今やタイの名物料理!!蟹とカレーの美味しい共演をお楽しみください。/ ปูผัดผงกระหรี่
こんにちは、バンコクナビです。ふわふわの卵、カニの風味、そしてその中にピリッと光る辛さ。今日ご紹介するのはプーパッポンカリーです。タイに来てお勧めは?と聞くと必ず帰って来る『プーパッポンカリー』の名前。観光客だけではなく、タイ在住者にも圧倒的に支持されている料理です。1度食べてしまったら、その人を虜にしてしまう『プーパッポンカリー』とは!?
◆ プーパッポンカリーって?
プーパッポンカリーとは渡り蟹のカレー炒めのこと。もともとこの料理はカニをカレーで炒めただけというシンプルなものだったそうです。それが卵を加え、今のような複雑で繊細な味わいに変わっていったそうです。
そのアイデアはなんとプーパッポンカリーで有名な「ソンブーンシーフードレストラン」の社長婦人なんだとか。恐れ入りました!
◆ ピリ辛の秘密
ちょっと唐辛子のようなピリッとする味がするけどあれは何?という方。あのピリ辛の秘密はタイの調味料、ナムプリック・パオです。ナムプリック・パオとはチリ・イン・オイル(食べるラー油)とよばれているもの。干し海老、玉ねぎ、にんにく、唐辛子を油で炒め、砂糖、塩を混ぜたものです。トムヤムのナームコンなどにも使われていますが、プーパッポンカリーでは主にナムプリックパオの油を大量に使用します。
プーパッポンカリー材料紹介
 カニと卵
本日の主役です! |
 カレー粉
これはかかせません。 |
 砂糖
隠し味ですね。 |
 ピーマン
これはなくてもOKです。 |
 あさつき
わけぎとも言います。
色見もよくアクセントに。 |
 玉ねぎ
シャキシャキ感がたまりません! |
 セロリ
味がひきしまります。 |
 ココナッツミルク
まろやかさ、こくの正体!? |
 ナムプリック パオ(油のみ使用)
味の決め手。
店によりこの油の多い少ないの差があり。 |
 オイスターソース
カレー味にコクがでます。 |
 ナンプラー
この料理でもやっぱり必需品。 |
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~プーパッポンカリーを気軽に楽しむ~
おいしそうだけど、殻をむくのが面倒だという方もいらっしゃるかと思います。そんな方にはプーニムパッポンカリー(ソフトシェルクラブのカレー炒め)というものもあります。こちらは脱皮したてのカニで、殻ごと食べることができるのでおすすめですよ! ただソフトシェルクラブはどこのレストランにでもあるものではありません。そんな時は殻を外した状態で出してもらうようにお願いすることもできます。「ヌアプーパッポンカリー」とお店の人に伝えてくださいね!
いかがだったでしょうか?カレーやチリなど多国籍の味が人種のるつぼのタイらしい料理ですよね。このプーパッポンカリー、ご飯にすご~く合うんですよ。コッテリとした味がご飯と絡むと箸が止まらなくなります。一緒に食べるご飯は、白米でもいいんですがナビから1つご提案!実はチャーハンと一緒に食べると結構美味しいんです。隠れファンが多いチャーハン&プーパッポンカリー、是非一度お試しください。!
プーパッポンカリーの代表的なお店