいたしますワ。
ジャグジーは光を浴びて
ジャグジーはバラの花びらが散っていました。南国のSPAはこうでなくちゃ!昨日ホテルのプールに入り損ねたので、おもわずドボンと飛び込みたい衝動にかられました。と、浴槽傍らには薬草のようなものが置いてありました。てっきり!これも中に入れちゃうのよ、と勘違いしたマダムアオザイ。まずはミントを手に取り、バサッ、そして、次にしょうがを丸ごとドボン。そこでスタッフが飛んできて、これは違いますー、ヘ?違います。どう見ても入れてくださいのように見えたので、入れちゃいました。アラー。バラの香りにむせ返るはずが、しょうが湯につかって、ホッカホカー。

ショウガもこんなに大きい、こりゃ老生姜と言って漢方スープにはかかせないものでしょ。
いやはや、マダムとしたことがとんだ失態をしでかしてしまいました。いずれにしても、ホーチミンの戸外はあったかいので、ジャグジーに5分も入るとスチームサウナ状態です。さ、気を取り直して出ましょうか?♪
 バラの花びらが素敵、手のほうがもっときれいだって?? |
 バラの花とたわむれましたの。 |
施術が始まります
まずはベッドにうつ伏せになり、穴の中に顔をうずめました。スウェディッシュはほとんど背中が中心のマッサージです。背中を癒されるってのは、体全体の疲れがほぐされること。体は自然にダラーと、身を任せ切ってしまいましょう。押されているところが硬くなりがちな人は、何回か深呼吸をしたらいいですわよ、ハイ、吸って吐いて?。肩や腕、足、太ももまで十分ほぐされたら、今度は仰向けに。セラピストのハーンはこのように小柄ながら、かなり力がありました。ポイントをグイッグイッと、明らかにマダムより若いのに、なかなかの熟練者とお見受けしましたよ。

セラピストのハーン、笑顔がかわいい、いい子でした。
さて、仰向けになってくださいといわれる時には、気持ち良すぎて、深い眠りについてしまってる人も多いんですけど。マダムもSPA初心者の頃はよくありましたよ。呼ばれて思わず口元をぬぐってしまったことも、ホホ。でも、ここ数年は眠れないんですね。セラピストの指の流れを五感で追ってチェックしてしまっていますの。これもSPAにとりつかれたが故の宿命みたいなもんでしょうか。セラピストのテクニックは、お店の良しあしにもかかってきますよね。あの人がいるから、私はここのSPAへ行くのよってな感じで。次第にそういうゴットフィンガーを探し求めるようになってしまうんですね。ああ、だからSPA通いはやめられない。
手のマッサージ、揉んだり、引っ張ったり、ほぐしたり。手って案外気付かないけど、疲れてるんですのよ。マダムもお手々はクッタリ。
おいしいジュースがついてます
そろそろかなと思ってたら、終わりですよ、と耳元で囁かれました。ベトナムはタイに近いので、もしかしたら、最後に体をグオワオーと引き伸ばされるかと気持ちょっと構えておりましたが、さすが「Qi SPA」!そんなことはございませんでした。静かにゆっくりとエンディング。そして、ローブをまといソファに座ると、何をお飲みになりますか?と聞かれました。未知の世界に惹かれやすいチャレンジャーマダム、英語で見たことのない単語を選んだら、運ばれてきて口にした味はザボンでした。美味でございましたワ。
エピローグにあたり!
着替えようとしたら、シャワーをしますか?と聞かれました。が、オイルの浸透のため、しなくてもいいですか?と答えたら、微笑んでくださいました。皆様、美しい肌はこうやってつくるのですのよ。ホホ。アロマオイルマッサージじゃなかったので、いい香りはしなかったですが、普通のオイルにしては肌がサラサラしていましたね。やはり、資生堂は素晴らしい。「Qi SPA」はアジア人に合ったSPAというのを聞きましたが、SPAにこれから挑戦してみたいという方には強力おすすめ、マダムのようなSPAオタクも、リピーターになってしまう魅力を十分感じてしまいましたよ。さあ、皆さまが「Qi SPA」へ来られる間に、マダムアオザイは次なるSPAの旅へと旅立っていきます。それでは、再び皆様にお目にかかれる日まで、ごきげんようー。