アパ・カバール、バリ島ナビです!2015年も残りわずか、そろそろ来年の計画を立てはじめた方もいらっしゃるのでは?今回はそんなときに役立つかもしれない、2016年にバリ島で予定されている参加型イベントを集めてみました。ワールドクラスのビッグイベントが意外とたくさん開かれているバリ、見てるだけじゃなく積極的に参加してより思い出に残る滞在を楽しんでみてはいかがでしょうか?
日本では秋と言えばまず芸術の秋ですよね。バリには秋らしい季節はありませんが毎年10月はウブドで、インドネシアでも最大級の文学イベント「ウブド・ライターズ&リーダーズ・フェスティバル」が行われます。内外の作家のトーク&サイン会に詩の朗読、現役のジャーナリストによる論理的で簡潔な文章の書き方講座など、およそ200もの多彩なプログラムが用意されます。ほとんどのプログラムは英語、一部インドネシア語で行われるのでちょっと敷居が高いかもしれませんが、英語やインドネシア語の得意な文学好きの方、在住の方ならウブドのしっとりした雰囲気もあいまって知的な体験が楽しめそうです。ふだんは携帯やタブレットばかりで、本を読んでゆっくり自分の内面と向かい合う機会がなかなか持てないという方にも意外な気づきがあるかもしれませんよ。ワークショップなど有料のイベントの他にも、無料で参加できるイベントや展覧会などもありますので公式サイトをこまめにチェックして予約が必要なものは早めに申し込みをするのがオススメです。今年のキッズ向けの無料プログラムの中にはインドネシア在住の日本人マンガ家さんが教えるマンガの書き方講座なんていうものもありました。2016年の開催日程や招待作家、プログラム内容ははまだ決まっていませんが、例年通りなら10月、ウブドエリアのカフェやレストラン、ミュージアムなど多数の場所を会場として4日間のフェスティバルが行われます。
2008年から始まったバリ・スピリット・フェスティバルは、バリ島の素朴でスピリチュアルな雰囲気にひかれる人たちの熱い支持を得て、今や50以上の国や地域から7000人を超える人々が集まる東南アジアでは最大規模のヨガ、ダンス、ワールドミュージックの祭典になりました。期間中はそれらのクラスを始め、ヒーリングやメディテーション、自己の内面を見つめるセミナーやヨガビジネスのための講座など毎日なんと200を超えるプログラムが用意されています。日本からも毎年たくさんの方が参加しているそうですよ。特にヨガクラスはいろんな流派をカバーしているだけでなく初心者から上級者までさまざまなレベルに合わせたクラスが開かれていますので、初めてヨガにチャレンジする人でも自分にぴったりのクラスが見つかるでしょう。日本人の先生が指導するクラスも開催の予定です。
お料理好きや食いしん坊さんは見逃せないイベントがこちら。ウブドで3日間にわたって開かれるウブド・フード・フェスティバルです。今年始まったばかりですが、大成功だったようで2016年も5月最後の週末に開催されることが決まっています。バリやインドネシア料理ってとてもおいしいんですが、自分で作ってみようとすると調味料には一体何が入っているのやら想像もつかないということはありませんか?そんなレシピの秘密をトップ・シェフが教えてくれるワークショップや、バリコーヒーの名産地キンタマーニを訪れてのコーヒーテイスティングツアー、インドネシアやアジアの食に関するフォーラムなどなど、硬軟取りそろえた面白そうなプログラムがたくさんありますよ。モザイクやバリ・アスリといったバリの人気レストランのオーナーシェフや、シンガポールのおしゃれレストランのシェフのデモンストレーションが間近に見れるなんてフーディーズならかなり興奮するフェスティバルです。有名シェフのプログラムはすでにソールド・アウトも出ているようですから、予約は必至です。
のんびりした雰囲気が魅力のサヌールでは毎年8~9月頃にサヌール・ヴィレッジ・フェスティバルが行われます。2015年で10回目を数え、すっかりサヌールの名物フェスになりました。涼しくなる夕方から夜にかけ、お手頃価格でサヌールの人気レストランの味が楽しめるフードバザールのコーナーでお目当ての品をゲットして、お祭りフードを片手にいろいろなサークルのレベルの高いステージを鑑賞するのが定番の楽しみ方ですが、観光客が参加できるイベントもたくさんあるんです。開催日程もふくめ、2016年のラインナップはまだ未定とのことですが、今までの例だとフィッシングトーナメント、サーフィン大会、もっと気軽なところではヨガやサイクリングでのビレッジツアーなどなど。メイン会場の場所もまだ決まっていませんが、期間中にサヌールを訪れたら沢山のポスターが目に入ること間違いなしですからぜひチェックしてみてください。上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2015-12-02